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「第3回世界生物学的精神医学会」に出席して
著者: 高橋良1 加藤伸勝2 野村純一3 高城昭紀1 吉本静志1
所属機関: 1長崎大学医学部精神神経科 2京都府立医科大学精神科 3三重大学医学部精神神経科
ページ範囲:P.451 - P.455
文献購入ページに移動第1日目は開会にあたり上記3名と,N. Sartorius(WHO,ジュネーブ)が演説を行い,その後,開会記念講演としてKendell, R. E. により「生物学的研究の診断基準の重要性」と題して最近の趨勢が述べられた。第2日目より学会に入り,5日間にシンポジウムは60テーマ,計約470題,一般演題は19テーマ,計約134題,小一般演題は5テーマ,計約49題,ポスターセッションと円卓討論は約50セッションの計約369題の発表がそれぞれ行われ,その間特別講演としてP. Deniker(フランス),F. Liavero(スペイン),K. Leonhardt(東ドイツ),C. Shagass(米国)が,それぞれ長年の研究結果に基づく見解を述べた。また全体セッションとして3テーマで計19人が発表を行った。
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