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「フランス神経心理学懇話会」印象記
著者: 渡辺俊三1
所属機関: 1弘前大学医学部神経精神医学教室
ページ範囲:P.1290 - P.1291
文献購入ページに移動 フランス神経心理学懇話会(Société de Neuropsychologie de Langue Française)は1980年12月12日,パリ・サルペトリエール病院・シャルコー講堂(Hôpital de la Salpêtrière, Amphithéâtre CHARCOT, 47 boulevard de l'hôpital 75013 PARIS)において,サルペトリエール病院神経科神経心理科F. レールミット教授を会長として開催された。
サルペトリエール病院は1634年火薬工場の硝石(Salpêtre)倉庫あとに建てられ,正門前にはフィリップ・ピネルの像があり(メトロの地上通過のため美観は大分そこなわれている),当時の建物はほとんど建てかえられたが,正門,八角形のチャペル,ラ・フォルスなど昔日をしのばせる。会場のシャルコー講堂は病院の構内左奥にある神経科病棟のそばにあり,一階が約600人収容の講堂で,二階がシャルコー図書館としてフランス神経学の古典を蔵し,図書館入口にはピネルの精神病者を鎖から開放した絵画がある。
サルペトリエール病院は1634年火薬工場の硝石(Salpêtre)倉庫あとに建てられ,正門前にはフィリップ・ピネルの像があり(メトロの地上通過のため美観は大分そこなわれている),当時の建物はほとんど建てかえられたが,正門,八角形のチャペル,ラ・フォルスなど昔日をしのばせる。会場のシャルコー講堂は病院の構内左奥にある神経科病棟のそばにあり,一階が約600人収容の講堂で,二階がシャルコー図書館としてフランス神経学の古典を蔵し,図書館入口にはピネルの精神病者を鎖から開放した絵画がある。
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