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文献詳細

雑誌文献

精神医学23巻6号

1981年06月発行

短報

Phenothiazine系,Butyrophenone系薬物の併用で発症した顆粒球減少症

著者: 島田均1 小林一三2 村木健郎3

所属機関: 1国立武蔵療養所 2青梅市立総合病院病理 3松沢病院

ページ範囲:P.606 - P.609

文献概要

I.はじめに
 向精神薬とくにphenothiazine系薬物による治療中に発症する顆粒球減少症については,米国1,2,4,6,7,12),その他3,14)では少なからず報告されているが,日本では意外に少ない。顆粒球減少症は向精神薬の重大な副作用の一つであるので,その広汎な使用状況に鑑み今後のために,最近経験された例を報告して使用上の注意を喚起したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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