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H. Liepmann—Das Krankheitsbild der Apraxie (“motorische Asymbolie”) auf Grund eines Falles von einseitiger Apraxie[Monatsschrift f. Psychiatrie u. Neurologie, 8 : 15-44, 102-132, 182-197, 1900]—第1回
著者: 遠藤正臣1 中村一郎1
所属機関: 1富山医科薬科大学医学部神経精神医学教室
ページ範囲:P.93 - P.106
文献購入ページに移動以下の発表の基礎をなす症例は特別なもので,詳細に記述することは当然であろう。
右側の上下肢を使わさせると,ひどい痴呆であるかのようで,質問や要求を了解せず,対象物のもっている意味を会得することもできず印刷物や書かれた物の意味も理解できないように振舞う人が,それに反して左側の上下肢を巧妙に用いるので,先の一見なくなっていたと思われたすべての能力が存在するのは明らかであるが,このようなことは私の知る限りでは未だ観察されておらず,恐らく未だ記述されていない。
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