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文献詳細

雑誌文献

精神医学23巻12号

1981年12月発行

研究と報告

上肢の随意運動と心理的負荷により発作の誘発される反射てんかんの2例

著者: 岡崎和也1 加藤進昌2 利田周太1 福山幸夫3 風祭元1

所属機関: 1帝京大学医学部精神科 2国立神経センター 3東京女子医科大学小児科

ページ範囲:P.1241 - P.1249

文献概要

 抄録 上肢の細かな随意運動と心理的負荷の共存が発作の誘発に殆んど不可欠である反射てんかんの2例を経験した。誘発状況は刺激を連続的に負荷することによりモデル的に脳波上で再現することが出来,かつ治療的にもDipropylacetateが著効を示す知見を得たので,発生機序に関する若干の考察とともにここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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