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短報
Diphenylhydantoinにより惹起されたと思われる腎障害の一例
著者: 三田達雄1 金津和郎2 大西道生3 山口直彦1
所属機関: 1神戸大学医学部精神神経科学教室 2兵庫県立尼崎病院内科 3兵庫県立尼崎病院神経科
ページ範囲:P.824 - P.826
文献購入ページに移動Diphenylhydantion(DPH)はphenobarbitalと共に抗てんかん剤として最も広く使用されている薬剤であるが,副作用も多い3)。しかし,腎障害1,3,5,8)は極めてまれで,本邦においてはわれわれの知る限りでその報告は見当らない。最近,われわれはDPHの長期連用投与により惹起されたと患われる症例を経験したので,自省と注意喚起を促がすために報告する。
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