icon fsr

雑誌詳細

文献概要

研究と報告

子癇後,生活史健忘,記憶発作,および頭頂葉症状群を呈した症例

著者: 佐藤哲哉1 三浦まゆみ1 内藤明彦1

所属機関: 1新潟大学医学部精神医学教室

ページ範囲:P.65 - P.68

 抄録 子癇後,長期にわたる生活史健忘,記憶発作,および相貌失認などの頭頂葉症状群を呈した症例を報告した。生活史健忘の形成因子として,1)子癇時の脳損傷による逆向健忘,2)子癇後の記銘力障害,3)記憶発作,4)相貌失認,地誌的失見当識が関与しているものと推論した。

掲載雑誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?