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文献詳細

雑誌文献

精神医学23巻8号

1981年08月発行

文献概要

短報

Diphenylhydantoinにより惹起されたと思われる腎障害の一例

著者: 三田達雄1 金津和郎2 大西道生3 山口直彦1

所属機関: 1神戸大学医学部精神神経科学教室 2兵庫県立尼崎病院内科 3兵庫県立尼崎病院神経科

ページ範囲:P.824 - P.826

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I.はじめに
 Diphenylhydantion(DPH)はphenobarbitalと共に抗てんかん剤として最も広く使用されている薬剤であるが,副作用も多い3)。しかし,腎障害1,3,5,8)は極めてまれで,本邦においてはわれわれの知る限りでその報告は見当らない。最近,われわれはDPHの長期連用投与により惹起されたと患われる症例を経験したので,自省と注意喚起を促がすために報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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