I.はじめに
双生児法は家系研究とともに臨床遺伝学の古典的,代表的な研究方法であり,分裂病の病因論の解明に大きな寄与を果した。分裂病双生児の系統的研究はLuxenburger(1928)の研究に始まり,Rosanoff,Essen-Möller,Kallmann,Slaterらの研究,日本における井上,満田らの研究によって,分裂病の病因が遺伝であるという仮説を支持する結論が得られている。
しかし1960年,アメリカのD. Jacksonによって,力動精神医学の立場から,ふたご,殊に一卵性のふたご(MZ)はその特殊な心理的関係のため分裂病に対する特別な危険性があるとして,分裂病の遺伝因,ひいては双生児法についての方法論上の疑念が出された。Rosenthalはこれまでの双生児研究の問題点,MZの一致率が高すぎること,性による一致率の違いのあることなどが,資料の集め方の偏り,分裂病の診断基準のあいまいさ,卵性診断の不正確さに基づくものであるなどの建設的な批判を行ない,研究方法としての双生児法の有効性を指摘した。
1960年代から70年代にかけて発表された北欧の諸研究はいずれも双生児登録によるものであり,これらの研究の結果はMZの一致率が30%前後でこれまでの研究に比べて低率であったが,MZの一致率は二卵性のふたご(DZ)の数倍あり,遺伝説を否定するものではない。
またSlater,井上らによって,別居のMZの研究が行なわれ,別居したことのないMZの一致率との間に有意の違いのないことが明らかにされ,分裂病の遺伝説に確実な根拠を与えた。
1960年代には従来の家庭研究における遺伝因と環境因を分離するために養子法が工夫され,その研究の成果は分裂病の病因の遺伝説を裏付けることになり,双生児研究の有用性を再確認する結果となった。
分裂病が1つの疾患単位ではなく,症候群であれば,双生児研究は,病因としての遺伝と環境の働き方に従って,分裂病の異種性を解明し,疾病論に寄与することができる。井上は双生児研究から病因論的に分裂病を分類し,3型に分けている。
一方双生児法は,遺伝子型とともに働く環境要因の客観的分析に役立つ不一致例や,症状や経過に違いのある不完全一致例の比較分析から,遺伝子型から分裂病に至る発病過程やその後の経過を実証的に知りうる可能性がある。日本における井上,満田らの研究や,1960年代からアメリカのNIMHで行なわれている不一致のMZの研究はその意味で興味深い。
分裂病双生児に関しては,すでに井上21,24,26,27,30)(1957〜1973),満田48,49)(1957,1963),Rosenthal・Kety65)(1968),Rosenthal66)(1970),Slater・Cowie75)(1971),Zerbin-Rudin83)(1971),堺68,69)(1971,1976),Diebold6)(1973),阿部1,2)(1975),Gottesrnan・Shields14)(1976)などの多数の総説の中で述べられているので,本稿ではこれらを参照しながら,これまでの主要な双生児研究の成果,双生児研究に対する批判と反論,分裂病の異種性,分裂病の病因論(発病過程)などについて展望してみたい。
雑誌目次
精神医学21巻7号
1979年07月発行
雑誌目次
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
双生児研究
著者: 飯田真
ページ範囲:P.673 - P.687
養子法による分裂病の研究(展望)
著者: 南光進一郎
ページ範囲:P.689 - P.695
I.はじめに
精神分裂病の病因としての遺伝と環境の役割を明らかにする実証的な研究は,今のところ臨床遺伝学をおいてほかにない。とりわけ双生児研究は一卵性のふたごと二卵性のふたごの一致率を比較することによって,遺伝と環境の役割を分離する有力な武器である。
1930年代から60年代にかけて相次いだ双生児研究は,いずれも一卵性のふたごに60%から80%という高い一致率を報告した。これが長い間分裂病に遺伝が関与する証拠とされてきたのである。ところが60年代に始まった北欧の国民登録による双生児研究は,従来の研究に比べてきわめて低い一致率を報告し,遺伝の役割に疑問がはさまれることになった。このことがきっかけとなって新しい方法論,すなわち養子法を用いて遺伝と環境の役割を分離しようとする試みが脚光をあびるようになる。
養子法による分裂病研究はその方法がまだ新しいにしても大変興味ある主題である。にもかかわらずわが国ではまだ詳しく紹介されたことがない。本稿ではまず養子法の原理および研究方法について述べ,次にこれを用いた分裂病の研究を主として病因論の面から概観してゆきたい。
High-Risk Study
著者: 大平健
ページ範囲:P.697 - P.704
I.はじめに
精神分裂病の発病に係わる遺伝と環境の二作用の解析において,比較的新しい研究手法にhigh-risk法がある。分裂病に罹りやすいと判断されうる個人とその家族を追跡して調べ,発病に先立つ生物学的な因子および心理的な因子を明らかにしようというものである。より一般的には,疫学においてcohort studyと呼ばれる方法に他ならないが,これには従来のcross-sectional studyやcase-control studyといったretrospectiveな方法に比べて二つの大きな利点がある。生活歴における出来事とその影響とを直接観察しうること,障害発現前後の各種要因を比較しうることがそれだが,精神科領域では,服薬していない状態の観察が可能であるという利点を更に挙げることができる。
歴史的にはD. Sobelが1931年に着手したものが最も古いと思われるが,彼の研究は継続されず,B. Fish(1959)の研究,Mednickら(1962)の研究が実際上古い。現在では,著者の調べた限りでは,18の研究グループが6カ国でhigh-risk法による調査を行なっている。各グループの研究は,riskの概念・基準,調査対象群の規模,年齢構成,追跡期間の長さおよび追跡期間中の調査の内容,対照群の性質などの各項目について各々独自なので,全体を俯瞰するためにはやや多様にすぎる。本稿では,概要がある程度明らかになっている二,三のグループの研究を紹介するが,その前にまずriskの概念を整理しよう。
精神分裂病と染色体異常
著者: 浅香昭雄
ページ範囲:P.705 - P.712
I.はじめに
精神分裂病が病因的に異種の疾患の集合であることは,異論のないところである。精神分裂病の診断屑籠に投げこまれていた精神病症状群から,その群に特徴的な症状を示す染色体異常群―その他の精神分裂病群とは似て非なる一群―を拾い上げ,染色体異常の病因的意義を明らかにすることが,近年発展した細胞遺伝学の仕事のひとつであった。染色体異常のうち,性染色体異常が精神障害と密接な関連をもっているが,その数的異常であるKlinefelter症候群,XYY男子,Triplo-X女子,Turner症候群について,以下にいままでの諸報告を概観し,若干の新知見を加えて考察してみたい。
Klinefelter症候群は1942年に報告され,女性型乳房,無精子症,睾丸の小さいこと,尿中FSHが高いこと,睾丸組織の精細管の硝子様変性とLeydig細胞の膠様増殖などを特徴とする男子の性腺発育障害である。Turner症候群は1938年に報告され,身長が低いこと,無月経で2次性徴の発現がみられないこと,卵巣は発育不全で索状になっていること,その他翼状頸,外反肘などを示す女子の性腺発育障害である。Klinefelter症候群の染色体構成の基本型は47, XXY, Turner症候群のそれは45, Xであり,いずれも1959年に染色体異常が確定されている。XYY男子,Triplo-X女子は偶然の機会から発見されたものであり,特異的な身体所見をもたない。XYY男子の染色体構成の基本型は47, XYY, Triplo-X女子のそれは47, XXXであり,前者は1961年,後者は1959年に染色体異常が確定されている。
遺伝モデルに関する仮説(展望)
著者: 阿部和彦 , 小田昇
ページ範囲:P.713 - P.719
I.はじめに
双生児での分裂病に関する一致率の調査,および分裂病の親から生まれて養子に行った人々の追跡調査の結果の発表などにより,分裂病への易罹病性(なりやすさ)には個人差があり,遺伝的な因子が何らかの影響を与えているという説が多くの研究者に支持されるようになってきた。
分裂病の一卵性双生児での一致率は最近の報告では30%前後のものが多い。一致率は双生児の一人が発病した後,追跡調査された年数が長ければ上昇する傾向があるので1),最近報告された一致率も追跡期間を延長すれば少しは増加することが予想されるが,いずれにしろ100%からはほど遠い値であろう。したがって分裂病になりやすい「素質」を持った人々の一部が発病すると考えるのが適当であろうが,この素質については脳内,または他の器官をも含む代謝上の特徴を想定している人々,ある種の性格特徴が遺伝する結果分裂病になりやすくなると主張する人々などがあり,種々の仮説がある。
後者の例として,Bleuler2)は,衝動や興味を調和させて,意志や態度を形成する能力の低下という形で,またMednick23)によれば,まわりの人人の不親切さに対する敏感さが遺伝し,このような特徴をもっている結果として分裂病になりやすくなるという考えである。
このような素質が如何にして親から子へとうけつがれるかが次に問題となる。素質が如何なるものかという問題と同様,素質の遺伝形式についても現在のところ結論は出ていない。この文では,現在までに出された仮説の主なものをあげ,それぞれ実際に観察された所見とどのような点で合致または矛盾するかについて簡単に述べてみようと思う。
精神分裂病と家族の精神生理学的研究の展望
著者: 守屋裕文 , 安藤克巳
ページ範囲:P.721 - P.734
I.はじめに
精神分裂病の精神生理学的研究はこれまで非常に多くの報告があり,分裂病者では正常者からかなり偏りのある知見が得られてきている。一方,これまでの患者家族の研究は,家族成員のパーソナリティや家族全体の様態,さらには家族内コミュニケーションの様式などに関するものが多い。例えば,Lidzら23)は,分裂病の家族には夫婦間の役割と分裂とがあり,それが分裂病の病因になっていると報告し,わが国でも高臣ら56)(1966)が分裂病家族を父母との関係で,そのありかたを4群に分けたり,藤縄ら5)(1966)が画一型,分割型,散乱型の3群に分けて考察している。また井村・川久保ら18)(1966)による離散型,同化型,牧原ら31)のかかわりのサイン欠乏型,存在型など分裂病患者家族の様態を明らかにした研究は多い。家族病理をコミュニケーションの様式からとらえたものとして有名なBatesonら2)(1956)の二重拘束説,Wynneら59)(1958)の偽相互性などがみられる。
しかしながら,このような研究の多くがなお心理的観察の範囲内にとどまっており,分裂病患者家族の上記のような特殊な家族の様態や,コミュニケーションのありかたの背景にある生物学的基盤についての研究はまだその緒についたばかりであるといえよう。Reiss(1976)41)が指摘するように家族生活におけるコミュニケーション過程は子供の注意と知覚能力の発達に影響を与え,それがまた遺伝的に規定されている点を考えれば,分裂病患者家族(両親,子供,兄弟)の精神生理学的研究は分裂病解明に重要な手がかりとなるであろう。
枚数の都合もあり,「分裂病」の項における脳波,誘発電位,CNV,皮膚電気反応,瞳孔反応,睡眠などについての研究の紹介は島薗51),島薗・安藤ら50)の綜説に詳しいので,それを参照していただき,ここでは眼球運動,局所性脳血流量,注意・認知障害にしぼり,これまでの報告を紹介し,「家族」の項では,いわゆるhigh risk群に関する研究を中心として,注意・認知障害,自律神経機能など比較的新しい知見について述べてみたい。
分裂病の家族研究の展望
著者: 牧原浩
ページ範囲:P.735 - P.746
I.はじめに
分裂病の家族研究ほど複雑多岐にわたり,しかも各研究者の間で厳密な一致の得られない分野も少ない。したがって,そのすべてを網羅しつつ展望を試みることは到底不可能であり,浅学な筆者のような者にとっては荷の重い仕事である。
そこで,筆者は主なテーマを3つにしぼり,その問題点を考えてみた。第一は分裂病の原囚を家庭環境に帰そうとする成因論的な家族研究である。第二は家族全体における各成員の布置や成員間の相互作用,それらが作りだす家族機能と家族構造などを問題とする力動論的家族研究である。この2つは重なり合う部分が多いが,厳密には区別して考えたほうがよいであろう。第三は分裂病の家族療法である。この最後のテーマは,今回の特集のテーマである遺伝と環境という問題とややかけ離れているかもしれないが,本来家族研究--ことに力動論的家族研究--と家族療法は表裏一体のもののはずであるから,敢えて触れることにした。
この第一から第三への順番は,ちょうど私の興味の焦点の移動と同じで都合がよい。しかしそれだけに無理な独断と偏見が生ずることを恐れるものである。
なお,分裂病の家族研究は元来遺伝論へのアンチテーゼとして出発したのであるが,今日では両者は必ずしも対立的なものとはみなされなくなってきているし,筆者もある程度はそう考えている。しかし,この拙論においては,従来の遺伝対環境という枠組に従って,専ら環境論の立場を厳守しつつ述べてゆくことにしたい。
分裂病家族のTransmission論
著者: 川久保芳彦
ページ範囲:P.747 - P.754
I.はじめに
分裂病のtransmissionについて述べる場合,分裂病の成因論との関係は重要である。
元来,transmissionといえば遺伝学的研究と同義的に考えられ,古典的遺伝学的研究は精神医学的診断を基礎とし,染色体的レベルの意味でのtransmissionを診断の一致という面から把握されてきた。
しかし,分裂病の診断そのものが多様化するにつれ,遺伝学的研究も精神医学的診断を基礎とするよりも,精神病理学的・症候論的様相を呈する状態のスペクトルとして取り上げ,その面での共通性としてtransmissionをとらえてゆく傾向を示して来ている。つまり,遺伝的立場をとる研究者も分裂病のtransmissionというよりも,子供のもつvulnerabilityの素因を親に求めるという視点の転換が行なわれてきているように思える。
かような視点の転換は古典的遺伝学的研究にみられる比較的単一的transmissionの考え方からより複雑な考え方へと導くだろう。
特に分裂病の家族研究が進むにつれ,環境的要因としての親子関係―特に対人関係面―が重要視されるに従って,transmissionの考え方はより複雑さを呈してこよう。例えばtransmissionは親のもつ形がそのまま子供に伝わると考えるのが基本的であろうが,対人関係を重要視した場合,相称的相互関係ばかりでなく補完的相互関係も無祝できず,transmissionの一つの型として広く考えねばならないし,また,Wynne, L. C. 1)のいう家族における意味の注入と隠匿the injection and the concealment of meaningや,親から子供に対する意味の排除forclusionの概念などもtransmissionの中に含まれるだろう。また,transmissionを個から個へという考え方ばかりでなく,集団から個へというtransmissionも考えられるだろう。
かようにながめてみると,分裂病の成因に関する遺伝学説と環境説とが接近し,両学説を含めた考え方―例えば後成説Epigenesisの如く―が進むにつれ,分裂病の成因とtransmissionとの関係は複雑となり多様化してこよう。
TransmissionについてFleck, S. 2)は家族におけるtransmissionとして4つのレベルをあげ説明している。
そこで,参考の意味もあり,Fleckの4つのレベルを簡単に列記してみよう。
A)細胞および細胞に準ずるレベル
1)遺伝
2)生前の環境
B)生物学的・心理学的レベル
1)母親の行動を通してのtransmission
2)ボディ・イメージと自己境界に関する概念化
3)言語と思考
C)関係のもち方の指導
1)モデル
2)文化的
3)同輩のいる環境への準備と指導
D)社会化
1)コミュニケーション
2)成人-同一性のトレアランス
3)他人への世話
4)家族からの解放
以上である。
このFleckの4つのレベルをみても,transmissionの考え方が単一的レベルからより複雑なレベル,そして,個人の発育過程に沿ったより深いレベルからより浅いレベルまでに及んでいることが理解されよう。
ところで,筆者は本小論において家族のtransmission論について述べなければならないが,上記の如くtransmissionは複雑であると同時に,transmissionの機制や様相については明確とはいえない。
したがって,transmissionそのものを述べることは甚だ困難である。
そこで,今回はいままで行なってきた家族研究の資料からtransmissionとして考えられる資料を取り出し,transrnissionを考える場合の問題点を提起するにとどめ,transmission論を述べるという重責を果たしたいと思う。
なお,分裂病のtransmissionについて述べる場合,分裂病の病型が常に問題になってくる。
筆者がこれから述べる資料はすべて比較的急性に発病してさまざまな症状が発現する時期があり,それに続いて,あらわな症状の消退する時期が比較的長く続き,やがて,再発するような経過をとる病型の分裂病患者とその家族の資料である。したがって,これから述べるtransmissionに関する記述はすべての分裂病について述べているわけではないことをはじめにお断わりしなければならない。
精神分裂病のNatural History
著者: 中野幹三
ページ範囲:P.755 - P.761
I.はじめに
1964年,生物学者のJ. Huxleyら1)は次のような説を発表した。「精神分裂病は浸透の低い優勢遺伝子が病因と考えられる。あらゆる国を通じて,およそ1%の分裂病の人々がいるが,これは突然変異のみで維持されるにはあまりに高すぎる。この病気のようにはっきりした不利益な遺伝的形質は,補償的になんらかの利益によって均衡が保たれるのでない限り,一集団にこの頻度で存続することはあり得ない」と。彼らの主張の眼目は,分裂病者が適応上の利益を有すると明確に述べたことにあり,分裂病の遺伝子がnegativeなものだけでなくpositiveな作用を生体に及ぼすと考えたことであった。
分裂病のnatural history論とは,Huxleyらの問題提起をうけて次のような課題を担うものである。分裂病者の生活様式を個体としてではなく,個体群のレベルで,病気という判断にこだわらずむしろ適応上の利益,不利益のバランスという側面からみてゆこうとするものである。このような研究領域はまだ十分な市民権を得ているとはいえず,実証的なデータもそろってはいないが,分裂病の病因論や,治療論に寄与するところは大きいと思われる。以下,いくつかの研究を選んで紹介したい。
分裂病の発症条件について
著者: 小出浩之
ページ範囲:P.763 - P.768
I.はじめに
ここで私が提起するのは,分裂病の発症条件についての3層の見方である。それは,一口に分裂病といわれる病態のどの層をわれわれは問題にし,治療の中でどの層にかかわっているかを明らかにするためである。
まず第1層は(すでに発病している)病者を病的世界へ陥らせる契機である。すでに発病している病者とて,四六時中病的世界に陥っているわけではない。彼らを病的世界へ陥らせる契機は治療者のほんのちょっとした態度によることも多い。まず次節で病者を病的世界へ陥らせる直接の契機について論及する。
ついで第2層はいわゆる発病状況である。ここでは病者が出会っているおおまかな困難性が問題となる。その困難性に基づいて,病者はほんのちょっとした契機で病的世界へと陥る。この第2層は,第1層が微視的,直因的であるのに対し,中視的,近因的である。
最後に第3層は発病状況を発病状況たらしめている巨視的,遠因的条件である。すなわちここではいわゆる病前性格が問題となる。もちろんこの3層はそれぞれ無関係なものでなく,緊密に関連しあっている。その意味ではこの小論は,この3層の有機的関連を統一的に把握する試みともいえる。そこにまたこの小論が単に「生活史」のみでなく,病態をも包み込まなくてはならぬ由縁がある。以下症例に添って各層を順を追って考察していくことにする。
精神分裂病—Transculturalな立場からの一考察
著者: 竹友安彦
ページ範囲:P.769 - P.783
Ⅰ.
学派を超え,国境を超えて精神分裂病(以後分裂病と略す)についての会話の範囲が拡がるほど,分裂病の定義が実は決して明瞭でないことが表面に現われる。与えられた問題を考える時,まず直面するのはcross-trans-culturalに妥当な定義の必要なことであり,それはとりもなおさず,そのような定義に到る方法論の問題である。これらが一応解決されれば,それ自体われわれの問題に寄与する多くのものを含むことが予見される。
International Pilot Study of Schizophrenia1)(IPSS)は幸いにこのような解決に近づこうとする先蹤のない試みである。まずIPSSをわれわれの考察の立場から要約してみたい。
比較文化論の立場から
著者: 林憲
ページ範囲:P.785 - P.789
I.はじめに
分裂病の環境因に関して比較文化論からも多くのことが言われてきたが,まだまだなすべき研究が多く,定説を立てるに至っていない。目下比較文化的および時代比較的に観察された分裂病事象の中で,次の4つのことがらが重要と思われる。まず第1に分裂病罹患頻度と病像の地域文化的差異,その差異をその地域文化の特性に関連づけて病因をさぐろうとする方法にまつわる問題,第2に世界各地で発生した人口移動と文化の流動およびこれらを通して惹起された価値観の混合ないしは磨擦が,如何に分裂病の発生と病像の変化に影響したかを取り上げる見かた,第3は分裂病の経過が慢性化を辿り精神荒廃を起こす特性に関して,各文化間にその予後の良否の差異が発見されているが,その差異を比較文化論で更に追究しなければならないこと,そして第4は分裂病の臨床診断規準が果たして国際間に設置できるものであるのかないのか,もし設置可能なところへゆきつけないのであれば,比較文化論の立場では如何にこの問題に対処すべきなのかという課題である。
症状変遷について—巣鴨・松沢病院の資料からみた精神分裂病妄想内容の推移
著者: 藤森英之
ページ範囲:P.791 - P.798
I.はじめに
精神分裂病(以下,分裂病と略記)の臨床像は昔に比べて変わったであろうか。たとえば都市における緊張病の減少あるいは一般に分裂病の軽症化が語られるが1,2,15,16,25),はたして分裂病の病像や経過が変化しているのであろうか。こうした分裂病の臨床症状の変遷を,妄想内容の時代変遷に焦点を合わせて論じてみたい。
筆者はこれまでにも巣鴨・松沢病院における妄想の主題変遷について発表している6,7)。たまたま現在,同じテーマについて別の雑誌に投稿しているので8),ここではそれらの資料から主要な点と思われる事柄のみを記すことにしよう。
精神分裂病の予後
著者: 村田豊久
ページ範囲:P.799 - P.807
Ⅰ.まえがき
精神分裂病の疾病概念を整理し,疾病理解を深めていく上で,予後研究は欠くことのできない手段である。本特集号のテーマである「精神分裂病の遺伝因と環境因」の追求においても,本来はかなりの役割を果たさなくてはならない使命をもっているのであろう。しかし,現在のレベルでの予後研究は,未だ精神分裂病の成因として,どの程度遺伝因が関与し,どの程度環境因が関与しているかについて,直接に明確化する研究手段としてまでは発展していない。予後研究は精神分裂病の経過と転帰を把握し,そこに生じる差異が何に帰結されるかを検討することを当座の目的としているからである。そこでは経過と転帰がどの程度それぞれの分裂病者のもっていた生物学的資質に基づくのか,あるいは患者のおかれている環境的諸条件の影響を受けるのかを考えようとする。ただその作業も間接的には,精神分裂病の成因としての遺伝因と環境因を推察する一方法となりうるかもしれない。すなわち,精神分裂病の経過を規定する因子のなかで,もともと患者にそなわった内的病的過程というものを,ここでいう遺伝因におきかえることが,また経過に影響を及ぼす患者の生活史上の問題,家族関係,患者のおかれている社会的立場,治療的働きかけのあり方などの諸要因を,ここでいう環境因におきかえることも可能ではないかと考えるし,また他にそのことに迫る確実な方法をもちあわせていない精神医学の現状からは,それが必要のようにも思われるからである。
たしかに理論的には,予後研究は精神分裂病の本態の解明にせまりうる数少ない臨床的研究方法の手段となりうる性質のものであっても,実際にはその目的に近づきえた研究が少ないことが痛感される。それは,厳密な対象選択と調査方法に基づいても追跡調査をすすめることが予想されるよりもはるかに困難なためである。長年,地道な予後研究をすすめてきたHuber12)は,本来の目的での予後研究を行なう条件として次のようなことを強調している。1)精神分裂病の疾病概念が明確化されていること,2)生活史,現病経過,治療の反応がしっかり記載された症例のみを対象とすること,3)全疾病経過が連続的なものとして把握されていること,4)対象とした症例数が内容分析をするにたるほど充分であること,5)研究はチーム・ワークとして長期間続けられること,そして同一地区あるいは同一病院の患者のみを対象とするのでなく,異なる地区でも研究を行ない比較してみること,6)患者との面接は,訪問して患者の居住している場所で行なわれること,である。これらのすべての条件をすべて満たした研究はきわめて少ないように思われるし,少なくともわが国では今後とも困難ではないかと考える。
結語に代えて
著者: 井上英二
ページ範囲:P.808 - P.809
現在はすでに,分裂病を直接の対象とした研究から離れている筆者にとって,この特集に寄せられた14篇の総説のとりまとめを試みるということは,かなり気の重い課題である。14篇の論文は何れも,細部に亘っての記述はさておき,それぞれの角度から分裂病の“病因”に近づこうとする目的に沿って,指導的な立場にある人々や新進気鋭の研究者達が,自らの経験を要約ないし,枠組みとして,観察された事実あるいは学説を再構成して提示した何れ劣らぬ労作であるからである。
さて“分裂病の病因”を問題にする時,いつでも最初に提出される疑問は,“分裂病とは何か”という疑問である。その提出のされ方には人により場合により,微妙な色調の違いはあっても,共通する立場は,まだ対象が定義されなければ,その対象の成立過程における因果性は追求できないという認識である。竹友氏が紹介されたWHOのIPSSは,分裂病の定義の問題を正面切って取り上げた最大規模の研究プロジェクトであり,またこのプロジェクトは,異なった“文化圏”の間の対話を促進し,精神障害の問題を共通の地盤で扱う時の条件を整備するというすぐれた副産物を生むことであろう。
巻頭言
特集にあたって
著者: 笠原嘉
ページ範囲:P.672 - P.672
この特集の意義や目的については多言を要しないと思う。遺伝と環境。生物的要因と心理・社会的要因。この両面への配慮を必要とする程度が分裂病とよばれる病態において,とりわけ高い。そう考えることに対し,今日おそらくかなりの数の精神科医の賛同を得られるのではないだろうか。臨床経験の質や研究上の立場の違いから,以上の二つのどちらかにより多く重心を移すということはあるにしても,である。ところが,筆者の識るかぎりでは,この両面を均等に扱った著書や論文は意外に少ない。このような特集に意味があると考えた所以である。
企画に際しては,井上英二,飯田真,牧原浩,三先生の御参加をたまわった。深謝申し上げる。とくに井上教授には全篇を御通読いただき「結語に代えて」を御執筆いただいた。遺伝学者の立場から今後になされるべき遺伝と環境の統合の仕方について有益な示唆をいただいたことは感謝にたえない。
基本情報
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64巻11号(2022年11月発行)
特集 ひきこもりの理解と支援
64巻10号(2022年10月発行)
特集 精神・神経疾患に併存する過眠の背景病態と治療マネジメント
64巻9号(2022年9月発行)
特集 学校で精神疾患を「自分のこと」として教育する
64巻8号(2022年8月発行)
特集 ジェンダーをめぐる諸課題を理解する
64巻7号(2022年7月発行)
特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論