Ⅰ.精神科診療所の点と線―序にかえて
今回の特集と全く同じテーマが医学書院の第7回精神医学懇話会で,新福,江副司会のもとに,立津が主題提起を行い,これに対し箱崎,山越,長坂が主題報告をし,その発言を中心にディスカッション(以下 '68ディスカスと略す)が行われた。1968年1月,精神医学」第11巻,第1号に掲載された。
その時論議された内容は古くもあり,現実の問題としては既に実現しているものもある。他方今以て今日的問題として新鮮な問題提起性を持ったものも多々見受けられる。13年間をはさんで同一テーマを総括するにあたり,すべてに言及することは紙数の関係上許されないことなので,私の主観に従って重要なことと思われることに言及し論じてみたい。
雑誌目次
精神医学24巻10号
1982年10月発行
雑誌目次
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
精神科診療所の実態と現状
著者: 長坂五朗
ページ範囲:P.1038 - P.1045
巻頭言
精神科診療所への期待と隘路
著者: 西尾友三郎
ページ範囲:P.1036 - P.1037
筆者のようにいい年齢になるまで大学病院の外来診察をやっていても,精神科って一体どうなっているんだろうと思うことがしばしばある。次の点は診療所と違うところだろうが,初診が主であって,次は再来担当医に任かせる。それゆえに初診では診断や治療のめどが1回でつかなけれ何度か外来診察をつづけざるをえない。1回だけで再来に移す場合でも上記のようにどうなっているんだろうというような思いをするのは大体診察時間が長くなった後である。精神病らしいがさて診断はというような者は次回の診察を約してむしろそう時間をかけずに別れる。ため息が出たりするのはむしろ,問診で段々出てくる嫁,姑,小姑との関係だったり,男にだまされたといって死にたくなった人妻の嘆きだったり,サラ金でくびが廻らなくなった勤め人の告白などで,延々1時間を超すことは珍らしくない。面接技術の問題だといえばそれまでだが,学生が陪席している時などはなるべく婉曲に問診しようとするためもある。しかし陪席者を退席させて面接してもやはり考え込んでしまうものである。聞いてあげることが治療の1つだと分ればそれなりに再来に任せる。時間をかけたあげく「あなたには薬はあげられない,次回は御主人と来てください」などと帰らせたりすることもある。勤務医だからこんなことをやっていられるのかと思ったりするのだが,他方こういう時に学生や若い医師には医療の中での精神科の役割を説明したりするのである。学生は真剣に聞いているのもあれば,呆れたような面をしている者もある。
冒頭にこのようなことを述べたのはこれが精神診療の中でも精神科診療所の診療に割と似ているのではないかと思うからである。
現実と課題
森田療法の立場から
著者: 藤田千尋
ページ範囲:P.1047 - P.1060
I.はじめに
地域における精神科医療の第一線に位置する各診療所は,それぞれの特徴をもって地域にひらかれている。それは,直接医療に携わる治療者の構えによっても,自らその役割に特徴が表われてくる。たとえば,治療者が自己の専門性を生涯に亘って研鑽し,一層その特殊性を限られたものにするか,あるいは,専門性はむしろ止揚して,地域住民の精神衛生的相談役として幅広い医療を目指すか,また,治療はごく限られた専門の範囲にとどめ,スクリーニングの役割としての医療に徹するかなどである。このことと関連する事項としてて,最近,専門医を志す人たちの数が著しく減少し,また診療所の開設も横ばい状態となり,それに反して臨床勤務医の数は昭和50年頃から急速に上昇しているときく。それらは,患者の診療所離れ,病院志向に由来する現象なのであろうか。こうした現象を見ても,診療所の役割とする医療の在り方は,今後ますますゆるがせにできない多くの問題をはらんでくるのである。
さて,現在,当面する医療には,国民医療費の動向や医療給付にからむ保健・医療経済体制の問題あるいは老年者医療対策,医事紛争など多くの保険医療の問題を内在させている。それらは国家と医療担当者,そして国民とを直結する有機的な関係に基礎をおいて考えねばならず,その目標は,絶えず国民の健全な福祉の確立や健康の向上を目指すことにある。そのためには,医療の活動は国民と治療関係者との相互協力的な関連によって推進されなければならない。つまり,国民も医師も納得するよりよい医療が得られることが基本のものといえよう。その意味で,医師は絶えず自己照明をおろそかにはできない。現在の地域医療においても,日本のこうした実情を踏まえた専門性とプライマリ・ケアの充実の必要性が求められており,精神科診療所の開業医も例外なく,その現実の要請に即応する態度の選択が求められている。精神科診療所が地域医療の尖兵的役割をもつ存在のものとして今日ほど重視される時代はなかろう。
精神科の外来治療や診療所の問題が独立した課題として学会で問われるようになったのも,そのような状況から起こる反映の一つに違いないし,今回の特集もまた,同じ意味から診療所の在り方が問われるわけであろう。それにはまず,精神科診療所の実態,それも特に精神療法という専門性が日常の臨床でどのように生きた適用がなされているのか,また,生業としての診療所の運営状況の実態を個別的に把握することも一つの手がかりと考えられたものと思われる。
私のところのような最小規模の診療所がサンプリングされたのも森田療法を行っていることに一つの理由があったのであろう。
以上のことから私がこの特集で与えられた課題は,一つは森田療法を実施する診療所の経済的実情について,つまり,どのようにして経済的に診療所の機能を成り立たしめているかという問題であり,他の一つは,それぞれ異った精神病理をもつ適応障害に対して森田療法をどのように修正させながら適用させているかである。私が以上についてこれから述べることは,編集関係者の意に添わないものになる公算が大きいように思われる。それは私の経営的能力の欠如と資料不足が適切な解答を成し得ない大きな障害となっているからである。
以上の課題に答える前に,現場の実態をまず説明しておきたい。
行動療法の立場から
著者: 高石昇
ページ範囲:P.1061 - P.1067
I.はじめに
筆者自身の診療の実態について詳細な報告を求められることは,学術的なシンポジウムに招かれるのとは,およそ趣を異にするかなり気の重いものである。その内容は治療の成功談のようなきれい事に終始するわけには決していかないだろうし,所詮,支払基金や税務署を横目で気にしながらの生臭い開業医の生態にふれねばならず,そして何よりも自己嫌悪のかたまりのような質の低い診療の実態を白日の下に曝さなければならないからである。
しかし,この気の重い告白こそが,本特集の意図するところであり,そこにわが国の精神科診療所医の今後の努力への出発点を求めるのだとすれば,たとえその結果,欧米の臨床精神科医をして眼を白黒いや白青させるような実態がうかびあがろうと,肚をすえて赤裸々にこれを伝える他はないと覚悟をきめた。
地域医療におけるてんかんクリニック
著者: 田所靖男
ページ範囲:P.1069 - P.1075
Ⅰ.まえがき
わが国の公立医療機関のなかで,てんかんに専門化したものは,国立療養所静岡東病院をもって嚆矢とするものであろう。それ以前にも,国立武蔵療養所のてんかん病棟開設,2,3の大学病院などにおけるてんかん特殊外来の運営など,てんかん診療に専門化した組織があり,それぞれの地域におけるてんかん医療センターとしての役割を果してきたものと考えられる。近時てんかん学の発展と共に,てんかんに関心をもつ研究者が急速に増加しつつあることは,てんかん研究者の集まる研究会が各地に組織されてきたこと,従来セミクローズドであった「日本てんかん研究会」が「日本てんかん学会」として公開され,その会員数が600に達したことなどでも理解される。また,てんかん診療機関としても,多くの国公私立大学病院,国公立大病院など,公的医療機関の中に次々とてんかん特殊外来が設けられ,それに参加する医師の数も年々増加しているのが現状である。しかし,小規模の医療機関,いわゆる開業医が持つてんかん専門の診療所はきわめて少数にすぎないと思われる。精神科医である筆者は,てんかん専門の診療所を開設・運営して10年の経験をもつものであるが,ここにその経過と現状を報告し,わが国の医療制度の中で,あるべきてんかん医療体系を考え,その中でささやかながら筆者のごとき小規模専門診療所のもつべき役割と位置付けについて私見を述べてみたいと考える。
子供を対象とした精神科診療所について
著者: 寺内嘉一
ページ範囲:P.1077 - P.1080
I.はじめに
昭和40年頃から厚生省の方針があってか,普通の3歳児検診(内科的なもの)に加えて精神科的3歳児検診があちこちの保健所で盛んに行われるようになった。この精神科的3歳児検診は「3歳児心の検診」という名で今日定着しつつある。
ひと口に3歳児心の検診といっても実施方法は多様で一定でない。毎月保健所で行われる小児科的な3歳児検診で,発達,情緒に問題のありそうなケースをピックアップして,他日母子衛生法に基づいて,児童相談所が3歳児心の検診を行うのが一般的である。
また一方では,このようなピックアップ方式をとらずに,例えばその週に満3歳の誕生日を迎える3歳児全部を対象にして心の検診をする試みもあり,「芦屋方式」といわれるのはこれにあたる。
私が開業した昭和47年頃は,このピックアップ方式による3歳児心の検診が盛んで,私が神戸大学精神科の小児研究グループに属していた関係で,児童相談所の嘱託の形で,兵庫県内の三木市,川西市,伊丹市,宝塚市,さらに兵庫県立精神衛生センターの依頼で尼崎北保健所などで3歳児の心の検診を担当していた。
この検診で問題になるのは,3歳児であるので発達の問題,情緒の問題,母子分離の問題,あるいはひきつけなどの疾患等々多彩である。あくまでも検診であるので,普断の診察と違って予診,生活歴聴取,状態把握,診断及び鑑別診断,母親への説明,治療方針など結論を一挙に出さねばならない。
これは大変な重労働で,その場で結論を出せるとは限らず,次回に持ち越し「継続」とせざるを得ないことが多い。しばしば「継続」のケースがたまってしまい検診が進まず,身動きできなくなってしまう。3歳児の心の検診では,診断行為と治療行為が明確に区別できにくい。例えば小児科的な3歳児検診では,何か障害のありそうなケースは,要精検ケースとして医療機関へ紹介すれば簡単に済むが,心の検診では,事後指導を引き受ける医療機関は極めて少ない。
検診はするけれど,そこで生ずる治療,指導を要するケースを,以後誰がどこで引き受けるかのあてもなく,どんどん検診が消化されてゆく状況であった。これは武器もなく戦っているようなもので暴挙といわれても仕方がない。検診の場で,母親に問題を指摘するのはやさしいが,その結果母親を大いに不安にしたまま放置し,事後指導をする場がないとすれば,行われた検診は有益であったとはいえず,当時流行語になっていた「公害」をばらまいたといわれても弁解できない。本来,3歳児の心の検診に限らず,検診は早期にみつけて早期に治療,指導ルートに乗せるのが役割と考えられるが,背景となるルートを持たずに検診をするのは心細い。
筆者は,はじめから,児童精神科の専門診療所を開設しようとしたのではない。ごく一般的な精神科外来診療所を開業した。しかし3歳児の心の検診にたずさわっていた関係で,検診の背景として自分で再指導ケースの第2次機関として精神科外来診療所にプレイルームを併設せざるを得なかった。従って,私のプレイルームを運営する姿勢は防衛的,且つ消極的である。将来プレイルームを発展させ一大治療センターに築き上げる考えは毛頭なく,何とかつぶさずに維持してゆくだけで精いっぱいである。
私のプレイルームには3歳前後の多彩な問題を持つケースがほとんどで,やがてくる幼稚園,小学校への就園就学の準備,就園就学後の適応状態のフォローを親とともにやってゆこうとしている。閉ざされたプレイルームという密室内で解決できるものでなく,将来開かれた集団への参加適応を目指して細々と指導しているのが現状である。細々とでは困るが,今の診療報酬体系では経済的にプレイルームを維持してゆけない。例えば精神薄弱は精神療法(この場合プレイセラピーに相当)も精神科通院カウンセリングも保健でわざわざ断ってまで認められず差別を受けている。これは精神薄弱は医学的に認められても,医療的に認められないという事になり,矛盾している。
社会適応:適応と医師の対応のあり方
著者: 秋本辰雄
ページ範囲:P.1081 - P.1087
I.はじめに
1980年の神戸での日本精神神経科診療所医会(以下日精診)の第7回総会1)で,〈社会的適応〉が主要テーマとして取りあげられた。日常生活のなかで患者がいかに社会的適応していくことができるのかという問題であり,決して学問的なレベルでの対話ではなく,臨床医としてのかかわりの中での迫られたことであり,同時に医師そのものの適応のありかたを如実に示してもいる。
筆者が福岡市で外来診療所を開設したのは昭和45年であり,当時市内では外来のみの開業がなかった頃である。当初は孤独感や孤立感,馴れないための試行錯誤などがあった。しかし徐々に地域の中での一診療所としての役割に納得していくようになってきた。
ところで外来診療所が地域の中に定着できるようになったのは,昭和30年頃より精神薬物の進歩により,外来でも治療ができる状況になってからである。特に東京,大阪,神戸などでは昭和35年頃より徐々に増加してくるとともに,その診療内容も従来の精神病のみではなく,神経症や家庭内問題,不登校など幅広い対象となり,精神医学の教科書では役に立たないほどである。昭和45年後よりは大学紛争などでさらに外来診療所は増加している。ところで外来診療所の所在であるが,主に大都会の旧区内に多いようである。精神病院が都市の郊外に集中しているのに比べて診療所が地域に根づいているようである。多くの診療所の精神科医は地域精神医療の実践に積極的であると考えられる。精神科医の目的意識についても,精神科診療所の社会における価値に重点をおいている。特定の技法の施行,特定の治療をしたい。入院をさせないで外来で支えたい。プライマリ・ケアとして気軽に行ける診療所として,患者の受皿として,手作りの治療をしたいという意見が多いようだ。
さて,それでは社会的適応をどのように実現していくかということから始まる。精神科診療所ではまだ歴史が浅いだけに,精神病院が抱えている社会復帰ほどに深刻な問題は少ない。しかし日常生活のなかで直面する今日的な問題として医師が日日遭遇する患者の就職,復職結婚,勤務の評価,家庭内の危機などの現実的な課題をいかに対処していくのだろうか,といった問題が総会で討論されたが,病院とは違ったきめ細かな内容であった。患者の就職について,中井久夫氏からいろいろとこ発言があった。その中で,たとえ病者であっても,人は能力という言葉では律せられないような,鍵と鍵穴が合えば結構思いがけない力,社会的な活躍をしている,と具体的な例から適合を話されていたのが印象的であった。
有床診療所をめぐって
著者: 荻野利之
ページ範囲:P.1089 - P.1095
I.はじめに
1981年7月1日の毎日新聞に評論家緒方彰氏がマスコミ診断というコラムに「ここひと月余りのニュースの重さに平然とし,身ぶるいも感じない人は少なくともジャーナリストではない」と述べ,ポーランド問題,フランスのミッテラン当選からのヨーロッパ情勢,イスラエル空軍の米国製戦闘爆撃機によるイラク原子炉破壊,イランの情勢,アメリカのヘイグ国務長官の訪日キャンセル等を上げて,世界が核を手にしながら疑いと憎しみと恐怖の中でゆれ動いている状態を述べ,「空恐ろしいまでの変化と混迷の度を増し続ける情勢が,濃淡の差はあっても大衆が肌で感ずるような情報として流れ続けている。このたった1ヵ月のことだけで十分である。この情勢を可能な限りの努力で情報を集め,分析し,もし出来得れば神に念ずるほどの気持ちで,それについての判断を大衆に示すべき時であろう。……巨大な日本のマスコミ群は「あの時何をしていた」と後世うしろ指をさされてはなるまい。奥部に迫れない報道に用はない」と結んでいる。
ある事典では,(マスコミの伝達内容は,一般に機械的技術手段を用いて,公開的だが一方的に,また非対人的で間接的に,たくさんの散在している人々に伝えられるものである。従って非個人的な標準型のコミュニケーションになる傾向があるし,巨大化した媒体は,いよいよ組織的に大衆に影響を及ぼし,そのイメージの世界をも左右するに至る)とある。それ故に,メディアポリシーとして国家や資本によるマスコミ政策の規制に止まらず(最近は,意見の多様性がますます尊重されるべき時代であるにもかかわらず,新聞はじめ各種マスメディアの集中化はむしろ自由な言論を阻んでおり,その弊に対処する方策が焦点になってきて,単なる権力によるマスコミ操縦といった次元の発想を離れて,社会的にいろいろな段階で実施される可能性を有しているとある)。又,コミュニティというコトバについては1969年に国民生活審議会答申の中から:--「国民生活行政はきわめて不十分な態勢にあり,なかでも,地域社会に関しては,ほとんどの行政分野の盲点になっている」として,住民の生活環境改善のおくれは地域社会への配慮不足によるとする。そのため,新地域社会ともいうべきコミュニティを育成し,身近な自分たちの地域社会を大切にしようというもの。広域行政がさけばれ,とかく外側に関心が広がろうとするなかで,都市化の進行で失われがちな人間性,隣人に対する無関心,過疎地域にとり残される老人問題など,多くの地域社会の問題に指針を与えている。この構想でいうコミュニティはその構成員が近代的市民意識を持っていること,開放的であることが特色で,そのようなコミュニティの育成は,単なる地域社会の整備といった意味ではなく,未来における地域社会のあるべき姿を示しているとある。
診療所の有床問題に先立って,なぜはじめに,マスコミとコミュニティの問題に触れたかというと,過去のことを措いて,現在から未来への視座で眼を据えると,どうしても,この2つは基本的な問題であり,又,われわれもコミュニティの一細胞として,コミュニティの側から医療問題を眺められる便利さもあるからである。
健康保険制度に人間性を
著者: 明石恒雄
ページ範囲:P.1097 - P.1100
昔は医は仁術といわれ,社会的地位も与えられていた。庶民の中にあってくすしは慈しみをもって患者に接し,利害を抜きにして治療を施し,患者はその医師を尊敬することにより自然に社会的地位が与えられたし,上流社会でも貴族・封建社会では時の国家権力より御典医などと社会的地位を与えられていた。そして小咄や川柳で医師が僧侶等と共に皮肉られることはあっても,尊敬されているもの―社会的地位のあるもの―に対する単純な庶民の羨望からであって笑いですませられる程度のものであり,医師と患者の間には太い心の絆があった。
時代と共に職業の貴賤は薄れ,医師と患者の立場は対等になりキブアンドテイクの概念が生まれつつある。医師は聖職であり,奉仕の精神は失われてはならないが,強者が弱者に対するいわゆる施しではなくなっている。しかし現在の医師の心の中にはまだ「治してやっている」という施し―傲り―の意識が残りエリート意識を捨てきれず昔からの社会的地位に自らしがみついている感がある。患者もまた医師に対する尊敬の念はあるもののむしろ社会的・経済的優位にある(事実はそうだろうか?)医師に対し羨望がたかまり,さらにそれがねたみにも発展しいろいろなトラブルの発生につながる。更には「薬づけ」,「検査づけ」,「乱診乱療」,「脱税」等々,マスコミは庶民のねたみをあおりたてるごとく次々と医師攻撃の矢を放つ。以前精神病院攻撃を行った大新聞の記者と話しあった時も平然と「われわれは商業新聞ですから売れる記事を書かなければならない」と言いきるありさまだ。
老人医療の立場から
著者: 松田孝治
ページ範囲:P.1101 - P.1107
I.はじめに
幾つかの精神科診療所では老人性痴呆症が熱心に取組まれているが,全体として,本稿のテーマの分野でまとまった報告をするほどの資料の蓄積はないと思う。むしろ,それができるほど医学制度が整備されていない。筆者はここでは,今後より一層重大なテーマとなる老人医療における精神医学的側面を精神科診療所の立場から,その役割と手法について考察する機会を与えられたと思っている。精神科診療所での日常診療,およびそれと地域医療や福祉などとのかかわり,筆者自身の医師会活動などの経験を報告し,そこから医療システムについて述べ,さらに医療と福祉の結合を社会システムとして展望してみたい。現場での医療が医療経済の支えがない限り実践できないことを述べたし,さらにこの問題が広く政治と密着していることにも言及した。第Ⅳ章を設けたのは,このあたりの理解なしに,箱神科診療所の問題の所在の理解がすすまないと考えたからである。ご理解を願いたい。
座談会
精神科診療所をめぐる諸問題
著者: 秋本辰雄 , 荻野利之 , 長坂五朗 , 西尾友三郎 , 原洋二 , 松田孝治 , 加藤正明
ページ範囲:P.1108 - P.1120
はじめに―「立津による質問」以後の現状
加藤(司会) 今日は,「精神科診療所をめぐる諸問題」ということで,お集まりいただいたわけですが,いまから13年前の昭和43年註)に,やはり同じテーマで座談会をやったことがあります。そこで立津先生から6つの問題が出されておりますが,この問題はいまでもやはり継続する問題だと思います。
この13年あまりの間に診療所の数もたいへん増え,新しい,いろいろな問題が出ていると思いますので,まず最初に長坂先生から全国の精神科診療所の現状をお話しいただきたいと思います。
長坂 昭和43年から現在までほぼ13年経っております。その間に日本の社会情勢,ひいては医療情勢もいろいろ変遷してきたことは皆さんご承知のとおりであります。
特に最近の医療情勢,医療関係のできごとはマスコミの一つの大きな興味の対象となって取り上げられます。
そういったきわめて流動的な,あるいは危機的な状況の中で,精神科医療というものも,その渦中の外にあるわけにはまいりません。
本日のテーマがたまたま同じでございますので,12,3年前の状況と今日までの社会情勢の変化の間にどれだけの変化があったか,現状は進歩したか,進歩したとすればどういう点が進歩しておるか,あるいはぜんぜん変っていないか,変っていないとしたらどういう点が変っていないか,そういったことを論じ合ってみたらどうか,そのように考えます。
今からおおよそ13年前の特集「精神科診療所をめぐる諸問題」において立津先生が6つのテーマを出しておられます。これを拠り所にして13年の間にどう変化したかを検討してみると論じやすいのではないかと考えます。
古典紹介
Hans Binder—アルコール酩酊状態—第3回
著者: 影山任佐
ページ範囲:P.1125 - P.1140
208酩酊例の病歴誌を用いて,アルコール酩酊状態を次のように分類し,その各々についての論述がなされている。
A.単純酩酊 即ち正常な分布領域内の変動である急性アルコール摂取に対する普通一般人の反応である。最初に大脳皮質下ないしは生気的一精神的興奮〈感覚感受性の亢進,多幸的基礎気分,発動性の増大〉の出現する時期が現われる。次いで現われるのが昏蒙の段階で,これは皮質,即ち精神の高次機能的「上屈」に緩慢にしか出現せずごく段階的に深化する機能の麻痺期である。このために比較的原始的な機能の脱抑制現象が派生するが,しかしこれは極端な程度にまで高まることはなく「下降性」麻痺の中にたちまち姿を消してしまう。正常な心理的連関や見当識は酩酊者の入眠する時まで保持される。いかなる妄想観念も幻覚も出現することはない。単純酩酊は人格に比較的軽度の震憾を与えるだけであり,礼容はどうにか保たれており,人格異質的行為が生じることはない。酩酊中の記憶は多くの場合く常にそうだとは限らない〉比較的強度に障害されることがない。重大犯罪では単純酩酊はたんに誘発因子的役割を果たしているにすぎない。実践的理由から単純酩酊には責任能力に対する影響は認められない。
B.異常酩酊 ここではアルコール急性作用と並んで異常な個体的素因が働いている。非常に強くて持続の長い生気的精神興奮と精神の高次機能的「上層」に突発する重篤な障害が出現する。このために人格の激しい震憾が惹起され,礼容を整えることはもはや不可能となり,人格異質的行為がなされる。しかしながら最後の飲酒後遅くとも12時間経れば異常酩酊のこの遷延化された興奮も睡眠様状態へと移行してしまう。
1.複雑〈=量的に異常な〉酩酊:激しい生気的興奮く被刺激的基礎気分〉と,これに遅れて比較的原始的な機能の極端な脱抑制現象を伴う,麻酔に類似した姿で出現する急速に深化する昏蒙とが現われる。このため麻酔と同様の経過が出現する。興奮は「下降性」麻痺の後半段階に至っても,突発性に再燃する。こうして人格異質的行為を悲起する重篤な狂暴的運動発散が出現する。しかしながら,行動には,環界とは意味のある,また第三者には了解可能な関係が保持されており,強い明識困難状態のために遅れることがあっても,入眠するまでには正常な心理連関と状況に対する見当識は多くの場合保持されている。憤怒の放散(八つ当り)に支配された短絡反応傾向が出現する。コンプレックス傾向の抑制からの解放も現われる。時には被害的意味を持つ妄想様着想が出現するが,しかしこれが現実意識を真に動揺させることはない。幻覚というものは存在しない。酩酊時の記憶は概括的であることが大半を占める。酩酊状態の被刺激性の結果,稀ならず重大な情動犯罪がなされる。複雑酩酊状態にある者には限定責任能力が認められるべきである。
2.病的〈=質的に異常な〉酩酊=激しい興奮と同時にくこの点が複雑酩酊とは異なる〉意識障害が出現する。このために症状像全体は全く突発的に出現する。基礎気分は不安である。質的に異常な意識障害が存在し,状況に対する見当識は最初から直ちに根本的に障害される。従って病的酩酊者の全てが責任無能力者である。
a)病的酩酊のもうろう型。正常な心理連関の連続性は新しい狭窄された意識の全体的状態を示すもうろう状態の出現によって中断される。もうろう型酩酊者は周囲を断片的にしか把握せず,これとの関係は著しく障害されており,酩酊者の行動は第三者にとって了解不能であることがしばしばで,空想的で非現実的な性格を帯びたものとなっている。しかし,不安を帯びた興奮はく夢遊病者と比較して〉外面的に表出されることはごく少ないが,表出されれば,重大な狂暴発作が出現することがある。もうろう型酩酊者の精神過程はそれでも夢幻的な,機械的に刻み込まれた連関を示す。精神の高次機能的「上層」の遮断の結果解放されるのが,コンプレックス傾向や対象のない「盲目的」欲動や表出行為そして過剰な発動性によって極端に活性化された全く要素的な運動型である。状況全体を誤認へと導びく馬鹿げた追跡妄想や不安に彩られた散発性の幻覚が出現する。身体的には構音障害と身体の動揺とは欠如し,瞳孔硬直や腱反射の減弱が認められることもしばしばである。不安そして妄想的状況誤認や著しい脱抑制の結果,重大な情動犯罪がなされることが多い。
b)病的酩酊のせん妄型。振戦せん妄の頓挫型である。せん妄性意識障害の全般的な崩壊の傾向のために正常な心理的連関はばらばらにされてしまっている。このため酩酊者の行動は第三者にとって了解不能であるだけでなく,―せいぜい特定の行動の断片が追体験可能であるのがやっとである―,せん妄型酩酊者の精神過程もまたそれ自身内的連関を失っており,解離という飛躍と断裂につら貫かれてしまっている。一過性に突発する関係念慮や移しい量の刺激幻覚(Reizhalluzinationen)〈その多くは影のような動きのない形をしている〉が出現する。行動の断片には運動性不隠が認められ,特に要素性運動様式が作動している。もうろう型酩酊でしばしば認められたような極端な程度にまで不安や迎動発散が到達することはない。犯罪的重要性は少ない。
異なった各型の間に混合ないしは移行例というものが時には出現するとしても,アルコール酩酊状態の以上述べた分類というものは,理論的にも実践的にも現在なお統一のないままに扱われている領域に明確さをもたらすのに貢献するものであるように思われる。
動き
「第4回日本生物学的精神医学研究会」印象記
著者: 山口成良 , 佐野譲
ページ範囲:P.1142 - P.1143
第4回日本生物学的精神医学研究会は名古屋保健衛生大学医学部の中沢恒幸教授会長のもと,去る6月4日,5日の両日にわたり,新築なった名古屋のホテル・キャッスルプラザで行なわれた。会長講演,シンポジウム2,一般演題72題であった。
「状態像stateの精神生理学」と題する会長講演は,対象が主観的に知覚し,表現する言動(症状)から,なんらかの生物学的徴候をみい出すべく,約4,000名の被検者についてskin potential reflex,指尖容積脈波,心拍数,tapping,反応時間等を指標として,ポリグラフィックに情報解析を試みたものであり,不安状態,抑うつ状態強迫状態等の対比が明瞭に象徴化されており,また,左右脳の問題,妄想への接近をも試み,将来の集大成が大いに望まれる,生物学的精神医学研究には恰好の講演であった。
基本情報

バックナンバー
66巻12号(2024年12月発行)
特集 「治療を終える」に向き合う
66巻11号(2024年11月発行)
特集 「難治例」の臨床—治療に難渋する時の診断,治療,そして予防
66巻10号(2024年10月発行)
特集 不登校の理解と支援
66巻9号(2024年9月発行)
特集 —身体疾患の患者・家族のこころを支える—コンサルテーション・リエゾン精神医学
66巻8号(2024年8月発行)
特集 現代における解離—診断概念の変遷を踏まえ臨床的な理解を深める
66巻7号(2024年7月発行)
特集 アディクション—コロナ禍で変わったこと,変わらないこと
66巻6号(2024年6月発行)
特集 精神疾患の気づきと病識
66巻5号(2024年5月発行)
増大号特集 精神科診療における臨床評価尺度・検査を極める—エキスパートによる実践的活用法
66巻4号(2024年4月発行)
特集 精神疾患・精神症状にはどこまで脳器質的背景があるのか—現代の視点から見直す
66巻3号(2024年3月発行)
特集 精神疾患への栄養学的アプローチ
66巻2号(2024年2月発行)
特集 うつ病のバイオマーカー開発の試み
66巻1号(2024年1月発行)
特集 性差と精神医学—なぜ頻度や重症度に差があるのか
65巻12号(2023年12月発行)
特集 精神科領域の専門資格—どうやって取得し,どのように臨床へ活かすか
65巻11号(2023年11月発行)
特集 精神疾患回復の時間経過を見通す
65巻10号(2023年10月発行)
特集 DSM-5からDSM-5-TRへ—何が変わったのか
65巻9号(2023年9月発行)
特集 拡がり続ける摂食障害(摂食症)—一般化とともに拡散・難治化する精神病理にどう対処するか
65巻8号(2023年8月発行)
特集 複雑性PTSDの臨床
65巻7号(2023年7月発行)
特集 子どものうつ病に気づく
65巻6号(2023年6月発行)
特集 精神科医療の必須検査—精神科医が知っておきたい臨床検査の最前線
65巻5号(2023年5月発行)
増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
65巻4号(2023年4月発行)
特集 わが国の若手による統合失調症研究最前線
65巻3号(2023年3月発行)
特集 災害精神医学—自然災害,人為災害,感染症パンデミックとこころのケア
65巻2号(2023年2月発行)
特集 精神医療・精神医学の組織文化のパラダイムシフト
65巻1号(2023年1月発行)
特集 精神医学における臨床研究のすゝめ—わが国で行われたさまざまな精神医学臨床研究を参考にして
64巻12号(2022年12月発行)
特集 死別にまつわる心理的苦痛—背景理論からケアおよびマネジメントまで
64巻11号(2022年11月発行)
特集 ひきこもりの理解と支援
64巻10号(2022年10月発行)
特集 精神・神経疾患に併存する過眠の背景病態と治療マネジメント
64巻9号(2022年9月発行)
特集 学校で精神疾患を「自分のこと」として教育する
64巻8号(2022年8月発行)
特集 ジェンダーをめぐる諸課題を理解する
64巻7号(2022年7月発行)
特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論