(1)イギリス公衆衛生の先駆者達は最初はすべて社会改革論者であって医師でもなければ学者でもなかったと言われるが,合から200年前,ジョン・ハワードをヨーロッパの病院と監獄の改良運動にかりたてた人道主義精神は正に産業革命の生んだおとし子であった。彼は当時医師すら顧みようとしなかった病人,犯罪者等の単なる隔離,抛置,終焉の場所にすぎなかった病院と監獄の悲惨な状態をつぶさに書き記し,それをあくまでも治療,社会復帰の場所に改良しようとして一生を捧げ,最後は僻地のペスト救援に倒れた。しかし医者でも学者でもない彼の名は医学史に,矯正の歴史に大きな足跡を残した。今もなお各国で人道主義活動を行なっているハワード協会やセント・エリザベス病院の有名な犯罪精神病院ハワード施設に彼の精神はうけつがれている。バーナード・グリユック,オーバーホールザー,ベン・カープマン等の著明な精神医学者を社会精神医学の分野に送り,また,カープマンの説くno punishment,treatment onlyのスローガンは犯罪者といえども精神障害が認められれば当然優先的に治療の対象となるべき旨を規定したDurham Ruleを生んだ。
約100年前,アメリカの若き宣教医師ベリーは神戸,大阪等の病囚の診療にあたり,その余りにも悲惨なる状態に驚き自発的に改良に志し大久保利通を動かして,73項目にわたる報告書に基づく犯罪者処遇の改善を促し,はじめて中央に監獄局が設けられる緒口をつくり,わが国の矯正改革の先駆者としてまた,日本最初の看護婦養成学校の指導者として日本の医療史と,矯正の歴史にその名を刻んだ。医療福祉と矯正福祉はもともと同じ歩調で進んで来たのである。
雑誌目次
精神医学21巻8号
1979年08月発行
雑誌目次
巻頭言
矯正精神医療の基盤
著者: 大津正雄
ページ範囲:P.812 - P.813
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
老年期痴呆の臨床—疫学と診定上の問題
著者: 長谷川和夫
ページ範囲:P.814 - P.823
Ⅰ.まえがき
近年,本邦における人口の高齢化により老年医学あるいは医療の問題は多くの関心を集めている。精神医学の領域においても例外ではない。
ことに老年期にみる痴呆性精神疾患は,病因が不明であることから,原因療法が確立されず,多くは介護に終始するのが現況であり,社会的対策にせまられている。
老年期における痴呆とその形態学的背景
著者: 松下正明
ページ範囲:P.823 - P.834
I.はじめに
初老期や老年期にみられる器質性痴呆(以下,痴呆)は,変性疾患や脳血管障害の発症頻度が高くなることより,他の年代にみられる痴呆と比べて,はるかに多様多彩な像を示すようになる。痴呆と一口に言っても,その具体像がいろいろであることは,Alzheimer-type dementia, Pick-type dementia, Huntington's dementia3)といった疾患名に形容された痴呆,cortical dementia, subcortical dementia19),limbic dementia5)のような脳の解剖学的部位によって特徴づけられた痴呆などの,諸報告をみても一目瞭然であろう。
脳器質性疾患という一つの大きな領域を考えると,痴呆の原型ともいうべき進行麻痺や老年痴呆(Alzheimer病を含む)を中心に,隣接した精神分裂病,躁うつ病,てんかんなどの領域との中間に,それぞれに類似したタイプの種々の痴呆が配置されるといった構造をとっている。たとえば,Pick病を例に出せば
<症例1>14) 死亡時57歳の,元来変人と評されていた大学卒の男性。48歳再婚当時,夏でも靴下を2枚はく,米をといでおくと冷飯を中に入れてかきまぜる,自己中心的な性格などの奇矯さが目立っていたという。52歳,母や妹とぐるになって自分の財産を盗るといって妻を訴え,判事に異常性を指摘されている。54歳頃より,異常な言動が明らかとなってきた。下着を1年間も換えようとしない,畳の上に靴のままで上ってくる,警察に無用の電話をする,往来にむかって大声で話しかける,日中より窓や雨戸をしめきる,役所につとめているが,話がとんちんかんで,仕事にならない,終日椅子に坐っているだけ,夜出勤したり,洗面所に小便したりする。精神分裂病の診断で某病院に入院中,都合で松沢病院に転院。たるんだ表情,落ち着きがなく,無遠慮,表情乏しく,診察に拒否的,自分勝手にしゃべるのみで,会話ができない,茫乎,無気力,無関心,嫌人的で他人との接触がない,話かけてもそっぽをむきしらぬ顔,尊大で怒りっぽい,人間味がなく冷たい,不潔でだらしがない。記憶,記銘や計算力については検査に応ぜず不明だが,ときに正答することもある。問いの了解が悪い。喚語困難,保続症があり,話題の転換ができない。徐々に語彙は減少し,四肢の抵抗症,把握反射がみられてきた。肺膿瘍の喀血で急死。脳は1,250g。両側側頭葉の限局性萎縮,とくに第2〜3脳回がつよい。組織学的には,側頭葉第2,第3,第4脳回が最もつよく侵され,帯回,島回でも軽い細胞脱落があった。前頭葉,眼窩脳には著変がない。
この例は,高度の判断力障害,異常行動,対人反応の欠落,"Denkfaulheit",滞続言語,感情の鈍麻,言語了解の障害など典型的なPick病タイプの痴呆であるが,本病の特徴の一つとして,病初期,往々にして精神分裂病と誤診されることを挙げることができる14)。主として,側頭葉型Pick病にみられ,対人反応の障害,拒絶症,感情の冷化など,まさに精神分裂病のそれと類似した症状を呈することは,この疾患が脳器質性疾患のなかで,精神分裂病圏と接した領域に位置していることを物語り,さらに論を拡げればPick病の研究が精神分裂病の症状発現機序解明への一つの手がかりとなることを示唆しているかのようである。
また,Huntington舞踏病の初期,精神分裂病と誤診されることが多いこともよく知られていることで,最近dopaminergic systemとの関連で,精神分裂病の背景に基底核の機能障害があることが指摘されていることを考えれば13),Huntington's dementiaも精神分裂病圏に近接した領域に位置していることが想定される。
症例の供覧は省略するが,Progressive supranuclear palsyにおいても,特有な痴呆がみられることが知られている。Albertによれば1),1)忘れっぽさ,2)思考過程の緩慢化,3)感情と人格の変化(無感情,無関心,抑うつ,刺激性,多幸症),4)獲得した知識を処理する能力の障害の4つの特徴が挙げられる。とくに第1の忘れっぽさは,真の記憶障害とは異なり,時間をかけ,力づけしながら質問すると正答が得られることより,記憶の系列を正常の速度で機能させるためのtiming mechanismが障害をうけることにより生ずる症状で,みせかけの忘れっぽさといえるという。このような痴呆像は,視床変性症,小脳変性症,パルキンソン病,前頭葉障害などでみられる症状とも類似しており,行動のプログラミングの障害,あるいは言語刺激と行動反応との時間的遅延などの,前頭葉障害による症状との一致が指摘されている。
このような種々のタイプの痴呆の発現理由は必ずしも充分に明らかにされていないが,最も考えうることは,病変の局在性の違いということであろう。老年期の痴呆を診断するにあたって,これらの痴呆の特徴が脳のどの部位の障害と対応するのかを,まず考慮する必要がある。とともに種々の痴呆の発現メカニズムを知ることによって,それと類似した各種の内因性精神病への原因追求へのアプローチを得ることができることも期待できる。
中枢神経系の老化とその超微形態—とくに原線維変化と老人斑について
著者: 小柳新策
ページ範囲:P.834 - P.846
I.はじめに
われわれにとって,老化はさけ難い現象であり,とくに中枢神経系(CNS)はそれを構成する神経細胞が再生能を失った細胞群,つまり固定性分裂終了細胞群(fixed postmitotics)に属するため,個体の老化においては特異の立場にある。すなわち神経細胞の寿命が個体の寿命であるという考え方がある一方,老年痴呆やアルツハイマー病のように痴呆を主症状とする疾患としての老化現象があることは重要である。
本論文ではCNSの老化構造につきまず一般的なことを述べ,次いでこれらの老化構造のうち,老年痴呆やアルツハイマー病に特徴的にみられるアルツハイマーの神経原線維変化と老人斑についてその超微形態を述べる。著者自身の剖検例での経験をもとにして,歴史の比較的新しい電子顕微鏡がこれら病変の実体解明に寄与した点に重点をおきながら,同時に著者が1974年にやや詳しく行なった総説26,27,28)に若干の補足をすることにする。なおこれ以外の構造についてはその総説や著者の最近の論文30,31)を参照していただければ幸いである。
予後と治療について
著者: 加藤雄司
ページ範囲:P.847 - P.855
I.はじめに
このシンポジウムで筆者に与えられたテーマは,老人の精神障害の治療と予防に関する問題である。ここでいう「老人の精神障害」の中には,老化,ことに中枢神経系および中枢神経系の血管の病的な老化に伴う精神障害,すなわち器質性の精神障害と,このような意味での病的老化とは直接的には結合しない,いわば非老化性,機能性の精神障害とをともに含むことになる。長谷川,松下,小柳の3講師は,このうちことに病的老化に基づく,器質性の,臨床的には痴呆を中心症状とする疾患について,その疫学,臨床,病理,さらには中枢神経系の病的老化の超微形態にわたる広範なお話をされたが,筆者は機能性の精神障害をも併せて述べたい。しかしながら,このような前提に立つとこの中に含まれる疾患,病態は極めて広いものとなり,その全体を網羅して限られた時間内で述べることはできないのでPittの最も簡単な分類8)に即して老人の精神障害の代表的なものに限ってその治療を中心に,予防と予後とも結びつけながら述べたいと思う。
基礎的諸問題とまとめ
著者: 石井毅
ページ範囲:P.855 - P.857
小柳は,老年精神障害のうち最も一般的な老年痴呆,アルツハイマー病の脳の超微形態的変化について,数々の新しい知見を提示した。そのうち,筆者にとってとくに印象に残ったのは,一つはアルツハイマー原線維変化の成因に関するものであり,他は老人斑についてである。
アルツハイマー原線維変化が人の老人脳にのみ見出される,特徴的な変化であることは周知のとおりであるが,これの成因についてさまざまの説がある。ことに,正常神経細胞内に存在する線維構造に由来するのではないかという考えは,すでにアルツハイマーがこの変化を見出した当時からあった。それゆえに,原線維変化(Fibrillenveränderung)と名付けられたのである。今日では,神経細胞の正常線維構造に関する知識は当時とは比較にならぬほど,よく分ってきた。そして,神経細胞内の線維構造も他の身体細胞と異なるものでなく,微細糸(microfilament,アクチン),神経細糸(neurofilamentまたはfilament),および微細管または神経細管(MicrotubuleまたはNeurotubule)の3種類から成ることが分っている。神経細胞は長い突起をもつために,このような線維構造がよく発達している。小柳が超微形態的に神経細胞内の神経細糸とアルツハイマー原線維変化の移行を直接写真で図示したのは,卓越した業績といわねばならない(これについて筆者は最近,牛脳より抽出した神経細糸蛋白を抗原として兎に抗体を作り,螢光抗体法によってアルツハイマー原線維変化内に神経細糸蛋白の存在することを証明したが,未だ発表に至っていない)。しかし,どのような原因で,人の脳内にだけアルツハイマー原線維変化が生じるのかは未だ分っていない。
研究と報告
内因性精神病と主要組織適合抗原
著者: 宮永和夫
ページ範囲:P.859 - P.865
I.はじめに
現在まで,内因性精神病(以下精神病と略す)の成因1,9)について数多くの仮説が提示されているが,明確な答は出されていない。ここに述べる主要組織適合抗原(HLAと略す)は,主として,移植免疫学の分野で研究発展をとげ2),現在では難病をはじめとする種々の疾病への関連性が明らかにされてきたものである。
精神病とHLAの関連性については,すでに1974年のCazzulloら12)以来,いくつかの報告が行なわれているが,現在のところ,抗原性の相違があり,未だ完全な一致をみるに至っていない。
一方,今日まで日本人において,HLAと精神病との関連性の有無を論じた報告はない。われわれは,現在までの諸外国の報告と自験例を比較検討しながら,精神病の免疫説および,HLA抗原の存在する第6染色体上の精神病発症の誘発または抑制遺伝子の存在可能性を提示したいと思う。
心気神経症のライフサイクル的考察
著者: 野中幸保
ページ範囲:P.867 - P.879
I.はじめに
神経症は,主に誘因とパーソナリティという,2つの大きな要因のかかわりの中で理解される。パーソナリティの発達障害と,それに及ぼす誘因との関係は,S. Freudが精神分析理論を発展させる中で,指摘していることは周知のとおりである。
しかし,神経症はまた社会的存在としての人間性の病理とも考えられ,社会的要因を考慮に入れる必要もある2)。これまで神経症の病像や成因が患者の社会的条件(例えば,性別,学歴,職業,社会的地位など)だけでなく,個人を越えた時代文化的な特徴との関係があることも明らかにされている5,9)。
ところで,E. H. Erikson1)(1959)は,精神分析,児童分析,比較文化論,ならびに対人関係論的見地を踏まえた,自我心理学の立場から,epigenesisなる概念を提唱し発展させた。つまり,人格の社会心理的側面にみられる世代心理の特性に注目し,人間行動の理解を深めようとしたのである。この彼の考え方の起源は,Freudの口愛期,肛門愛期,男根期,エディプス期といった,リビドー発達論にさかのぼることができる。ところが,Eriksonは,Freudの幼児期への重視限定を越えて,しかも人間性の成長発展を社会とのかかわりの中から捉え,広く人生そのものを8段階に分け,各世代の特徴を明らかにしたのである。つまり,(1)基本的信頼と基本的不信,(2)自律性と恥と疑惑,(3)積極性と罪悪感,(4)生産性と劣等感,(5)同一性と役割の混乱,(5)親密さと孤独,(7)生殖性と停滞,(8)自我の完全性と絶望,がそれらである。
さらに西園7,8)(1972)はこのライフサイクル説をふまえて,新しい神経症論を展開している。それによると,幼児期での種々の体験や対人関係といった要因が強く作用し,世代的特徴の少ない神経症と,世代心理との絡みで生じやすく,世代的特徴をよく現わしている神経症とがあることをつきとめている。これは,Freudが初期に提唱した,精神神経症psychoneurosisと現実神経症actualneurosisという,神経症二元論的理解の現代版であるとしている。
ところで,心気神経症は精神的葛藤を身体症状として訴えるものと理解される。そしてそれは,人間の基本的不安の一つである生命喪失の不安にかかわるものであるだけに,すべての世代に起こりうるものである。ただ,それが具体的に心気神経症として表現されるには,患者のパーソナリティや心因が関与し,それらの違いによって症状構造も多様化している。例えば,西園・田辺ら6,10)(1969,1973)は心気神経症には,(1)焦点の定まらない多彩な身体症状,(2)身体感覚の増大,(3)身体病の確信,(4)医師の説得,保証に反応しない,(5)精神生活を話題にしない,という5つの臨床的特徴があると指摘し,中核群と辺縁群に類型分類して詳細に論述している。その中で,心気的態度に重点を置き,一つの心気神経症としての疾患単位を確立している。
今回,私は心気神経症の理解を深あるため心気神経症をライフサイクル的立場から考察を加え,その特徴について論じたい。
入眠時幻覚を動機として憑依状態を呈した1例について—祈祷性精神病(森田)理解への一寄与
著者: 関根義夫
ページ範囲:P.881 - P.887
1)入眠時幻覚を動機とし,義姉の宗教的暗示により愚依状態を呈した28歳独身女性の1例を報告した。
2)憑依現象は,その発生にシャーマン文化の存在が濃厚に関係しており,この文化圏では,この現象は病的状態とは考えられていないため,憑依現象を呈する人は,「病識」を持つことの困難な場合のあることを述べ,本例においても,これにより説明した。
3)元来,憑依状態を呈しやすい要因として問題とされてきた知能あるいは批判力欠如は,必ずしもその必要条件ではないことにも言及した。
周期性うつ病者の1例に試みた中間期療法の経験
著者: 巽信夫
ページ範囲:P.889 - P.895
I.はじめに
近来,(殊に単相性)内因性うつ病の病前人格,心的力動,および発病状況等に関する知見には,うつ病の本態への理解を深めるうえでも多くのすぐれた研究報告のあることは,すでに木村1)の展望にもみるとおりである。
ただ,せっかくのこれらの蓄積もその治療的応用の点になると,抗うつ剤の画期的な進歩,開発の前にまだまだ影がうすく,今後に課題を残す形になっている。
この背景には,"病相期そのものの加療には,その病態の性質上どうしても薬物をはじめとする生物学的治療に依存せざるを得ず,かつ相応の効果をおさめること"さらに"病相期以外は原則的に正常の姿に戻り(遷延,慢性例は別),その際には医療的関与を必ずしも必要としないこと"をはじめ後述するような諸要因にはばまれ,治療者,被治療者ともどもに治療的関心が病相期に絞られがちという事情もあずかっているようである。
更に,数回以上にわたり毎回等間隔で病相の訪れるタイプに出会うと,うつ病自体に内在する周期性という自律的変化の視点に先入され,治療的にもより生物学的方法に力点がおかれがちになる(生物学的治療接近を軽視しているわけでないことを念のため断わっておく)。
今回,たまたま毎年の定期的なうつ状態の陥りに悩む中年患者に出会い,病相〜回復後を通じ2年近く治療的関与を継続し,そのより本質的な治療局面にまで展開する機会を得たので報告する。
殊に中年期以後のうつ病者においてこのような実践はなかなかの困難を伴い,むしろ稀でもあろうが,原理的にはすでに予想されていることを具体的に確認し得,また治療的関与を通じ病前人格の病理的側面が一層浮き彫りにされ,うつ病相もその延長線上の一コマとして把握する観点に近づき得たのである。
なお,病相期以外の治療場面では抗うつ剤その他の薬物は使用せず,かつ精神療法においては,その本来のあり方に即し,あくまでも当人の自発自展を尊重し,その目標にそった歩みの方向を見失わない程度に適宜助言するといった態度で臨んできた。
またより事実に即するため患者からの報告を何よりも素材とし,それ故本稿もできる限り本人の言葉で語るよう心がけている。この点からも本報告は筆者と患者との共同作業の結果であることをあらかじめ断わっておく。
古典紹介
Hans Jörg Weitbrecht:Offene Probleme bei affektiven Psychosen
著者: 伊東昇太
ページ範囲:P.897 - P.905
情動精神障害の臨床により深く関係する人が当惑を覚えるのは,今日の知見でもっても十分保証されたと思える疾患について,躁うつ病がそうである如く,われわれが原則的な点で初心のままということだ。内因精神病の領域での効果的な詳細な研究の基本的仮説は,なお解明を待っている。みた目には大変うまく組合わされたそしてまとまった精神医学各論の体系,そしてその機械的な応用を表面的に一瞥して知らされる以上に,すべてはまことに流動的である。Luxenburgerがかつて純臨床的に躁うつ病の体質圏を越えたところにある危険な明確さを口にしたのはもっともなことである。研究と考察の突風がまもなく起きるであろうフェーン訳注)の一日の晴間にこれはすぎない。情動精神病の精神病理学が,大体分裂病の問題点のような同じ興味を著者らに呼び起こさなかったのは疑いない。ちなみに始まったばかりの第3帝国の年代までの第1次世界大戦終了時代に,有意義な刊行があとをたたなかった。私は,有名になったGauppの神経学雑誌78巻(1922年)の分裂病の巻冊とハイデルベルク学派によるBumkeの全書の中の分裂病の叙述のみ思い出す。1928年の内因性および反応性情動疾患そして躁うつ病体質についてのJ. Langeの全書分担は,同じ水準に達していた。でもこの著作は大変とび離れたものではあった。大体,情動精神病を取り扱った論文の数は分裂病についやされていたそれに劣っていた。これはわれわれの専門の中央雑誌を見て判るように,その後になっても原則的に変りはしなかった。
何故に情動精神病が眩惑的な分裂病より僅かな研究しか育てあげなかったかの理由は,少なくもいく分は悲哀と陽気,抑制と興奮の心理的にたぐり寄せられない根拠のなさの確認で誰もしばしば満足したことにあったのは疑えない。発揚と抑制,収縮と拡張,生体の緊張の亢進とその減少という,いつも格別はっきり目をみはらせた生命構造の対極因子の半ば古きをたっとび,半ばは近代的なこの一切の形式は,凹面鏡を介したように情動精神病に現われているように思えたし,また循環精神病の身体的基礎のかなりの説明をここに求めているように思えた。分裂病の場合はこれとは逆で,妄想世界の奇妙な聖なるものと精神過程の新種の形式障害は,現象学的にまた発動力学的に新開拓地の研究開発をそそのかし,また脳局在論的研究からこの精神病の神秘聖讃に至るすべて仮定できるニュアンスを含めた理論仮説の勘案をそそのかした。
動き
第1回日本生物学的精神医学研究会に参加して
著者: 高橋良
ページ範囲:P.907 - P.910
精神医学の中で科学的研究方法が比較的支障なく行なわれる領域は遣伝学や神経病理学であったことは歴史の示す通りであるが,第2次大戦以後,神経生理学や生化学,殊に近年は精神薬理学や神経化学,行動科学などの基礎科学の急速の進歩によって,精神疾患の本態と治療に関する臨床的研究が世界で活発に行なわれるようになった。科学的研究の立場はこのような精神疾患の生物学的背景の研究に重要であるのみではなく,疾病診断分類や疫学的研究,発病因や予後に関する社会心理的研究,精神療法や社会復帰療法の評価,更には比較文化精神医学の領域など精神医学の全分野にとって極めて重要である。しかしわが国の精神医学の伝統と戦後の経済復興によって,わが国の生物学的精神医学の研究レベルは先進国のそれに伍しているといっても過言ではないようである。すでに米国ではbiological psychiatryの学会が大戦直後から行なわれていて,今年度は34回の年次総会が5月10日から3日間シカゴで開催されている。この学会は今回の日本生物学的精神医学研究会の発起人になった方々の数人がすでに正会員となっておられるように米国人以外の学者も審査を受けたのち会員になれるようになっている。しかし,近年次第に各国で独自にこの種の学会が設立されるにつれ,国際的交流を目標にこれらの各国の学会や団体の世界連合の会議を開催する動きが起こり,第1回が1974年にブエノスアイレスでProf. E. Fischer会長のもとに行なわれた。1978年にはバルセロナでProf. C. Ballús Pascual会長が第2回の国際会議を開催し,第1回,第2回ともわが国の研究者からも多くの発表がなされた。このような趨勢の中で米国のbiological psychiatryのわが国の会員の方々を中心に発起人ができ世界連合に加盟できる研究会を形成する気運が生まれ,今回の第1回日本生物学的精神医学研究会が開催されることになった。昨年のバルセロナの国際会議では第3回の会議の副会長の一人にわが国の研究会の事務局長である福田哲雄教授が選出された。
さてこのようにして生まれたわが国の研究会の第1回の学術集会が昭和54年3月8日,9日久留米大学精神科の稲永和豊教授を会長として,久留米市医師会館で開催された。第1回目のため主として発起人の研究者を通して公募された一般演題と特別講演2題,シンポジウム一つがプログラム委員会によって構成され,発表された。会場には2日間にわたり若手から長老まで300人ほどの精神科医が参加して熱心な発表と討論がくりひろげられた。
第20回日本神経学会総会の印象
著者: 大熊輝雄
ページ範囲:P.911 - P.913
Ⅰ.第20回を迎えた日本神経学会
日本神経学会の第20回総会が,1979年(昭和54年)5月9,10,11日の3日間,日本医科大学新城之助教授を会長として,東京都の国立教育会館で開催された。参会者は1,500人近く,会場はとくに若い参会者たちの活気に溢れ,盛会であった。
今回の総会は,いわば日本神経学会の創立20周年を記念する学会である。日本神経学会が日本精神神経学会から事実上分離して発展してきたことを考えると,それが20歳の成年を迎えるにいたったことにたいして,精神医学の側からも心から祝福のことばを贈りたいと思う。また,こういった機会に,精神医学と神経学との関係をあらためて考えてみることも必要であるように思う。
第22回日本病跡学会印象記
著者: 福島章
ページ範囲:P.914 - P.915
1966年に日本病跡学懇話会が発足して13年になる。1979年5月18日(金),ブリジストン美術館ホールで行なわれた総会は通算22回目にあたるが,この会は実は日本病跡学会として新たな歩みを始めた最初の総会でもあった。それにふさわしく,平日の挙行であるにもかかわらず,会はほぼ満席の盛況で,朝9時から夜8時まで,充実した研究発表と討論が続いた。また総会会長の徳田良仁先生の御尽力で名門美術館で開催できた上に,名画の鑑賞や,館長嘉門安雄氏の特別講演「世紀末芸術家のマザーコンプレックス」,美術評論家瀬木慎一氏のシンポジウムへの参加など,斬新な企画も成功し,印象深い一日であった。
以下には,当日の講演の中から,近年の病跡学の動向を示すいくつかを紹介してゆきたい。
基本情報
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特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論