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文献詳細

雑誌文献

精神医学21巻2号

1979年02月発行

短報

外来治療における1つの試み—Haloperidol筋肉内注射による再入院防止の意義について

著者: 鹿井功1 服部英世1 三村孝一2 荒木邦治3

所属機関: 1熊本大学医学中毒研究施設神経中毒学部門 2蓮沢病院 3内藤病院

ページ範囲:P.199 - P.201

文献概要

I.はじめに
 精神科医療において,薬物療法の進歩は軽快退院者を増加させ,それとともに再発防止に関する研究は数多く報告されている3,7,9,11,12)。しかし,再発した患者に対する再入院防止の試み,さらには再入院による患者への影響などの検討が十分なされているとはいい難い。
 今回われわれは精神分裂病の再入院を防止する目的で,外来で連日haloperidolの筋肉内注射を行ない,ある程度の目的を達したのでその結果を報告し,特に再入院防止のもつ意義について少しばかり考察を加えたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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