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文献詳細

雑誌文献

精神医学23巻10号

1981年10月発行

文献概要

特集 失行

Disconnexion Syndromeと構成失行—脳梁後部切断例の研究を中心に

著者: 杉下守弘1 岩田誠1 篠原明2

所属機関: 1東京大学医学部脳研究施設神経内科 2順天堂大学医学部脳神経外科

ページ範囲:P.1019 - P.1023

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I.はじめに
 脳梁,前交連などの交連線維束の損傷によって生ずる左右半球間の離断症候群の研究は,1960年代から盛んとなり,失語・失行・失認の究明に多大な貢献をなしてきた。そして,それは,構成失行の究明についても例外ではない。本稿は脳梁・前交連などが切断された症例や脳梁の一部分が切断された症例の研究から得られた構成失行に関する知見を概観し,我々が行った脳梁後部切断例に関する研究を報告することを目的とする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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