数年前一般向の小著を物したとき,出版社編集部による引用文の点検が非常に厳密で,引用文の一字一句原著と異なってはならない,編集部で調べるから,著者名,書名,出版社,出版年は勿論のこと,外国書ならばその原文をも書き添えよとのことであった。恐らく煩い読者が居て何かの誤りを発見して,したり顔に注進して来るのに懲りているのであろう。聖書のキリストのエリエリレマサバクタニについて,聖書の著者名,エリエリの原文を添えよというには閉口した。聖書の著者が誰であるか気にしたことは全くなかったし,エリエリは元来ギリシア文字で書かれてあるもののアラム語なので,死刑執行役人が分らずに,エリアを呼ぶなりといったのであるから,私には分るわけはない。アラム語はシリアの言葉でどうせアラビア文字かヘブライ文字のようなものであろうから,エリエリをヘブライ文字で書いておいたところ,このテストに通った。どうもカンニングでもしたような気になるが,このような詮索はちよっと行き過ぎであろうか。
一昨秋テレビでノーベル賞のエソロジストのローレンツの雁の行動の放送があり,面白かったが,最後の字幕に「動物のすべては人の中にあり,されど動物の中に人のすべてはあらず」老子,と出た。すると中国哲学の友人から早速電話があり,老子にはこんな言葉はない筈だとのこと,「攻撃」を調べてみると,古い中国のことわざalte chinesische Weisheitにとしてある。「八つの大罪」の付録のレクスプレス記者との対談では,この文句は老子の言葉となっている。前者は1963年,後者は1970年の出版であるから,この間に古賢が老子に変ったわけである。荘子にはこの言葉はない。荘子なら万物斉同,人と禽獣と何の異なる所あらんやと来なければふさわしくない。列子には,人でありながら禽獣の心を持つ者があるが,外観が人なので人間扱いにされ,反対に禽獣でも人の心を持つ者があるのに,外観から畜生扱いされるとあって,ローレンツの引用には合わない。NHKとみすず書房に問合せたところ,ローレンツ自身がそういったからそうしたまでのことで,老子にこの文句があるかどうか確めなかったとのこと,煩い視聴読者が居るものだと厄介に感じたことであろう。中国哲学者によると,孟子や荀子にはやや似た言葉があるとのことで,やはり道家より儒家のいいそうなことである。揚朱の個人主義,墨翟の博愛主義は父と主君を認めないから禽獣だ,人が禽獣と異なるのは人は内なる仁義に由って行い,外からの規制としての仁義に由って行うのではないという点にある,禽獣には父子はあっても父子の親(しん)はなく,牝牡はあっても男女の別はない,禽獣には知はあっても義はない,礼と義を乱る者は禽獣である,というような文句がいくつもある。性善説(孟),性悪説(荀)に関係なく,人と動物の差は仁と義の有無と見ているのだそうである。儒家は動物(自然的存在)を悪とし,動物に人間の堕落の姿を見,道家では動物に善を認め,人為なしに自然に振舞うのが善とされる。人間(文化的存在)は儒家にとっては善で,孟子は人間の自然の性も善であり,荀子はそれは悪だが人為の礼と義で善くすることができるとする。道家は人間は自然から逸脱して悪となり,仁義という人為を加えざるを得なくするが,元来は文化的になったのが悪の源であるから,自然の道に帰れというのである。ローレンツは人間の中の動物が初めから何か邪魔なもの,軽蔑すべきもの,根絶すべきものでは決してない,といっているので,儒家のように動物に悪のみを見るのではないが,といって道家のように動物に善,人間に悪を見るのでもない。肉食文明,キリスト教文明の中にあっては,動物に善,人間に悪を見ることは容易にはなし得ないだろう。とにかくローレンツのような見方をする中国の古賢はちよっと見当たらないとのことである。
雑誌目次
精神医学24巻6号
1982年06月発行
雑誌目次
巻頭言
文献引用
著者: 西丸四方
ページ範囲:P.572 - P.573
展望
児童精神医学の動向—とくに生物学的側面から(そのⅡ)
著者: 山崎晃資 , 片岡憲章 , 林雅次
ページ範囲:P.574 - P.585
V.言語発達の生物学的基礎--言語習得と言語機能の一側化をめぐって
成人の大脳半球機能には左右差があり,とくに言語機能が左半球に一側化していることは古くから知られていることである。この一側化現象が,どのような過程を経て確立され,言語習得過程とどのようなかかわりをもつのかを検討することは,言語習得の生物学的基礎を明らかにする上で重要であるばかりではなく,言語習得がきわめて困難である自閉症児,言語発達遅滞児などの病態を理解する上でも有用なことと考えられる。
Lenneberg133)は,1960年代までに集積された言語に関する生物学的知見をまとめ,言語習得に関する理論的仮説を発表した。その後,今日までの15年間,この理論は心理言語学,とくに行動主義的な学習理論にかわってあらわれたChomskyの生成文法理論の生得的な言語観に,生物学的な根拠を与えるものとして受け入れられてきた。しかし,この間になされた生物学的研究の展開にはめざましいものがあり,Lennebergの理論的仮説が再検討されるべき時期にきているといえる。
研究と報告
境界状態の身体性についての現象学的考察—身体が傷ついたことを契機として境界状態から精神分裂病へと陥った症例をめぐって
著者: 渡辺雄三 , 江口昇勇 , 安藤文夫
ページ範囲:P.587 - P.594
抄録 離人感,強迫観念,関係念慮を主症状とする境界例とみられながら,性的体験,妊娠中絶手術といった身体的危機状況の度に混乱を深め,ついには自殺を目的として自己の身体を傷つけることによって精神分裂病症状が著明になった症例をとりあげて,境界状態の精神病理学的構造を,特に身体性の面から現象学的に考察した。そして身体という枠,あるいは枠としての身体性という概念を導入するてとによって,枠としての身体性の成立がそもそも問題化し,他者性が有無を言わせずに身体性の枠を越えて自己の内部にまで深く浸透して自己性を剥奪していく精神分裂病と対比的に,境界状態を,身体という枠上において他者性の圧倒,侵害が問題化している存在,あるいは,枠としての身体性によって危機的ながら他者性に脅かされる自己性をようやく維持している存在としてとらえようとした。また枠としての身体性という概念を用いることによって,分裂病と境界状態の連続性について考えると共に,その精神療法的な手がかりを身体性への関与の中に見ようとした。
催眠剤静脈内投与効果の脳波薬理学的検討(第1報)—誘発睡眠経過の分析
著者: 苗村育郎 , 斉藤陽一 , 高橋行雄
ページ範囲:P.595 - P.608
抄録 催眠剤の効果特性を比較検討するために,昼間一定時間の睡眠を誘発し,その前後にわたり脳波を基軸とした多角的な生理・心理指標を追跡する新しい実験デザインを考案した。これに基づき,3種類の催眠剤,flunitrazepam(F),diazepam(D),amobarbital(A)およびplacebo(P)を,各々11名の健康成人男子に静脈内投与し,F,D,Aにおいては,計画通りいずれも平均約90分の誘発睡眠を得,各指標を等しい条件下で検討するてとが出来た。本報告ではこのうち,我々の考案した,誘発睡眠に関する11種類の脳波状態区分(EEG states)を適用して,各薬剤の睡眠経過を分析・比較した。その結果,Pに対しては各薬剤とも,誘発睡眠時間(DIS)とその内部でのEEG statesの分布において明らかな有意差を示した。薬剤間では,上述の如く平均DISには有意差は無いが,EEG statesの分布において薬剤の特徴が示されていた。即ち,Fは,D,Aに対し,早期に徐波睡眠(State Ⅱb,Ⅲ)を有意に多く生じるが,すみやかに回復してD,Aより早くplaceboの水準に近づく傾向が見られた。DとAの間には有意差は示されなかった。
シアナマイド・アルコール反応(Cyanamide alcohol reaction)の臨床および生化学的研究
著者: 小宮山徳太郎 , 庄田秀志 , 小片寛
ページ範囲:P.609 - P.620
抄録 アルコール非依存症者(Non-Alcs)にアルコール反応(AR)試験とシアナイド・アルコール反応(CAR)試験を,アルコール依存症者(Alcs)にCAR試験を行った。各試験結果を比較検討し,(1)CARがアセトアルデハイド(AA)の薬理作用である,(2)血中AAがNon-Alcs<男子Alcs<女子Alcsの順に高い傾向がある,(3)Non-Alcsでは悪心・嘔吐・睡眠への移行が認められ,虚脱・意識喪失に至らない(4)AlcsではCARの初期症状は飲酒の妨げとはならず,また悪心・嘔吐・睡眠への移行などがないかあっても軽度であるのに反して,収縮期血圧の低下が著明となり急激な心膊数の減少・虚脱から意識喪失に至る例があり,その傾向は女子Alcsに著しい,(5)Alcsでは血中AAと収縮期血圧の低下との間に軽度の相関を認めるがNon-Alcsでは認めない,などの結果を得た。そしてAlcsはアルコール依存形成とともにAAによる自律神経症状や中枢抑制作用に耐性を獲得し,AAの心血管系への直接作用には抵抗性が低下していることが推測されたので考察した。
精神分裂病の血小板モノアミン酸化酵素について
著者: 曽我紘一
ページ範囲:P.621 - P.627
抄録 精神分裂病と血小板MAOとの関係を明らかにするたあ,健常者および分裂病者の血小板MAOをtryptamineを基質として測定した。
全体(n=115)では3.27±0.144n mol/mg/h,分裂病者(n=75)では2.89±0.13n mol/mg/h,健常者(n=40)では3.98±0.29n mol/mg/hであった。この結果,分裂病者の血小板MAO活性は健常者の活性と比較して有意に低いことが明らかになった。また血小板MAO活性には健常者でも,分裂病者でも性差がみられ,女子は男子に比べ高値を示した。
血小板MAO活性低値と分裂病の病型,幻覚・妄想の有無,遺伝負因,転帰などとの関係の有無を調べた。その結果,分裂病性欠陥状態が重症となるにつれて,血小板MAO活性が低くなってゆく傾向が認められた。このことより,血小板MAO活性が分裂病における病的過程の生物学的指標となり得る可能性が示唆された。
てんかん薬物治療の単純化—慢性患者における併用薬剤数減少の試み
著者: 久郷敏明 , 細川清
ページ範囲:P.629 - P.635
抄録 てんかんの薬物治療は,従来多剤併用の傾向があった。しかし,最近のてんかん治療学の立場からは,これに対する多くの批判が寄せられている。著者らは,てんかんの薬物治療単純化の一環として,慢性患者を対象に併用薬剤数の減少を試みた結果,以下に要約される結果を得た。対象は,平均治療期間12.3年を有する成人てんかん患者115例である。
併用薬剤数は,平均3.6剤から2.0剤に減少しえた。単剤処方43例(37.4%),2剤以下77例(67.0%)となった。薬剤では,phenytoinは半減し,二次剤の大多数は中止できた。一次剤でも,用量が適量以下と思われる少量使用例では中止できた。3症例で,離脱発作(withdrawal seizure)と思われる発作の再燃をみた。
以上の結果に基づいて,若干の考察を行い,薬物治療単純化の必要性を述べた。
三人組精神病の1家族例—知見補遺
著者: 高橋明 , 土居通哉 , 臼井宏 , 竹中奎子
ページ範囲:P.637 - P.643
抄録 三人組精神病の1例を紹介した。5年前に両親の反対を押し切って遠方に嫁いだ29歳の娘に,嫉妬—,被害—,関係—,追跡妄想が生じ,第一段階として娘との分離に成功していず,彼女との親密な関係を願望していた,感情移入を起こしやすい母親がその妄想に感応した。第二段階として,衝動的で,母親に無批判,依存的な父親が感応し,ついには3人で同じ妄想を共有するに至った。この感応現象の背景には,両親がかねてから娘婿を好ましからざる人物と考えていた事実があり,妄想内容が両親に容易にあり得ることと受け取られ,2人の不満の発散に役立ったと考えられる。娘の妄想は両親に抵抗なく受容され,2人の発症は急性で,しかも娘との分離後数日以内に治癒した。これは上記の生活史的背景や,家族内対人関係にその理由があると考えた。また,これまでの二人組精神病の報告例と若干異なる点を指摘した。
Switch processに伴い著明な生化学的・脳波学的所見の変動を示した躁うつ病の1症例
著者: 中河原通夫 , 松浦雅人 , 平沢秀人 , 石井紀夫 , 西川徹 , 渡辺明子 , 花村誠一 , 仮屋哲彦 , 島薗安雄
ページ範囲:P.645 - P.653
抄録 3年余にわたり,約2ヵ月の周期で躁病相とうつ病相を繰り返す1症例について,これらの病相期のみならず,その移行期にも注目して,臨床生化学的ならびに脳波学的検討を行なった。1)catecholamineのneuromodulatorであるβ-phenylethylamineの尿中排泄量は,躁病相からうつ病相へ移行する時期に増加を示した。一方,norepinephrineの代謝産物であるMHPG-SO4,の尿中排泄量は,うつ病相から躁病相へ移行する時期に増加した。2)脳波基礎活動は,臨床症状の推移と一致して変動した。躁病相では後頭部優位に10〜12Hzα波が多量出現する正常脳波であるが,躁病相の後半より徐々に徐波化し,うつ病相では7〜8Hzの波が主体となる徐波異常脳波を呈した。一方,うつ病相から躁病相への移行期の速波化はすみやかであった。また,夜間ポリグラフの所見では,うつ病相での異常がより顕著であった。以上の結果について,switch processという観点から考察を加えた。
短報
ハロペリドールが著効を呈した病的笑いの2症例
著者: 佐久川肇 , 上地弘一
ページ範囲:P.654 - P.657
I.はじめに
器質性脳障害の症状の一つとしてしばしば泣き・笑いをはじめとする情動の異常を呈することはよく知られており,その中枢機制についても多くの知見が得られている1〜7,9,11,13〜15)。しかしながら治療有効例の報告は極めて稀である8)。
著者らはこの度,脳動脈瘤破裂の術後に病的笑いをきたし,haloperidolが著効を呈した症例を経験したので報告し,病的笑いの中枢機制について検討を加える。
Tardive dyskinesia例に認められた特異なcorpora amylacea分布
著者: 今岡健次 , 中村晴臣 , 久葉周作 , 杉原寛一郎 , 小椋力
ページ範囲:P.658 - P.661
I.はじめに
遅発性ジスキネジア(tardive dyskinesia)はSigwaldら(1959年)の最初の報告以来,現在までに種々の報告がなされている。本ジスキネジァは非可逆的な不随意の常同的,リズミカルな運動があらゆる筋群に発生する。しかし,大半が口唇,舌,顎に発生することから,buccolinguomasticatory dyskinesiaとかoral dyskinesiaともいわれる。原因としては向精神薬等の薬物の副作用(drug-induced)と老齢化(spontaneous)が考えられている。
病理形態学的には,いまだ十分な知見を認められておらず,さらに神経病理学的検索が要求されているのが現状である。著者らは長期にわたって向精神薬(chlorpromazine)を服用しtardive dyskinesia症状を示した1例を剖検する機会を得,両側淡蒼球外節に限局して無数のcorpora amylacea(以後C. A. と略す)を認あた。本例のC. A. の淡蒼球外節における分布を,対象(100例)と比較し,若干の考察を加えて報告する。
右後大脳動脈域閉塞で左同名半盲,健忘,軽躁などの精神症状を呈した1例
著者: 黒田重利 , 山本光利 , 大月三郎 , 井口欽也
ページ範囲:P.662 - P.664
I.はじめに
後大脳動脈(PCA)領域の梗塞による急性発症の記銘力の低下の症例が散見される。健忘症状に加えて発症時の錯乱,失見当識,計算力の低下などを伴うことが多い。これらの症例の多くは左側のPCAの閉塞であり,劣位側例の報告はまれである。今回,我々は急性に発症し,当惑・健忘を呈した患者で右PCA域の閉塞がみられた1例を経験したので報告する。
古典紹介
Josef Gerstmann—手指失認—自分の身体の位置づけの限局した障害—第1回
著者: 板東充秋 , 杉下守弘
ページ範囲:P.665 - P.670
外科医でもあり,神経学者,精神病理学者でもあったAmbroise Pare以来,身体部分(四肢,乳房,陰茎等々)を切断した様々な患者が,存在しないはずの肢節(身体部分)をなおも長く感じ続けることは周知の事実である。このような患者は,切断された身体部分が,なおも存在するという感じが(特に最初の頃は)余りに強く,切断されていることを全く意識しないこともある。このため,例えば,足をなくしたことを何度も忘れ,これを掴もうとしたり跳び上がろうとして倒れてしまう。このような簡単な事実より次の如き知見が明らかになる。
我々は自分の内に——十分意識してではなく,意識の中心からは外れたところで—自分の身体についてのいわば身体図式,Headの用語では姿勢模式(Postural model)を持っている。自分の身体の内的表象,誰もが持つ自分の身体的自我の空間像とはこのような意味に解されるべきである。この身体空間像はすぐれて視覚的だが,ある程度は触覚—運動覚的でもある。身体図式は,全体として「我々の身体性の意識の本質的土台」(Pick)を表わしている。
特別講演
精神医学教育
著者: 林宗義
ページ範囲:P.671 - P.676
I.はじめに―戦後の台湾の精神医学教育
私が戦後台湾に戻った時,最もこたえたのは仲間がいなかったことである。教えを請う先生がいない,話し仲間もいない,精神科を志望する人もいないという状況であった。それのみならず,精神科があまり重視されていなかった。はっきりいえば軽視されていた。精神病は治らない,精神科の医者は精神病を治せない,という風に一般社会に於ても,医学の仲間に於ても評価が低くて,これでは精神病の治療,精神医学の教育をするのは大変だと痛感した。このような状況の中で,まず人作りから始めるのが必要であると考え,以来私は精神医学教育にかなりの重点を置いて努力してきた。私の人作りの目標は,人から信用され,尊敬される専門医を養成すること,医学の他の部門の人達と肩を並べて対等に協力できる人を養成することであった。これを考えたのは1946年のことであるが,当時精神科を志望する人はいなかった。日本統治の50年間に精神科をまともに勉強をした人が1人もいなかった一事でお分りと思うが,私はどうしようもない状況に直面したわけである。
どこから手をつけたらいいのか,という問題にさっそくぶつかったのであるが,まず考えたのは医学部における精神医学教育に重点を置こうということであった。ところが,そういっても,当時は医者が私ひとり,助手もいない,看護婦も再訓練しなくては使えない,という状態であった。良い臨床精神医学がなくては精神医学の教育はできないのだから,まず台北大学の精神医学教室の再建と教育の強化をし,そこで臨床精神医学を実践してデモンストレーションとすることを考えた。精神医学は学問の一部である,精神医学は他の医学と同じように人を治すように努力している,あるいは少くとも苦痛を軽減するように努力しているということをデモンストレーションすることによって,ひょっとしたら,教育を受けた学生の中から精神科を志望する人も出てくるのではないかということを夢見つつ始めたのがこの精神医学教育であった。
当時の台湾の精神医学の教育カリキュラムは丁度日本の現在とほとんど同じで,3年目に総論があり,4年目に各論があってポリクリが回ってくる。まず,これで始めた。ところが,これでは少しも能率が上らないことが分った。精神医学総論を教えるといっても,私が台湾に持ち帰ったのはBumkeの教科書1冊だから,それだけを使って教えることはとてもできないし,といって,他に本はなしで,途方にくれた。だから,最初の頃は毎週の講義のために涙を流しつつ自分で勉強していったものである。ところが,1,2年のうちに学生の中からこれはとおぼしき者が入局を希望してきた。鬼の首でも取ったように喜んでいると,後で父親が断りに来るというまことに苦しい経験のあったことをなつかしく憶い出す。しかし,そのうちに1人,2人とだんだん入ってくるようになって,4年間で4つあったレジデントの席が全部埋まることとなった。一方,学生の講義の出席率もだんだん良くなり,出席を取る必要がなくなってきた。しかし,そういうことをしている間に,いったいわれわれの精神医学教育の目的はただプロフェッショナルな仲間を作るということだけでいいのだろうか,と深く考えさせられるようになった。仲間だけではなくて,味方を作るという所に持っていくべきだ。精神衛生,精神医療の仕事は精神科の医者だけでできるわけではない。他科の医者も味方にすべきだ。そのためには,精神医学の最低限度の知識だけではなく,技術までもある程度教えるべきだということを考えついて,そこにだんだんと精神医学教育の目的を移していったように記憶している。
そのうちに,精神医学の教育は医者だけでいいのだろうか,と考えるようになった。予防の問題は社会全体の問題であって,医者だけではできない,ということでだんだん他の職種のことを考えるようになった。時に心理学分野の人や看護婦の教育にずいぶん努力するようになった。毎週心理学教室のコンフェレンスに参加して,何とか精神医学と心理学が互いに話し合う機会を作ろうと3年間努力した。そしてやっと,臨床心理学をやりたいという一人の心理学の学生を引っぱり出した。このように,精神医学教育の方向についてある程度アイデアができたところで,私はアメリカへ行くこととなった。3年後に台湾に帰った時には,自分のアイデア実現のために私がアメリカで習ったことを使う下地ができており,それから具体的な案にだんだんと発展していったのである。
1953年にアメリカから帰ったのであるが,私としては考えもしていなかった発展が起った。アメリカのAID(Agency for lnternational Development,国務省国際開発局)が台北大学とデューク大学の協力を持ち出してきたのである。デューク大学とコロンビア大学の医学部長が来て,台北大学医学部の教育カリキュラムを改革するということであった。その年の暮れ,医学部長に「精神科が“Grosse Fach”になるが,どうだろうか?」と言われて仰天した。アメリカでは精神科は“Grosse Fach”で,教授,助教授,講師など百何十人もスタッフがいて,大変うらやましく思っていた。一つのチャンスを得たという喜びもあったが,助手3,4人しかいないところで“Grosse Fach”の教育ができるかという非常な不安,危惧もおぼえた。もう一つには,当時はこれから臨床精神医学を建設していこうという時期であり,さらにちょうど台湾の精神疾患のsurveyをしたあとで,これから社会精神医学にもう少し深く入っていきたいという時でもあったので,教育に力を使ってしまったらどうなるかという不安があった。そこで医学部長に「一寸考えさして下さい。1週間待って下さい。」と返事した。その1週間の間に色々と考えた末,結局「やってみます」と返事した。それで,1954年の新学期から台湾の精神医学教育は一つの新しい時代に入ったのである。
そこでまず,台湾における精神医学教育(これはよく“台湾モデル”と言われている)について簡単に説明したい。次に,私が台湾モデルを作ったものだから,WHOなどにたのまれて,各国の精神医学教育を見たり,指導したりする機会があったので,それについて述べたい。さらに,現在私たちの直面している諸問題について話をしたいと思う。
基本情報
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62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論