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雑誌目次

論文

精神医学21巻5号

1979年05月発行

雑誌目次

特集 創刊20周年記念 第1部

巻頭言

著者: 内村祐之

ページ範囲:P.452 - P.452

 太平洋戦争中から戦後十余年にわたり,わが国の医学界は物心両面からの圧迫と打撃とを受けて,著しく活動の低調な時期が続いた。精神医学の分野も例外ではなく,その上,情報交換の不足という悪条件が加わって,不振をきわめた年月が流れたのであった。
 これより先,わが国の精神医学界の定期刊行物としては,学会自身の刊行する「精神神経学雑誌」が唯一のものであった。この雑誌の内容は,戦前までは相当の水準を保っていたが,ただ遺憾なことには,学位論文風のものが多くて,臨床医家に必要な知識啓蒙や綜説のようなものが非常に少なかったのである。

履歴現象と機能的切断症状群—精神分裂病の生物学的理解

著者: 臺弘

ページ範囲:P.453 - P.463

Ⅰ.緒言
 分裂病は原因のわからない病気だとよく言われている。しかしこの言い方は正確ではない。われわれは,分裂病といわれる疾患の発現と経過の連鎖のうち,いくつかの輪を知っており,その過程をかなり見通すことができ,それらに対してある程度有効な治療的手段をもっている。笠原22)は分裂病成因論として11の仮説を数え上げているが,そこに混乱をみることも論拠の豊かさをみることもできるのである。現在,われわれに未開の最大の領域は,分裂病の病態生理学的な分野であってこれがわからないからこそ,仮説はばらばらでつながらず,疾患を全体として理解し,治療的努力をその中に正しく位置づけるのがむずかしいのである。
 分裂病の理解には大きな物語が必要である。分裂病について人間学的な観点や社会心理学的側面から述べられた物語はしばしば魅力的である。だが,「目的や願望から物事を解釈しない」ことと,「経験に照らし合せて推論を検証する」(そしてその上で新たな推論を構築する)という科学的方法の要件を満たさない限り46),物語はフィクションの域を出ることはできない。分裂病の生物学的理解には,精神病理学的な記述を生物学的用語に翻訳し,さらに実験的な接近を可能にするようなモデルをつくることが必要である。本論文は,私の臨床的経験と実験的研究,および最近の精神生理学的,精神薬理学的知見をもとにして,なるべく適用の広い生物学的仮説を組立てようとしたものである。私はすでに「分裂病症候論の統一的理解をめざして48)」という論文を書き,最近また本論の要約ともいうべき小論49)を書いたが,本論文がこれらと重複する点のあることをお許しいただきたい。

精神医学への生化学の接近

著者: 柿本泰男

ページ範囲:P.465 - P.477

I.はじめに
 精神医学における生化学的研究は予想外にその重みを増してきた。筆者は脳の生化学の研究はしてきたが,精神病と生化学とを結びつけようとする試みは未だ早すぎると思っていたし,その方向の研究にはむしろ批判的であった。ところが,最近になって,比較的着実な成果が挙り始めている。それは治療に貢献するところまでには距離があるとはいえ,精神医学の進歩の道すじに,明確な足跡を後に残すものとなろう。
 この小編で筆者は専門的な生化学的研究を述べるつもりはない。一般的な精神科医--その中には生化学嫌いの人も多いことを念頭において--に大まかな流れと,意味とを解っていただくことを目的として書き綴ってゆきたい。

精神生理学に関する最近の諸研究

著者: 中尾弘之 ,   田代信維

ページ範囲:P.479 - P.493

I.はじめに
 人間の精神現象の変化につれて変化する生体現象がある。このような生体現象のうち,生理学的方法で記録できる現象を,精神現象と関連させて研究するのが精神生理学である。精神生理学で研究されている主な生体現象は,頭皮上から記録できる脳の電気現象と,自律神経系の動きを反映している現象である。本論文では,主として最近3年間における,精神障害の精神生理学的研究の幾つかを紹介する。精神現象一般の精神生理学については,わが国では金子らの著書「精神生理学」がある。大熊の著書「睡眠の臨床」も好著である。

内分泌学的研究

著者: 山下格

ページ範囲:P.495 - P.508

I.はじめに
 最近20年間における内分泌学の進歩は真にめざましいものがある。なかでも神経内分泌学的研究の発展は,中枢神経系と内分泌系の密接な関連性を明らかにし,精神医学の領域にも新たな関心を呼び起こした。
 副腎皮質などの末梢ホルモンの分泌は,いうまでもなく脳下垂体の各刺激ホルモンによって調節されるが,これらの刺激ホルモンおよび成長ホルモンやプロラクチンを含む脳下垂体ホルモンの放出は,主に視床下部の神経細胞でつくられる神経ペプチド(脳下垂体ホルモン放出ホルモンおよび放出抑制ホルモン)によって支配されている。さらにこれらの神経ペプチドの産生には,ドパミン,ノルアドレナリン,セロトニンなどの神経伝達物質が深く関与する。視床下部や大脳辺縁系の刺激や破壊によって末梢ホルモンの分泌に大きな変動を来すのは,このような機能関連に基づくものである。
 また一方,末梢ホルモンは,これらの上位中枢にfeed-back作用を及ぼすとともに,各神経伝達物質の酵素活性をはじめとする脳全体の代謝活動に広範囲な影響を及ぼす。また上記の神経ペプチドは視床下部のみならず脳全体にひろく分布し,脳下垂体ホルモンの放出ないし抑制のみならず,多様な中枢作用をもつことが推定されている。すなわちホルモンは摂食,飲水,性行動,攻撃活動などだけではなく,精神活動全体と深いかかわりをもっている。多少誇張した言い方をすると,脳はホルモンを産生,放出する内分泌器官であり,ホルモンは一種の神経調節物質であるともいえるのである21)
 本稿ではこのような脳とホルモンの密接な結びつきをもとに,1)日常生活で経験あるいは診療場面で観察される情動のうごきに伴って,どのようなホルモン分泌の変化がみられるか,2)ホルモンの過不足ないし周期的変動によって,精神状態にどんな変化を生ずるか,3)ホルモンをひとつの指標として精神疾患の病態をさぐることはできないか,4)向精神薬の作用機転とホルモンのあいだにどんな関連がみられるか,という4つの問題について検討することにしたい。

精神薬理学に関する最近の諸研究

著者: 伊藤斉

ページ範囲:P.509 - P.520

I.はじめに
 精神薬理学という学問は1950年代の初期よりスタートした新しい科学の一分野であるともいえる。1952年にJ. DelayとP. Denikerがchlorpromazineを初めて精神科領域において使用し,特異な向精神作用を見出したことが発端となり,以後薬理学者および精神科を中心とした臨床家の間で,様々な化学物質が精神機能にいろいろ異なった影響を及ぼす現象を観察する経験の集積によって発達を遂げてきたもので,殊に治療面への貢献は目ざましいものであった。当初ゴールド・ラッシュの如く開発された多数の向精神薬と,これに関する夥しい数の臨床報告は精神疾患のあらゆる状態を征服することが可能であるかの幻想を与えたこともあったが,20数年を経た今日,従来の向精神薬療法の成果には限界がみえてきた感がないでもない。これを解決する意図もあってか,この領域の研究の内容も,この数年来薬物の向精神作用の作用機序から,対象とする疾患の発症メカニズムの追究に及ぶ広い範囲にわたるようになりつつある。精神薬理に関する研究を討論する国際的な集会はいくつかあるが,その中で最も長い歴史を持つCollegium Internationale Neuro-Psychopharmacologicum(国際神経精神薬理会議,略称C. I. N. P.)は1958年来,隔年に集会が持たれており,1978年第11回の会議をWienで開催しているが,Hollisterは第9回までのC. I. N. P. の目立ったトピックスの変遷を次のごとく列挙している1)
 1958年。phenothiaziner tricyclic antidepressants,MAO阻害薬,meprobamateの臨床応用。
 1960年。正常者における各種薬物の行動および脳波上の作用。"治療"手段としての幻覚惹起薬(Hallucinogens)。
 1962年。新薬―lithium,butyrophenones,benzodiazepines,deanol,薬物の作用に影響を及ぼす社会的心理的要因。
 1964年。chlorpromazineの代謝,遅発性ジスキネジア。
 1966年。薬物の効果の生物学的標識,副作用。
 1968年。薬物の血中濃度。
 1970年。lithiumの薬物動態学,antiandrogens,併用と相互作用。
 1972年。三環系抗うつ薬の薬物動態学,遅発性ジスキネジア。
 1974年。薬物動態学(pharmacokinetics),オピエートレセプターとペプタイド"ホルモン"の作用。
 さらに1976年のQuebecにおける第10回C. I. N. P. におけるPlenary sessions,symposium,round tables,およびworkshopなどでみられたトピックスとしては,
 向精神薬と神経内分泌学
 synaptic receptorと向精神薬
 neurotransmittersと神経・精神薬理学における役割
 5-HTPの抗うつ作用
 向精神薬の代謝と薬物動態学
 minor tranquilizersの作用機序についての新しい研究のすう勢
 向精神薬と薬物相互作用
 therapy resistant patientsをめぐる問題
 薬効評価の方法論
 薬物依存
 精神薬理学における国際標準化の問題
 精神薬理学における定量的脳波の応用
 遺伝薬理学
 老年精神薬理学
 その他があげられる。そして1978年夏Wienで開催された第11回C. I. N. P. においては13のsymposium,16のworkshop,14のround table discussions,その他多くの一般演題と展示発表がなされたが,その中で主要なテーマを拾い上げてみると,
 躁うつ病の生物学的研究
 benzodiazepinesの治療効果の生物学的ならびに臨床的基盤
 薬物効果の生物学的・薬理学的予測因子
 neuropeptidesと精神医学
 indol amineとcatecholamine precursorsの行動に及ぼす効果
 薬物依存
 精神測定法,精神症伏評価尺度の精神薬理における進歩
 向精神薬の血中濃度の問題
 向精神薬の臨床試験のためのガイドラインと法的規制の問題
 線状体のpsychobiology
 精神薬理学における国際協力の諸問題
 向精神薬の分類の問題
 新薬に関するもの(抗精神病薬,抗不安薬,抗うつ薬,精神刺激薬,その他)
 等々があげられる。このように最近における精神薬理学の研究は多岐にわたり,この領域の初期における高度成長時代に多くみられたような化合物の動物およびヒトにおける行動面ないしは精神面に及ぼす影響,とくに精神疾患の各種症状の治療への試みといった方面から,広く疾患の発症メカニズム,薬物の作用機序,個体側の感受性よりみた治療効果の予測,治療方法の科学的検討,副作用,倫理問題にまで広範囲に及んできている。これらのすべてをまとめて解説することはなかなか困難な作業であるので,今回は"精神薬理学に関する最近の諸研究"のトピックスのごく一部を紹介してそれぞれの概略を述べることにする。

器質性精神病に関する最近の研究—微細脳障害症状群および正常圧水頭症についての批判的考察

著者: 原田憲一

ページ範囲:P.521 - P.535

まえがき
 器質性精神病の領域で取り上げるべき最近の問題といえば,何よりもCTによる脳の形態的臨床検索や,局所血流量測定による脳の病態生理学的,生化学的検査をまず数えねばならないだろう。それは単にそれぞれ検査技術の進歩にすぎないにはちがいないのだが,その著しい精密さは器質性精神病の臨床研究の領域に重大な進展を引き起こす原動力となるにちがいない。これらの驚異的な技術を用いての精神医学的研究の成果が世に問われるのは,しかしこれからである。
 器質精神病の個々の分野での研究としては,たとえば,Wieckの通過症状群という新しい概念,青斑核をめぐるせん妄とREM睡眠に関する知見,記憶障害の神経心理学的基盤についてのLhermitte一派の業績,老人精神障害をめぐる多くの精神病理学的,疫学的研究,ICUや人工透析など新しい身体医学技術の分野で生じる症状精神病の問題,などがあげられる。さらに器質性精神病の精神症状を人間学的に理解しようとする動き(人見)がみのがせないのと同時に,いわゆる内因性精神病の器質性基盤の探究(たとえば,分裂病の認知機能障害面の研究や,壁の切断症状群仮説など)という方向が,器質性精神病研究の両翼に連なる。

WHOの最近の活動(1)

著者: 加藤正明

ページ範囲:P.536 - P.540

I.はじめに
 WHOの精神衛生部を中心に,比較的最近行なわれてきた諸活動,とくに専門委員会,研究グループ,セミナーなどについて概観してみたい。なお現在進行中のうつ病の国際研究と,これから開始される第2回精神分裂病国際研究などについては,高橋良氏が,述べることになっている。WHOの精神衛生部もDivisionになったのは最近のことで,以前はOfficeに過ぎなかった。筆者が知っているかぎりでもKrapf,Baan,Lebedev,Hasler,Sartoriusと責任者が変り,この間に専門委員会に参与したのは,村松常雄,金子仁郎,満田久敏,井上英二,和田淳などの諸氏と小生であり,セミナーには多数参加し,研究グループには新福尚武,長谷川和夫,高橋良その他の諸氏が参加している。WHOフェローシップの最初は高木四郎氏であり,岡田敬蔵氏のあと小生が行ったのは,1958年のことであった。その後精神衛生専門委員に任命され,1961年の疫学セミナーを最初に,地域精神衛生セミナーなどのあと,1965年から第9回ICDのための「精神医学的診断・分類・統計委員会」のメンバーとなり,1975年まで続いた。この間にServices for the Prevention and Treatment of Dependence on Alcohol and Other Drugs(1966年10月,報告書はNo. 363,1967)と,Uses of Epidemiology in Housing Programmes and in Planning Human Settlements(1972年9月,報告書はNo. 544,1974)に出席した。またこの間に自殺に関する調査や,精神衛生法の国際比較にも参加した。また,最近のWHOの動向として,発達途上国の問題にとくに集中していること,社会精神医学から生物精神医学への傾斜がみられることなどが目立っている。余り旧聞に属するものは避けるが,WHOの精神衛生部の研究計画を樹てるようになったのは1965年からであり,この立案者は当時のBaan部長よりも部員だった林宗儀氏であったことを,特筆しておきたい。

WHOの最近の活動(2)

著者: 高橋良

ページ範囲:P.541 - P.549

Ⅰ.WHOの中期精神衛生プログラム(1975-1982)の概要
 WHOの最近の活動について述べる場合に1975年から1982年にかけてのWHOの中期精神衛生プログラムの活動と題目について概観しておくことから始めたいと思う。その一部は既に加藤氏によって触れられているので,ここでは疾病分類や薬物依存,アルコール中毒など以外の問題についてくわしく述べてみたい。この中期計画の目的はWHOが各国のアルコールや薬物依存に関連したものも含む精神医学的,神経学的,社会精神医学的諸問題を予防し,ないしは減少させようとする努力に協力し,第二に精神衛生技術と知識を適切に利用することによって全般的保健サービスの有効性を増加させること,第三に社会的な機能や変化の精神衛生的側面の知識を増加させ,これらの活動の戦略を発展させることにあると言われている。そしてこれらの目的を達するための具体的方針としては次の事項が取り上げられている。各国や各地域更には世界レベルで精神衛生問題を取り扱うサービスや機関の間の協力関係を改善すること,計画立案者や保健サービス関係者に社会的,経済的ならびに環境的作用の精神衛生的な意味合いについての知識を殖やし,精神衛生プログラムに地域の関与を増加させる手段を確立すること,国の保健計画の統合部分として精神衛生プログラムを計画し組織化する方法を発展させること,精神衛生の問題を一般的ならびにプライマリ・ケアの中に取り入れ,精神衛生サービスと一般保健,社会福祉,教育その他のサービスとの間の協調を促進すること,精神衛生,精神医学,神経学,精神薬理学や行動科学の領域で得られる知識を国や地域や世界レベルでの優先的な問題に応用することを促進する方法や戦略を発展させること,また特に精神衛生サービスやその人的資源,健康管理の社会心理的な側面,各国のニードに関連した研究などの情報伝達を促進する機構を確立することなどである。
 また更に精神衛生問題を取り扱う広範な保健関係者やその他の人々の意欲と能力を増加する戦略を発達させること,精神衛生管理における治療やその他の有効な方法を発達させ,精神衛生活動の機能を発達させる研究を奨励し助長すること,すなわちアルコールや薬物依存に関連したものを含む,精神医学的,神経学的,社会心理的問題の疫学および比較文化的側面,精神医学と神経学の臨床的ならびに生物学的側面,健康と健康管理の心理社会的側面,神経ならびに精神疾患に特に関連した廃疾の社会心理的側面に関係した方法と戦略などを研究することであるが,これらすべての努力の中で最高の優先権は各国自体の自立的な研究を遂行することに与えられる。また麻薬や向精神薬の国際的関連協約のもとでWHOに与えられた機能を遂行すること,アルコール消費や依存薬物の非医学的使用に関連した問題の統制,精神遅滞ならびにその他の不具者のリハビリテーションと地域社会への復帰に関連した活動および一般的社会経済的発展に関連した問題や生活の質的改善,例えば住宅や栄養等の改善活動における国連およびその専門機関と非政府諸機関との協力などがあげられる。

研究と報告

抗てんかん剤Acetazolamideの血中濃度に関する研究

著者: 乾正 ,   頼藤和寛 ,   東均 ,   西村健 ,   畑田尚哉

ページ範囲:P.551 - P.558

I.はじめに
 近年てんかんの治療は抗てんかん剤の血中濃度を測定しながらより合理的に行なわれるようになってきた。わが国でも1968年頃からガスクロマトグラフィーを用いる測定法が開発され多くの抗てんかん剤の血中濃度の定量が可能となり,治療有効量や副作用発現量などに関する知識が集積されつつある。そして最近これらの血中濃度の定量が臨床検査の一つとしてルーチン化される気運にある。
 抗てんかん剤のうちで,生体内における酵素阻害が明確に知られている点で特異な位置を占める薬剤に炭酸脱水酵素阻害剤がある。わが国では現在,acetazolamide(Diamox)とsulthiame(Ospolot)が臨床に繁用されているが,この両者に関してはまだ,体系的な血中濃度の検討は行なわれていない。
 今回われわれはpH-changing法を用いてacetazolamideの血中濃度の定量を行ない,若干の知見を得たので報告する。

動き

ハイデルベルク精神科における記念講演会瞥見記(Thema : Psychopathologie als Grundlagenwissenschaft 100 Jahre Heidelberger Psychiatrie)

著者: 保崎秀夫

ページ範囲:P.560 - P.561

 Heidelberg大学精神科について,すでに本誌に次の三つの動向が報告されている。
 1)宮本忠雄:新ハイデルベルグ学派をめぐって.精神医学,12;799,1970.

基本情報

精神医学

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-126X

印刷版ISSN 0488-1281

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