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文献詳細

雑誌文献

精神医学25巻12号

1983年12月発行

文献概要

短報

精神神経症状を伴ったAcute febrile neutrophilic dermatosis(Sweet病)の1例

著者: 千葉茂1 高橋三郎1 直江寿一郎1 池田明穂1 宮岸勉1

所属機関: 1旭川医科大学医学部精神医学講座

ページ範囲:P.1351 - P.1353

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 I.はじめに
 Acute febrile neutrophlilic dermatosis(Sweet病)は,①発熱,②末梢血の白血球増多,③有痛性隆起性紅斑,④真皮における稠密な好中球浸潤,を特徴とする原因不明の急性疾患であり,多くは数週ないし数ヵ月の経過で寛解,治癒に至るが,しばしば再発を示す。本疾患は1964年Sweet5)により初めて報告されて以来,世界各地から100例以上の発表があり6),本邦においても湯本ら9)によれば64例の報告がある。最近著者らは,本症の経過中に精神神経症状を伴った1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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