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文献詳細

雑誌文献

精神医学22巻12号

1980年12月発行

動き

第2回太平洋精神医学会議に出席して

著者: 森温理1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学精神神経科

ページ範囲:P.1355 - P.1357

文献概要

 第2回太平洋精神医学会議(Second Pacific Congress of Psychiatry)は,去る5月12日より16日までの5日間,フィリピンのマニラ市で開催された。第1回は1975年,オーストラリアのメルボルンで開かれたが,本会議はアメリカ精神医学会(APA)の年次総会が太平洋岸で開かれる折にひきつづき開催されることになっており,今回もフィリピン精神医学会(PAA)が主催の形になっているが,実際の事務局はAPAのProf. N. Rosenzweigのところにあった。共催はAPAのほか,オーストラリア・ニュージーランド精神医学会(RANZCP)で,会長はPAAのDr. B V. Reyes,副会長はAPAのProf. RosenzweigとRANZCPのProf. J. E Cawteとであった。会場はマニラ市の中心部からやや離れてはいるが,マニラ湾を望む同市最大のホテルPhilippine Plaza Hotelであった。
 第1日目の午前中は登録にあてられていたが,配布されたリストによると,国別の参加人数はアメリカ256,フィリピン142,オーストラリア62,日本44,インドネシア,西ドイツ,カナダが10数名,インド,韓国,ニュージーランド,台湾,タイ,ホンコン,マレーシア,イギリス,シンガポール,ブラジル,ナイジェリア,フランスが数名で,合計595名となっていた。しかし当日の登録者をあわせると多少この数字を上回っていたようで,日本からの参加者も約50名とのことであった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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