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文献詳細

雑誌文献

精神医学25巻2号

1983年02月発行

特集 薬物と睡眠をめぐって

計量ポリグラフ法による催眠剤の薬効検定

著者: 苗村育郎1 斎藤陽一1 上坂浩之2

所属機関: 1東京大学医学部精神医学教室 2塩野義製薬解析センター

ページ範囲:P.145 - P.158

文献概要

I.はじめに
 本論で取り上げるのは,人間における催眠剤の臨床作用特性をいかに精緻にかつ客観的な手法で捉えるのが良いかという方法論の問題である。
 すぐれた臨床作用を持つ催眠剤を開発し,また有効に利用するためには催眠剤の示す様々な作用をできる限り鋭敏に検出し,比較する方法が必要なのは当然である。しかしここ数年来,催眠剤の開発が急速に進み多数の薬剤が使用されるに至った事実に比較して,作用検定の方法論と技術の開発は遅れてきたと言わざるを得ない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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