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特集 Brain Function Testへのアプローチ
序論
著者: 大橋博司1
所属機関: 1京都大学医学部精神医学教室
ページ範囲:P.684 - P.684
文献購入ページに移動 「日本失語症研究会」が発足し,ささやかながら学術集会がもたれるようになってから,今年で4年目に入る。この研究会の主な目的は従来の学術的研究を深めると共に,失語症その他の脳疾患患者の治療とリハビリテーションを学術面と実践面から推進することにある,とされている。かなり学際的な集まりで,医学者やリハビリテーション関係者だけでなく,心理学者や言語学者の中からも関心ある方々の参加をいただいている。
すでに「標準失語症テスト」(SLAT)が製作され,現在かなりの普及をみていることは周知のところであろう。このテストも今後なお改良さるべき点はあろうが,これまでにそれなりの役割をはたしている,とは言えるだろう。
すでに「標準失語症テスト」(SLAT)が製作され,現在かなりの普及をみていることは周知のところであろう。このテストも今後なお改良さるべき点はあろうが,これまでにそれなりの役割をはたしている,とは言えるだろう。
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