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文献詳細

雑誌文献

精神医学25巻12号

1983年12月発行

文献概要

特集 カルバマゼピンの向精神作用

カルバマゼピンの作用機序に関する予備的検討

著者: 融道男1 三ッ汐洋1

所属機関: 1国立武蔵療養所神経センター疾病研究第三部

ページ範囲:P.1301 - P.1304

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 抄録 25mg/kgおよび50mg/kgのカルバマゼピンをラット腹腔内に投与し,30分後にマイクロウェーブで屠殺した。脳を前頭前野,線条体,側坐核,視床,扁桃核,海馬,黒質,腹側被蓋野,青斑核の9部位に分け,γ-アミノ酪酸量を測定したが,対照群との間に差はみられなかった。一方,恒暗条件下で自発運動量と飲水行動量が自由継続リズムを示しているラットをカルバマゼピン含有飼料を与えて飼育を続けたところ,日周リズムの周期が延長する傾向がみられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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