以下に記すのは,去る七月十八日午後,私が下落合の御自宅をお訪ねした時,内村先生がお話し下さった言葉の数々である。私はこの春東大をやめてから先生のところに御挨拶にうかがいたいと思っていたが,その頃御気分がすぐれないとお聞きしていたし,私もいろいろ用事が重なって,とうとうこの日になってしまったのである。
先生はこの日椅子に坐り上体を前にのりだすようにして前方を見つめながらお話しになった。お顔がいくらか腫れぼったい感じがしたし,話のテンポも以前に比べておそかったが,一語一語は極めて明瞭で,話されることがどれもぴたっときまっていた。私ははじめ奥様から,話をすると先生がお疲れになるので,面会は10分ほどにしてほしいと注意されていた。しかし先生が話し続けられたので私は10分では立ち上れなかった。きっとその倍の20分はお邪魔したのではないかと思う。
雑誌目次
精神医学22巻12号
1980年12月発行
雑誌目次
巻頭言
内村祐之先生の言葉に寄せて
著者: 土居健郎
ページ範囲:P.1260 - P.1261
特集 躁うつ病の生物学
序言
著者: 加藤伸勝
ページ範囲:P.1262 - P.1262
近年,内因精神病の生物学的研究は発展の一途を辿りつつあるが,これには精神薬理,神経化学,神経生理,神経組織化学等の研究の発展に負う所が大である。しかし,内因精神病のうちでも精神分裂病の生物学的成因論は,未だ仮説の範囲を出ないが,躁うつ病,就中うつ病の生物学的成因論の優位性は疑う余地がない。その理由の一つは躁うつ病は情動変化という比較的とらえ易い精神生理学的変化と関連するからであろう。事実,情動変化の生理的機構は精神生理・生化学研究のうちでも最も解明が進んでいる。
情動の発呈は間脳,辺縁系,脳幹部の機能と深い係わりをもつことは確かであるが,心的機能は大脳皮質をも含む包括的な統合機構に基づくものであるので,単に部分的機能異常のみを取り上げることは妥当ではない。しかし,脳が全体として反応するとはいえ,それを駆動する所が部分であるとする考えも成立する。その意味で,躁うつ病の病因を部分の異常に的を当てる方法論も妥当性を欠くとはいえない。いずれにせよ,このシンポジウムでは,躁うつ病の成因を生物学的次元で考察しようとするものであるが,全体と部分との相互関連において脳の機能異常と病像又は病相との関係を見ることに焦点をあてたい。
うつ病の国際的協同研究—特に診断分類について
著者: 高橋良
ページ範囲:P.1263 - P.1274
I.はじめに
機能性精神病の性質や原因についての科学的研究は生物的立場のみからでなく,社会精神医学的領域でも活発に行なわれ,その成果が過去20年間に大きく進歩を示すようになったが,それと共に,機能性精神病の分類が従来の各種の学派毎に異なるものでは研究成果を相互に比較することは極めて困難であることが認識されてきた。特に,うつ病については生化学,遺伝学,臨床精神薬理学の研究結果から,うつ病の同一下位分類の中にも明らかに他と異なる同質の一群が存在するらしいことが主張されるようになり,また発病前の生活上の出来事の社会学的研究の結果,環境因性のうつ病と内因性うつ病との二分法も問題視されるようになって,うつ病の分類には再検討が要請されるようになった。
このような背景のもとに,1970年代に入ってから,米国ではうつ病は一学説や一理論のみによるのでなく,精神生物学的見地から包括的に研究されるべきであるとの認識がつよまり,その研究の推進のためNIMH臨床研究部門の協同研究計画が発足した。すなわちpsychobiology of depressionの研究であり,その中の生物学的研究面では少数のすぐれた研究の成果を他の施設で再検討することが計画された。それにはうつ病の診断分類が研究者によって異ならないことが必要となる。従来の教科書や米国精神医学会(APA)のDSM-Ⅱ(Diagnostic and Statistic Manual of Mental Disorders Ⅱ),WHOのICD-Ⅷ,ICD-Ⅷ-CM(APA版,International Classification of Disease,Clinical Modification)による分類では分類基準が散文的で重複があり,false positiveな症例が多くなり,科学的研究には不適であるため,RDC(Research Diagnostic Criteria)が作成された。これによると同質の群が分類される率が高くRDC評価の信頼性は極めて高いことが実証されている。
またAPAのDSMにもこのRDCをくみ入れて,新しいDSM-Ⅲが作成されて現在使用され始めた。他方WHOの新しい国際疾病分類ICD-Ⅸ(1979より発効)もICD-Ⅷを改善し,新しい進歩に適合させたものである。WHOはまた1972年より,同一用語集を用いるうつ病症状評価のための目録を作成し,これが各国の研究センターの協力によって異なる文化圏に適用しうる充分信頼性のある評価目録であることを確認している。これはSADD(Standard Assessment of Patients with Depressive Disorders)尺度とよばれるが,今日国際的な生物学的研究や精神薬理学的研究に用いられている。上述の米国NIMHの研究プロジェクトでも,うつ病と精神分裂病のたあの目録SADS(Schedule for Affective Disorders and Schizophrenias)を作成し,RDCと共に症状と診断の評価に用いている。
以上の他にもヨーロッパではスイスのBasel分類やProf. Pichotの分類が知られているが,これらもAPAのDSM-Ⅲ,WHOのICD-Ⅸとの比較研究によってその有用性がたしかめられる必要があろう。DSM-ⅢとICD-Ⅸの比較,SADDとSADSの比較も既にその研究が行われている。この研究結果をもとにICD-ⅩとDSM-Ⅳを更に近づけたものにするため1985年を目標に現在その準備が進められている。
WHOのICD-ⅨとSADDを用いた研究は国際的なうつ病の比較,一般診療科におけるうつ病の頻度の研究,抗うつ剤の用量反応の国際比較の研究等に用いられ,その成果は既に得られつつあるが,米国NIMHのpsychobiology of depressionの協同研究は現在進行中であり,その最初の成果としてRDCが生まれ,DSM-Ⅲにくみ入れられた。本報告では以上の状況を主としてうつ病の診断分類に焦点をあてて述べるが,WHOの研究では主としてSADDの開発と応用,NIMHの研究ではRDC,DSM-Ⅲの作成経過と意義にふれることにする。
躁うつ病の神経生理—最近の睡眠研究を中心に
著者: 大熊輝雄
ページ範囲:P.1275 - P.1286
I.はじめに
躁うつ病についての生物学的研究は,生体アミン,各種ホルモンの研究などを中心に,神経化学,神経薬理学,神経内分泌学などの各方面で,近年著しく発展してきている。また他方では,躁うつ病の異種性をめぐる遺伝生物学的研究,性格や発病状況をめぐる精神病理学的研究などの発展もあり,躁うつ病の成因についての総合的な知識が積み重ねられている。しかし躁うつ病の病態生理に関する神経生理学的研究は,他の研究領域に比べるとやや立ち遅れている感がある。
躁うつ病に関する神経生理学的研究において,観察の対象となる主な生理的指標は,脳波,誘発電位など「中枢神経系の電気活動」,筋電図,眼球運動,睡眠時の急速眼球運動,光眼輪筋反射などの「運動系機能」,心拍,呼吸,血圧,胃腸運動,皮膚電気反射,体表面微細振動など主として「自律神経機能を反映するもの」,「睡眠・覚醒リズム」などである。躁うつ病者におけるこれら諸指標の所見については,紙数の関係で筆者の他の総説(大熊,1972;1979)に譲るが,ごく概略を述べると(表1),たとえばうつ状態について従来報告されている変化は,昼間の脳波では睡眠波形が出現しにくく,閉眼時の速い眼球運動の出現数が多く,筋電図活動レベルが高く,体表面微細振動に速い成分が増加し,閃光刺激を反復したときの慣れが起こりにくいなどである。すなわち,精神面では抑うつ気分や制止(抑制)が存在するのに,神経生理学的機能の面では,少なくとも見かけ上は機能水準の亢進を示唆する所見が少なくない。このような所見の意味づけは,うつ病者の状態像(制止型,焦躁型,軽症,重症),類型(単極型,両極型),病期・間歇期などの関連のもとに慎重に行なわれる必要がある。
しかし,最近の躁うつ病に関する神経生理学的研究をみると,睡眠研究以外はあまり著しい進歩はみられていない。したがって,ここでは比較的新しい話題が多い睡眠研究に的をしぼって,躁うつ病の神経生理の問題点をさぐってみることにしたい。
躁うつ病とAmine代謝
著者: 仮屋哲彦
ページ範囲:P.1287 - P.1294
I.はじめに
躁うつ病の生化学的研究は,amine代謝,アミノ酸代謝,電解質代謝,その他の物質代謝や内分泌機能などの面からいろいろと研究がなされているが,現在,最もよく研究され,かつ注目されているamine代謝について述べる。
躁うつ病のcatecholamine(CA)仮説やserotonin(5HT)仮説は,主として薬理学的事実より出発しており,現在も有望な仮説ではある。しかし,仮説が提唱され始めた初期の段階に比べると,研究の進展とともに,単にCAや5HTの増減だけで説明できるような単純なものではなく,いろいろな問題点も指摘され,今後の新しい発展が望まれるようになってきている17,19)。
ここでは,躁うつ病とamine代謝に関してわれわれがおこなってきた研究結果を中心に述べるとともに,躁うつ病のamine仮説の現況について述べ,その問題点と今後の動向を考察する。
これらの研究の中には,躁うつ病患者の組織および体液を直接とり扱った臨床生化学的研究の他に動物実験も含まれている。動物実験は間接的な基礎資料であるけれども,脳を直接とり扱えるという利点があり,monoamine(MA)関連薬物や躁うつ病治療薬を用いた研究も進められている。
神経内分泌と躁うつ病—成長ホルモン分泌反応
著者: 高橋三郎
ページ範囲:P.1295 - P.1305
躁うつ病における神経内分泌学的異常について,最も知見の蓄積されている成長ホルモン(GH)について,今日までに得られたデータを総説し今後の研究の方向を展望した。
躁うつ病患者について,
①インスリン低血糖に対する成長ホルモン分泌反応の低下,
②生体アミン代謝異常と成長ホルモン分泌の関係,
③TRH投与時の成長ホルモンの動態,
④情動や心理的ストレスに対する成長ホルモン分泌反応,
などに関する多くの知見が得られており,躁うつ病では,かなりの広がりをもつ神経内分泌学的異常が存在しているといえる。
一方,今後の問題としては,
1)生体アミン代謝においてその生物学的基礎に差があるといわれる躁うつ病,うつ病型(単極性)と躁うつ病,循環型(双極性)とで,成長ホルモン分泌反応に差があるか否かは,未だに明解ではなく,
2)1970年代後半より多くの研究者の興味はプロラクチン(PRL)と生体アミンとの関係に移っているが,PRLへの興味は,GH,TSHなど他の下垂体ホルモンの動態と対比させてみてはじめて,その性格が明らかになるといえよう。
1980年代には,「感情障害と神経内分泌」の問題は,視床下部ペプチドホルモンの知見が中心となってゆくであろうが,同時に,同一患者に種々の刺激を与えて多種の下垂体ホルモンを同時測定し,その神経内分泌学的異常の広がりと各ホルモン分泌異常の相互関係を知ることも今なお必要である。
抗うつ剤の血中濃度と治療効果
著者: 渡辺昌祐
ページ範囲:P.1307 - P.1319
I.はじめに
ここ20年来,抗うつ剤によるうつ病治療は進歩したが,今後解決すべき問題点も次第に浮きぼりにされて来たようにみえる。
残されている問題点のひとつは,三環抗うつ剤の治療有効率が70〜80%にとどまり,電気ショック療法のそれに及ばないことが明らかにされてきた1)ので,抗うつ剤により,より良い治療効果を得るため,いかにして適応患者を選択し,それに反応するであろう抗うつ剤をいかに選び,いかにして治療効果をある程度の確率で予測するかの問題である。
第2は,個々の患者に投与した抗うつ剤の至適量をどのように決めるかの問題であろう。
筆者は,第2の問題である抗うつ剤の至適量を決める問題として,抗うつ剤の血中濃度情報を利用する研究について,血中濃度と治療効果,副作用の相関について概観する。そして,今日の時点で,三環抗うつ剤の血中濃度情報がどの程度,治療に利用できるかをまとめてみたい。
抗うつ剤,ことに三環抗うつ剤の血中濃度と治療効果の相関を研究した報告は,1962年Hyaduら2)のimipramine研究に始まり,次第に増加して来た。本邦でも谷向3),浅野ら4,5),風祭ら6,7),渡辺ら8,9)の研究報告があり,浅野ら10〜12),高橋ら13)の総説がある。
うつ病の動物モデル
著者: 鳩谷龍
ページ範囲:P.1321 - P.1331
成熟雌ラットを長期反覆ストレスに曝すとその中にストレスによる直接の疲労から脱しているにもかかわらず,なお長期間持続的に発情周期の喪失を伴う寡動状態を示すものが見られた。このラットは抗うつ剤あるいはESTによりその自発性と発情周期を回復するのでこの状態をうつ病モデルとし,その脳内アミンについて螢光組織化学的検討を行った。その結果,①青斑核をはじめとする上行性NA作動系の細胞体のNA螢光は著明な増加を示し,かつその視床下部神経終末のNA代謝回転は低下していた。②一方視床下部—隆起漏斗DA作動系は細胞体および神経終末ともにDA螢光は減弱していた。③同様の所見はストレス直後のラットにも認められたが,回復ラットでは対照ラットとの間に差を認められなかった。
まとめ
著者: 更井啓介
ページ範囲:P.1332 - P.1332
現時点での躁うつ病に関する生物学的研究の概要をそれぞれ世界的にもひけを取らぬ専門家から伺ったが,内容が余りにも豊富であったために,ここで簡単にまとめることは困難である。したがって印象を述べることにする。
生物学的研究においては,まず対象が均質でないと一定の所見は得にくい。今日躁うつ病とされるものは概念が広いので単一疾患とは思われない。この点で高橋良氏はWHOの日本の躁うつ病研究センターの責任者として国際的研究に参加しておられるが,その研究の一部に分類の問題があり,現在の分類において両極型躁うつ病は生物学的にまず一疾患単位として扱い得るが,単極型は異種性であろうとされた。とすれば,研究対象としては両極型がモデルとして適切であり,従来もそのように扱われた。ただし,両極型は患者数が少なく,一研究機関で十分量の資料を得ることが困難であり,限られた期間内に研究しようとすると心ならずも異種と思われる単極型をも含めて対象とした研究が多く,そのため矛盾する結果が報告されたと思われる。今後はWHOのSADDのような同一の診断基準に基づいて選ばれた患者について,同一の方法で多施設で共同の研究をすることが望ましい。
研究と報告
精神分裂病者の知覚—均しい強度と間隔の反復音刺激に対する主観的体験の評価
著者: 有泉豊明
ページ範囲:P.1333 - P.1342
抄録 分裂病者の知覚過程に正常者からの偏倚が認められることは古くから知られており,今日まで多くの研究が行なわれてきた。
著者はこの分裂病者における知覚過程の特性をさらに明らかにするため,次のような実験をこころみた。すなわち,分裂病者36名,正常者21名を対象とし1.5秒間隔,1.0秒間隔,0.8秒間隔の全く均しい強度と間隔の反復音刺激を,それぞれ2分間ずつ与えつづけた。そして,その反復音刺激に2拍子とか3拍子とかの,あるまとまりのあるリズムや拍子を感ずるか否かに関し評価させた。
その結果,分裂病者は正常者と比べ,その反復音刺激にまとまりのあるリズムや拍子を感ずると評価する者が有意に少なかった。
著者は分裂病者では外界刺激を過度に忠実に知覚してしまう傾向が存在するため,こうした結果が得られたのであろうと解釈した。
「占い遊び」を契機として発症した心因性精神病について
著者: 渡辺雅子 , 榎本貞保 , 松本啓
ページ範囲:P.1343 - P.1348
抄録 幻覚妄想状態や憑依状態は,精神分裂病以外の病態においてもあらわれることが知られている。その代表的なものとしては,森田の「祈祷性精神病」があげられ,これまでに精神病理学的にあるいは文化精神医学的に考察が重ねられている。
われわれは最近,「こっくりさん」,「キューピット」などの占い遊びを契機として幻覚妄想状態,人格変換,夢幻状態,憑依状態などを呈した思春期女子8例を経験し,「祈祷性精神病」と同一線上にある心因性精神病としてとらえることができた。その個人的社会的背景としては,患者の知的レベルの低さ,および,患者をとりまく学校や家庭の状況,特に養育者の迷信的態度がその発症要因として重要であると考えられた。
古典紹介
Jakob Wyrsch—「混合精神病について」—第1回
著者: 木村敏 , 小俣和一郎
ページ範囲:P.1349 - P.1353
Ⅰ.
躁うつ病と早発痴呆との鑑別をめぐる論争は,Kraepelinがこの2つの疾病概念を創設した当時からすでに始まっていた。この問題は,Homburgerの論文やStranskyの著書の中のすぐれた展望にみられるように,長く,そして成果のない争いであった。成果があがらなかったのは当時の症候論があまりにも大雑把なものであったからなのではなく,それにもかかわらず個々の研究者のまちまちな評価によって勝手に境界が設定されてきたせいである。たとえば,「うつ病性の狂気」(depressiver Wahnsinn-Kraepelin)とか,「躁病性の狂気」(manischer Wahnsinn-Thalbitzer)などという名称はいうにおよばず,Bleulerですら当時は,「躁うつ病に属する一部の発作(Anfälle)は幻覚性・妄想性の狂気(halluzinatorischer u. paranoider Wahnsinn)を呈する」というような言い方をしていた。Dreyfusはさらに,ほとんどの遅発性緊張病(Spätkatatonien)を主観的・部分的な抑止(subjektive partielle Hemmung)というあいまいな概念を用いて,メランコリーの領域に組み入れてしまった。Wilmansは1907年,「明白な躁うつ病性または循環病性の発作に引きつづいて出現する緊張病性症状複合は,躁うつ病固有の症状(eigentumliche Äuβerungen)とみなすべきであり,治癒しうる」と書いている。Ursteinはこれに対して2年後に次のような反論を唱えた。「緊張病状態の前駆症状や残遺状態として出現する躁うつ発作ないしは,緊張病症状を伴って出現する循環病性症状複合は,緊張病独自の症状である。」つまりこの文章はWilmansの文章のほとんど文字どおりの裏返しである。諸々の見解がこのように不統一のまま,正確にいえば,証明不能のまま次々に出現した後に,1902年Kraepelinが次のようなあきらめの調子をおびた文章でこの古い論争に終止符を打ったのも,驚くにはあたらない。「この2つの疾患の満足な鑑別が不可能だということがますます明白なことになってきているという事実は,我々の問題提起の仕方が誤っていたのではないか,という疑いをいだかせる。」
しかし,ちょうどそのころ新しい問題提起がなされようとしていた。すでにBleulerは,彼の分裂病書の中で,この2つの疾患が合併する可能性を疑問視しながらも,「混合精神病」(Mischpsychosen)という言葉もあちこちで使用している。だが,Bleulerはそれを実際の診断に生かそうとしなかった。一方これとは別に,Kretschmerの精神身体的体質類型は実際の診断的帰結を含むものであった。Kretschmer自身が名づけた「中間精神病」(intermediäre Psychosen)が,新たに別の観点から関心の的になった。事実,当時次のようなことが期待されていた。つまり,体質研究と遺伝学が力を合わせれば,躁うつ病性症状と分裂病性症状とが一見不規則に混合しているこの謎にみちた疾患を,「2つの体質圏の配合」(Legierung zweier Konstitutionskreise)として,「表現型の交換」(Erscheinungswechsel)として,さらには「交差精神病」(überkreuzte Psychosen)としてうまく説明できるのではないか,と期待されたのである(Gaupp,Hoffmann,Mauz,Eyrish,Minkowskaら)。つまり,論争中の境界を確定するのではなく,とりのぞくという方向で問題が解かれた。KretschmerはSmithの研究をもとに次のような大胆な結論に達した。すなわち,それぞれ異った遺伝素因をもつ両親の子供にみられる精神病の約半数は,純粋な躁うつ病か分裂病かであり,残りの半数は混合精神病であって,これには,次の3つの病型が存在する。第1は,はじめのうち一見躁うつ病と思われていたものが分裂病性の終末状態に移行するもの,第2は,持続性の分裂病が,ある時期に躁うつ状態を呈するもの,第3は,分裂病期と躁うつ病期とが交替性に出現し,寛解を反復する経過(remittierender Verlauf)をとる精神病である。
動き
第2回太平洋精神医学会議に出席して
著者: 森温理
ページ範囲:P.1355 - P.1357
第2回太平洋精神医学会議(Second Pacific Congress of Psychiatry)は,去る5月12日より16日までの5日間,フィリピンのマニラ市で開催された。第1回は1975年,オーストラリアのメルボルンで開かれたが,本会議はアメリカ精神医学会(APA)の年次総会が太平洋岸で開かれる折にひきつづき開催されることになっており,今回もフィリピン精神医学会(PAA)が主催の形になっているが,実際の事務局はAPAのProf. N. Rosenzweigのところにあった。共催はAPAのほか,オーストラリア・ニュージーランド精神医学会(RANZCP)で,会長はPAAのDr. B V. Reyes,副会長はAPAのProf. RosenzweigとRANZCPのProf. J. E Cawteとであった。会場はマニラ市の中心部からやや離れてはいるが,マニラ湾を望む同市最大のホテルPhilippine Plaza Hotelであった。
第1日目の午前中は登録にあてられていたが,配布されたリストによると,国別の参加人数はアメリカ256,フィリピン142,オーストラリア62,日本44,インドネシア,西ドイツ,カナダが10数名,インド,韓国,ニュージーランド,台湾,タイ,ホンコン,マレーシア,イギリス,シンガポール,ブラジル,ナイジェリア,フランスが数名で,合計595名となっていた。しかし当日の登録者をあわせると多少この数字を上回っていたようで,日本からの参加者も約50名とのことであった。
国際精神医学会WPA香港Regional Symposiumに出席して
著者: 長谷川和夫
ページ範囲:P.1357 - P.1358
1980年,5月18日から21日まで,香港市のCity HallでWPA Regional Symposiumが開かれた。WPAは,パリのPichot教授を会長とし,'70の各国精神医学会,7万人の会員から構成されている。年に2回,世界各地でRegional Symposiumがもたれており,今回もその1つである。ホストは,香港精神医学会(会長:C. M. Chung)であった。ちなみに香港の精神科医は,およそ65名といわれている。
今回の参加者は,30カ国,およそ300名であった。米国からの参加者が数のうえでは,地元の香港を除くと最多数であったろう。APAの会員で,サンフランシスコでAPA,さらにフィリピンのマニラ市での第2回太平洋精神医学会を終っての参加というスケジュールに加わった人が多かったためもあろう。
--------------------
精神医学 第22巻 総目次 フリーアクセス
ページ範囲:P. - P.
基本情報

バックナンバー
66巻12号(2024年12月発行)
特集 「治療を終える」に向き合う
66巻11号(2024年11月発行)
特集 「難治例」の臨床—治療に難渋する時の診断,治療,そして予防
66巻10号(2024年10月発行)
特集 不登校の理解と支援
66巻9号(2024年9月発行)
特集 —身体疾患の患者・家族のこころを支える—コンサルテーション・リエゾン精神医学
66巻8号(2024年8月発行)
特集 現代における解離—診断概念の変遷を踏まえ臨床的な理解を深める
66巻7号(2024年7月発行)
特集 アディクション—コロナ禍で変わったこと,変わらないこと
66巻6号(2024年6月発行)
特集 精神疾患の気づきと病識
66巻5号(2024年5月発行)
増大号特集 精神科診療における臨床評価尺度・検査を極める—エキスパートによる実践的活用法
66巻4号(2024年4月発行)
特集 精神疾患・精神症状にはどこまで脳器質的背景があるのか—現代の視点から見直す
66巻3号(2024年3月発行)
特集 精神疾患への栄養学的アプローチ
66巻2号(2024年2月発行)
特集 うつ病のバイオマーカー開発の試み
66巻1号(2024年1月発行)
特集 性差と精神医学—なぜ頻度や重症度に差があるのか
65巻12号(2023年12月発行)
特集 精神科領域の専門資格—どうやって取得し,どのように臨床へ活かすか
65巻11号(2023年11月発行)
特集 精神疾患回復の時間経過を見通す
65巻10号(2023年10月発行)
特集 DSM-5からDSM-5-TRへ—何が変わったのか
65巻9号(2023年9月発行)
特集 拡がり続ける摂食障害(摂食症)—一般化とともに拡散・難治化する精神病理にどう対処するか
65巻8号(2023年8月発行)
特集 複雑性PTSDの臨床
65巻7号(2023年7月発行)
特集 子どものうつ病に気づく
65巻6号(2023年6月発行)
特集 精神科医療の必須検査—精神科医が知っておきたい臨床検査の最前線
65巻5号(2023年5月発行)
増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
65巻4号(2023年4月発行)
特集 わが国の若手による統合失調症研究最前線
65巻3号(2023年3月発行)
特集 災害精神医学—自然災害,人為災害,感染症パンデミックとこころのケア
65巻2号(2023年2月発行)
特集 精神医療・精神医学の組織文化のパラダイムシフト
65巻1号(2023年1月発行)
特集 精神医学における臨床研究のすゝめ—わが国で行われたさまざまな精神医学臨床研究を参考にして
64巻12号(2022年12月発行)
特集 死別にまつわる心理的苦痛—背景理論からケアおよびマネジメントまで
64巻11号(2022年11月発行)
特集 ひきこもりの理解と支援
64巻10号(2022年10月発行)
特集 精神・神経疾患に併存する過眠の背景病態と治療マネジメント
64巻9号(2022年9月発行)
特集 学校で精神疾患を「自分のこと」として教育する
64巻8号(2022年8月発行)
特集 ジェンダーをめぐる諸課題を理解する
64巻7号(2022年7月発行)
特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論