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文献詳細

雑誌文献

精神医学22巻11号

1980年11月発行

文献概要

特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学

比較試験からみたHaloperidolの臨床評価

著者: 三浦貞則1

所属機関: 1北里大学医学部精神科

ページ範囲:P.1193 - P.1200

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I.はじめに
 Haloperidolは,わが国を含めた世界の多くの国で今日最も繁用される抗精神病薬のひとつであり,精神分裂病を中心とする精神科臨床において,その有用性は疑いのない事実である。しかし,他の薬物との比較における臨床特徴や具体的な適用上の問題となるとさまざまな見解があり,普遍性のある解答が必ずしも十分に得られているわけではない。そこで,これまでに発表された内外の比較試験の成績を分析し,この薬物に対する臨床評価がどの程度まで明らかにされ,どのような問題点が残されているかを考察することにした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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