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文献詳細

雑誌文献

精神医学25巻12号

1983年12月発行

文献概要

特集 カルバマゼピンの向精神作用

カルバマゼピンとリチウムの抗躁効果の比較—2つの二重盲検比較試験資料に基づく分析

著者: 渡辺昌祐1

所属機関: 1川崎医科大学精神科学教室

ページ範囲:P.1265 - P.1273

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 抄録 躁病患者を対照とした2つの二重盲検比較試験論文(炭酸リチウム:クロルプロマジン,カルバマゼピン:クロルプロマジン)より,炭酸リチウムとカルバマゼピンの抗躁作用プロフィルと副作用パタンを再検討した。
 抗躁作用では,炭酸リチウムは初期効果に優れ,悪化症状がみられないがカルパマゼピンは各週ごとに強力な抗躁作用を示す反面,悪化症状が残る点を指摘出来る。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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