文献詳細
文献概要
動き
精神病理懇話会・富山Ⅲ
著者: 武正建一1
所属機関: 1杏林大学医学部精神神経科
ページ範囲:P.202 - P.204
文献購入ページに移動 精神病理学の学術集会を持とうという機運がもち上がり,その第Ⅰ回目の集会が開かれたのが昭和53年6月であり,当時の経緯についてはすでに本誌に印象記として述べられている(佐藤壱三:精神病理懇話会・富山,精神医学,21;105,1979)。昨年(昭和55年9月4日〜6日)をもって第Ⅲ回の集会が盛会のうちに行われたが,これは高柳功氏をはじめとする富山在住の実行委員(河合,刑部,武内,谷野,高田,平野,福田ら各氏)の3年間にわたる並々ならぬ努力と笠原嘉氏,宮本忠雄氏,木村敏氏その他の方々の協力のたまものであったと思われる。自然発生的に生れたというこの会の意図はひと先ず年1回の集会を3回行うということにあったので,昨年をもって一つの区切りを迎えたわけであるが,後に述べるようにこの学術集会はさらに主催者と開催地を変えて継続される予定である。
当初実行委員会の方々も持たれたであろう多少の危惧にもかかわらず,第Ⅰ回,第Ⅱ回と回を重ねるにしたがって各地からの参加者,応募演題共に増加し,今回は参加への演題提出という条件を外したこともあってか180名を越す参加がみられた。第Ⅱ回に続いて今回もある程度演題数を制限せざるを得ない状態であったようで,会場もⅠ,Ⅱ回の呉羽ハイツからより広い富山商工会議所が選ばれた。
当初実行委員会の方々も持たれたであろう多少の危惧にもかかわらず,第Ⅰ回,第Ⅱ回と回を重ねるにしたがって各地からの参加者,応募演題共に増加し,今回は参加への演題提出という条件を外したこともあってか180名を越す参加がみられた。第Ⅱ回に続いて今回もある程度演題数を制限せざるを得ない状態であったようで,会場もⅠ,Ⅱ回の呉羽ハイツからより広い富山商工会議所が選ばれた。
掲載誌情報