これはグラスドールの有名な問いである。できるだけ<脳を知って>診療に当ることは我々に課せられた当然の使命である。しかしそう思うものの最近の研究開発は診断や治療への<さぐり>を入れるのに余りにも早く広くて戸惑いすら感じさせる。
いくつかの例が挙げられる。従来興奮系にノルアドレナリン(NA)系とコリン系の2系統の回路(このほか地味ながら確実な歩みをつづけているヒスタミン系もある)があるが,これに最近神経ペプチドが加わった。神経ペプチドはまだ神経伝達物質の条件を充分充していないがmodulatorであることは間違いなく,独立した系となる日も近い。
雑誌目次
精神医学25巻4号
1983年04月発行
雑誌目次
巻頭言
脳は脳を知ることができるか
著者: 中沢恒幸
ページ範囲:P.326 - P.327
特集 聴覚失認
「聴覚失認」序論
著者: 田中美郷
ページ範囲:P.328 - P.329
聴覚失認(auditory agnosia,akustische Agnosie)とは,それぞれの音響現象を本来のひびきないし音色(Klange)として認知できない状態1),または聴覚路を通じての対象の認知障害2,3)と定義される。大脳病巣症状であり,感覚障害としての難聴や,精神障害,意識障害,注意障害などとは区別される。ただし,聴力検査法の確立される以前の症例においては(特に幼小児においては),聴覚失認とその他の原因による聴覚障害とを鑑別することは容易でなかったと推測される。ちなみに,WernickeとFriedlaenderは1883年に両側側頭葉損傷によって生じた聴覚障害の1例を報告しているが,当時は定量的な聴力検査法がなく,彼らの症例における聴覚障害が末梢聴器の欠陥によるものではないことを証明するために,患者の死後,末梢聴器の組織学的検索を行っている。しかし組織学的に異常はなくても,それをもって直ちに機能的に異常なしとすることはできない。近年に到り,電気音響学的に聴力を測定する装置(オージオメータ)が開発されてようやく聴力が正確に測定できるようになったが,しかし著者が1964年に聴覚失認の1例4)を報告した当時は,当時許されるあらゆる聴力検査法を駆使しても,なおかつ末梢性感音難聴を明確にausschriessenできなかったことを今更のように思い出す。その後平野5)が「所謂」皮質聾の1例において,この症例の聾が末梢聴器の障害によるものではないことを蝸電図によって証明しているが,最近聴性脳幹反応が発見され以来,これを用いた聴力検査法が聴覚失認ないし大脳半球損傷に基づく聴覚障害の診断に大きく貢献できるようになった。事実これに呼応するかのように,最近は聴覚失認の報告例が増加しつつある。
ところで,聴覚失認は失認の内容に応じて,言葉の弁別・認知が選択的に障害された純粋語聾,音楽の認知障害である感覚性失音楽症,および言葉,音楽も含めてあらゆる音響現像が識別・認知できない精神聾とに区別される2)。しかしながら,近年Spreenら6)が非言語性有意音の認知が独立して障害されている1例を報告して以来,聴覚失認を狭義に解してこの用語をSpreenのいうauditory sound agnosiaに限定しようとする主張もある。しかし本特集では,病巣症状としての聴覚機能の障害を包括的にとらえるために,聴覚失認を狭義のそれに限定せず,周辺領域のcorticaldeafnessや聴空間認知の障害も含めて古典的概念に従ってとらえることにした。
音声弁別の神経機構
著者: 丸山直滋
ページ範囲:P.330 - P.336
I.はじめに
聴覚生理学の研究は,近年聴ニューロンの音刺激に対する反応を分析することによって進められてきた。10年ほど前まで,使用される刺激音は,ほとんど純音に限られていた。研究が次第に中枢のほうに進むにつれて,純音刺激だけではその機能を解明できないことがわかってきた。動物の鳴声などの自然音を刺激に用いる研究者も現われたが,単に自然音だけでは,種々のパラメータを自由に変えることが出来ないため,それ以上の分析を進めることができない。また性質の明らかな合成音を用いる研究者も現われたが,音声とのつながりを見通すことのできる合成音の系列を持っていないと,結局大きな発展を望むことができない。筆者らは,ネコを用い,ネコの鳴声の分析結果を参考にして,音声と関連付けることのできる合成音を用いて実験を進めた。その結果,大脳聴覚野における音声弁別の機構の一端を解明できた。この研究は,聴覚生理学と音声学の接点においてなされたものであり,両方についてある程度の知識がないと理解し難い。以下簡単に先人の業績を紹介してから筆者らの研究について述べる.
「Cortical Deafness」とは何か—文献的考察
著者: 平野正治
ページ範囲:P.337 - P.343
I.はじめに
「Cortical Deafhessとは何か」というテーマで文献的考察をする時の困難さは,1)deafhessという用語の多義性と病態把握の曖昧さ,2)corticalという用語にどの程度解剖学的意味をもたせるか,について諸家の意見が必ずしも統一されていないことにある。
deafhessは「聾」あるいは「つんぼ」と邦訳され,広辞苑(岩波)では「耳の聞こえないこと,またその人」と簡単に記載され,日本国語大辞典(小学館)では「両方の耳が80dB以上の難聴のこと」,「耳が聞こえないことで日常生活に重大な支障があるもの」と記載されている。医学大辞典(南山堂)でも「ささやき声の聴取距離が0.5米以下および聞こえぬもの」と解説されている。これら日本語辞典から得られる聾の概念は,音の知覚障害としての聴覚系の障害であり,音は聞こえるがその意味把握の障害されている聴覚失認のような音の認知障害は別に取り扱われるものと考えられる。しかし,皮質聾として報告されている邦文論文での症例には聾でないものが含まれている15,28)。欧文論文になるとますますその傾向が強く,殊にPialoux(1971)26)のように皮質聾の典型的臨床像は聴覚失認であるとさえ述べるものがある。英和辞典や独和辞典でもdeafncss(Taubheit)の項では「耳の聞こえないこと」の他に「聞こうとしないこと」,「耳を傾けないこと」と音に対する被検者の随意的な態度が記載され,Der Groβe Duden(7版)でもgehorlos,unempfindlich,ungereimt,stumpf,dummなどと記載されている。しかし,Dorlandのmedical dictionaryやGuttmannのMedizinische Terminologieでは表1の如くdeafness(Taubhcit)は音の知覚障害としての色彩が強く記載されている。
皮質損傷で「聾」になり得るか
著者: 船坂宗太郎
ページ範囲:P.345 - P.349
最近の聴覚検査法ならびに検査機器の進歩によって,聴覚中枢の障害部位の推定が可能となってきている。そこで最近の文献を主とし,皮質障害と聴力との関係について検討を加えた。
すなわち,皮質聴覚領の構成と種による差,皮質聴覚領の細胞活動の特異性,音聴取における皮質聴覚領の役割,そして臨床報告例における皮質障害における純音聴力損失との関係について述べた。その結果,動物実験とは異なって,ヒトでは皮質障害で確かに高度の純音聴力低下例や聾があること,そしてそれらについては2度以上にわたる脳血管障害で両側横側頭回の病変であることが特徴であると結論された。
純粋語聾研究の発展
著者: 池村義明
ページ範囲:P.351 - P.361
I.定義
純粋語聾研究の歴史は1877年Kussmaulがはじめてこの病態を記述し,他の失語から区別するためにWorttaubheitなる用語を使用した時に始まる。彼はその記述の中で,"患者は口頭表出言語も,書字言語も失ってはおらず,しかも耳は十分聞こえ,談話や書字によって自らの思想を表現出来る。それにもかかわらず患者は聴取した言葉をもはや理解出来ない。この病的障害を簡単にWorttaubheitと呼びたい"と述べている。ここで一般にいわれているreine Worttaubheitのreinという形容詞は内言語の障害が無いという意味で用いられている。のちにLichtheimは1885年彼の有名な言語障害図式から演繹して純粋語聾の病像をさらに明確に限定した。つまり,"純粋語聾において失われるのは,1)言語の了解,2)復唱能力,3)書取りによる書字能力であり,これに対して障害されないのは,1)自発言語,2)自発書字,3)書字言語の了解,4)音読,5)写字であり,この場合錯語や錯書はみられない。内言語装置には異常が無く,聴力は十分であるのに語音の了解がおかされている。さらにこの病像には,患者が音に対して著しく無関心であることと語聾はあとまで長く残存するのが特徴的である"と述べている。純粋語聾の発見者の栄誉をになったKussmaulにしろLichtheimにしろ,語聾の定義においては本質的に異なるところはないが,ただ問題なのはその名称である(表1参照)。Lichtheimはisolierte Sprachtaubheitという呼び名を提案したが,以来最近まで用語の混乱がみられ,いろいろな学者がほぼ同じ病態をいろいろな名称で呼んできた。ドイツのWernicke(1885/86)はsubkortikale sensorische Aphasieと名付けた。フランス語圏では最初DéjerineとSéricux(1897)がsurdité verbale pureと呼び,英語圏ではBarret(1910)がpure word deafnessと呼んだのが彼らの純粋語聾研究の始まりと思われる。イタリア語圏ではMingazziniとBianchi(1910)がAfasia sensoria sottocorticaleという言葉を用いた。上に述べた表現は全て失語症研究あるいはLichtheim-Wernickeの古典的失語症理論に由来し,そこから派生してきたものである。しかし一体に純粋語聾は失語症とくにウェルニッケタイプの失語の初期や回復期に現われたりすることがあり,全く独立した形のものは多くなく,又たいていはその他の失語性症状を伴っていることがあるので,失語との関係の問題は重要である。将来の課題であろう。
語音弁別能の障害
著者: 佐藤恒正
ページ範囲:P.363 - P.371
I.はじめに
オージオロジーの進歩に伴い,病巣診断を目的とした精密聴力検査がいろいろと工夫され,発達してきたが,方法論的に聴力検査は聴覚心理学謎手法を用いた自覚的検査と,ME的手法を用いた他覚的検査に大別される。一方,難聴を鑑別診断の見地よりみるとき,感音難聴,特に後迷路障害の部位診断はきわめて重要なテーマであるが,現行の他覚的聴力検査は,ABRの波形分析,あぶみ骨筋反射の測定などを除き,刺激音が単純であるために,鑑別診断を目的とするときそれらの有用性は高くない。すなわち,域値上の複雑な音刺激を正しく弁別する能力は,ヒトのみに許された高度な機能であるために,これを利用した自覚的聴力検査の方が現在なお重要な方法とおもわれる。特に,ことばを検査音とする語音聴力検査は,本来,難聴者の社会適応性をみる目的で発達してきたが,上記の理由により,不可欠の方法である。
今回のテーマである聴覚失認,および純粋語聾の聴能に関しては,まず語音聴力障害の程度,性質を知ることが,最も重要な課題である。そこで,本稿では著者が日常,難聴の鑑別に利用している語音聴力検査法について紹介し,典型的な聴覚失認症例について述べ,さらに周辺疾患としての失語症を呈した側頭葉障害群の語音聴力検査成績を検討し,検査の意義,聴覚失認様症状の発現機序などを推定したい。
Auditory Sound Agnosiaはあり得るか
著者: 倉知正佳 , 鈴木重忠 , 能登谷晶子 , 山口成良
ページ範囲:P.373 - P.380
I.はじめに
Auditory sound agnosiaとは,聴力がほぼ保たれているにもかかわらず,環境音(社会音),即ち非言語性有意味音の聴覚的認知が障害されている状態である。これに対して,言語音の認知の選択的障害は,auditory verbal agnosiaと呼ばれる。前者は狭義の聴覚失認に,後者は純粋語聾に相当し(Rubens,1979)22),広義の聴覚失認には,環境音,言語音のほか,音楽の認知や聴空間定位の障害も含まれる(田中,1982)26)。この広義の聴覚失認は,かつての精神聾に相当し,これはMunk(1890)により精神盲に対応して提唱された概念であるが,環境音の認知が独立して侵され得るかどうかについては従来疑問視されていた(大橋,1965)17)。
筆者に与えられたのは,auditory sound agnosiaはあり得るかというテーマなので,まず,視覚失認との比較,ついで,環境音の認知が言語音とは独立して侵され得るかどうか,またそれは一側半球の病変でも生じ得るかどうか等について,代表的文献報告を中心に,われわれの最近の検討結果を加えて述べることにしたい。なお,この領域については,筆者自身ごく限られた経験しかないことをお断りしておきたい。
感覚性失音楽の文献的考察
著者: 渡辺俊三 , 北條敬 , 田崎博一 , 佐藤時治郎
ページ範囲:P.381 - P.386
I.はじめに
失認Agnosieとは認知(認識)の障害という意味で,失語,失行と同様に大脳病巣症状であり,ある感覚路(視覚,聴覚,触覚,身体覚)を通じての対象の認知障害であると定義される。要素的感覚障害とか一般的精神障害(痴呆,意識障害など)によるものは除外される21)。
聴覚に関連する失認としては,大橋21)によると,あらゆる音響(雑音,音楽,音声)の認知障害すなわち精神聾,音楽に対する失認すなわち失音楽(感覚性失音楽),音声言語のみの失認すなわち語聾の3型に分類される。
感覚性失音楽症とは何か
著者: 村井靖児
ページ範囲:P.389 - P.393
I.はじめに
失音楽症は従来,感覚性失音楽症と運動性失音楽症に大別されてきた22)。分類の基準は,その障害が,失認失行のいずれによるのかという点にあり,失認であれば感覚性失音楽症,失行であれば運動性失音楽症ととらえられる。
失音楽症の研究の歴史を調べると,研究者の関心は,失音楽症によって一体どのような症状が出現するか,その症状が一体脳のどの部分の損傷によって起こっているのかという2点に集中していたことが判る。しかもその中で,失行と失認を区別し,且つまた,失認の中から知覚障害を分離する努力がはらわれてきた。
Akustische Allästhesieと聴空間認知障害
著者: 田辺敬貴
ページ範囲:P.395 - P.405
I.はじめに
「Akustische Allästhesieと聴空間認知障害」に含まれる現象について,神経科領域では恐らくhemineglect syndromeにおけるneglectからallesthesiaを経てextinctionという経過,およびCritchley12)やHeilman32)らのように,これら3症状がhemineglect syndromeの異なった現われであるとの指摘より,半側空間無視との関係から考え,一方耳鼻科領域ではauditory allesthesiaの現象が一種の音源定位障害であるとの考えより,この論題を方向感障害として考えるかもしれない。ただしallesthcsiaの現象を単に方向感障害として片付けてしまうことには問題があり,その近縁症状であるneglectやextinctionの現象は単なる方向感障害とは異なる。以上の観点から,この論題に含まれる現象を列挙したのがTab. 1である。そしてこれらの現象の責任病巣としては,主として頭頂葉および側頭葉が重視され,一部視床等の関与も指摘されている。
ところで,外空間の認知障害についての検討は,そのほとんどが視空間を対象としており,これらの聴空間における認知障害に関する検討は甚だ少ない。事実,Frederiks21)はTab. 2に示す中枢性聴覚認知障害の分類の中で,d)unilateral auditory disorder of attentionおよび f)auditory disorders of localizationいずれの項目でもこれらの現象を挙げており,その位置付けさえもが問題となっている。さらに,これらの現象の中には,その名前すら神経心理学の教科書に記載されていないものもあるので,まず各現象を紹介し,その後でallesthesiaとextinctionの現象を中心に自験例を含め文献的考察を加える。
小児の聴覚失認の問題点
著者: 加我君孝 , 田中美郷
ページ範囲:P.407 - P.411
I.はじめに
小児の聴覚失認は,患者が発育途上にあるために成人の場合とは異なり,詳細な神経心理テストの協力が得られないことが多く,診断の難しいことが大きな特徴である。診断が確定すると,次には,どんなコミュニケーション手段を習得させるか,教育の方法の難しさに遭遇する。聴覚的・視覚的あるいは触覚的なコミュニケーションの手段のいずれを選択するにしろ,内言語を習得するための,critical age以前に,先天性あるいは後天性難聴児と同様に,早期発見,早期言語教育が必要となる。
幼小児では,先天性あるいは発達性と後天性の2つのタイプに,従来の報告を分けることができる。前者は1930年のWorster-Drought and Allen25)による"congenital auditory imperception"以後,報告が多く2,3,8〜11,13,24,26),本邦でも1960年代より報告があるが15,17〜22,27),田中らの指摘するように,末梢性感音難聴を誤って聴覚失認語聾としている場合が少なくない7,14)。これは外国の報告でも同様である。一方,後天的聴覚失認や感覚性失語症の研究は1957年のLandauの報告8)以来,少なくないが,従来,小児失語症として報告された症例の中には失語というよりも聴覚失認と見なすほうが適当と思われるものも少なくない。
小児の聴覚失認
著者: 八島祐子 , 石下恭子
ページ範囲:P.413 - P.418
1.はじめに 小児における広義の聴覚失認に関する古典的文献でよく引用されているのは,Worster-DroughtとAllen1〜3)の“Congenital auditory imperception”と題する論文である。“Congenital auditoryimperception”を失認の水準の障害と理解すれば,“Developmental auditory agnosia”に相当するものである。さらに小児期の言語障害に“Cerebral immaturity”あるいは,“developmentallag”という発達障害に関する概念を最初に導入したのはEwing4)であろう。言語障害を発達的観点からみる時,発達段階に生じた脳器質障害による言語障害は失認の水準にあるか,また,狭義の受容性失語であるか判然と分けられないことが多く,聴覚失認が加味された語聾の例もある。Morley5),Karlin6),およびBentonら7)の小児言語発達障害の分類から発達性語聾(先天性語聾)あるいは聴覚失認とその周辺症状について,自験例も加えて考察する。
短報
Carbamazepineによって著しい記銘障害を生じたてんかんの1例
著者: 福島裕 , 兼子直 , 斉藤文男 , 久保田修治
ページ範囲:P.419 - P.421
I.はじめに
Schorsch8)は,Anstalt Bethelにおける患者の観察から,抗てんかん薬は発作の抑制には役立っているものの,患者の知的活動性を失わせていることを警告的に述べている。これまで,phenytoinによって知的精神機能がきわだって障害された例は,phenytoin encephalopathyあるいはpseudodegenerative diseaseとして報告されている7)。
ところで,carbamazcpineについては,精神症状に対する治療的効果を強調する報告が数多くなされてきた。もっとも,Diehl1)はcarbamazepineも,それが一定の血中濃度を超えた場合には,かえって精神症状の悪化を招くことを指摘している。
Priapismusを合併した悪性症状群の1例
著者: 浅見隆康 , 宮永和夫 , 町山幸輝 , 根岸達夫
ページ範囲:P.423 - P.425
I.はじめに
われわれは,向精神薬の投与中に悪性症状群が出現し,同時にpriapismusを合併した症例を経験した。われわれの調べた限り,本邦には向精神薬によって生じたpriapismusの報告はない。また悪性症状群とpriapismusの合併は外国においても報告されていない,若干の考察を加え報告する。
長期間にわたり再燃を繰り返した慢性覚醒剤中毒の1症例
著者: 小島秀樹 , 長沼六一 , 蓮沢浩明 , 稲永和豊
ページ範囲:P.426 - P.429
I.はじめに
慢性覚醒剤中毒患者の示す幻覚妄想状態は精神分裂病のそれと酷似している。それ故,慢性覚醒剤中毒の臨床的研究の蓄積は内因精神病の解明に役立つものと考えられており,現在までに数多くの臨床的報告がみられる1,3〜5,12,15)。そして最近の覚醒剤中毒に関する研究の動向としては覚醒剤の投与によって脳に永続的な反応性の亢進が持続する機序の解明に多大の努力がなされているのが現状であろう2,6〜11,13,14,16)。臨床的には覚醒剤によって生ずる種々の精神症状の発現及び再発について情報を集めることが重要である。
われわれは慢性覚醒剤中毒患者の1症例において,幻覚の発現の仕方に注目すべき事実を見い出した。即ち,妄想のみを訴えていた患者が約6ヵ月間の覚醒剤休止後,再注射したところ,そこではじめて鮮明な幻視が発症した症例である。本症例は覚醒剤によって生じる幻視の発現機序に価値ある示唆を与えると考えられるので,その臨床および治療経過を報告し,幻覚・妄想の発現および再燃について論じてみたい。
動き
第10回国際表現精神病理学会に出席して
著者: 宮本忠雄
ページ範囲:P.430 - P.432
昨年(1982年)10月22日から24日まで西ドイツのミュンヘンで開催された表記の学会(X. Congres International de la Socisété Internationale de Psychopathologie de l'Expression)に参加したので,その概要を報告しておきたい。ご存じの方も多いと思うが,国際表現精神病理学会は,1959年,イタリアのヴェローナでC. Lombrosoの没後50年祭が催された折に設立され,翌60年に同国のカターニア(シチーリア島)で第2回総会が開かれてからは,3年ごとに欧米各地で規則正しく開催されており,このほかにも,毎回の世界精神医学会(W. P. A.)で独自のシンポジウムを組んだり,地域単位で国際コロキウムを催したりしている。こうした実績が評価されたためか,1980年の香港でのシンポジウムの折に,表現精神病理学がW. P. A. の正規のセクションの1つとして承認されるという出来事があり,したがって今回の第10回総会は初めて「W. P. A. の協賛のもとに」開催されるというかつてない意義をもつことが,会長Volmat教授の開会の挨拶でも強調された。
参加者は,開催地がミュンヘンということもあって,当然ながら西ドイツをはじめ,オーストリー,スイスなど,ドイツ語圏の人が大多数のように感じられたが,そのほか,フランス,イタリア,スペイン,東ドイツ,ハンガリー,チェコ,さらに,アメリカ,メキシコなどの出席者も少なくなく,それに徳田良仁博士を団長とする日本からの十数名も加わって,会場に当てられたミュンヘン大学の講堂(第1日目)と隣りの造形美術アカデミーの部屋部屋(第2日目と第3日目)をにぎやかに埋めつくした。別に数えたわけではないが,参加者数は全部で300名前後に達したのではないかと想像される。
特別講演
地域社会精神医学の経験と展望
著者: 林宗義
ページ範囲:P.433 - P.444
I.地域社会の調査活動から(台湾にて)
司会の方からこの領域のことばに混乱があるので概念規定をやってくれ,と言われたが私はそういうむつかしいことにあまり時間をとらないで,私が理解した地域社会精神医学,あるいは地域社会精神衛生というものを私なりに解釈し,それに基づいて私がやってきたことを述べ,それをとおして世界の動きを簡単に申し上げたい。
日本人はどうも概念規定が好きだが,私のような哲学の素養のない人間には一寸理解ができない。一所懸命に論じてどうも結論が出ないことになっては困る。これは率直に言ってのことである。
基本情報

バックナンバー
66巻12号(2024年12月発行)
特集 「治療を終える」に向き合う
66巻11号(2024年11月発行)
特集 「難治例」の臨床—治療に難渋する時の診断,治療,そして予防
66巻10号(2024年10月発行)
特集 不登校の理解と支援
66巻9号(2024年9月発行)
特集 —身体疾患の患者・家族のこころを支える—コンサルテーション・リエゾン精神医学
66巻8号(2024年8月発行)
特集 現代における解離—診断概念の変遷を踏まえ臨床的な理解を深める
66巻7号(2024年7月発行)
特集 アディクション—コロナ禍で変わったこと,変わらないこと
66巻6号(2024年6月発行)
特集 精神疾患の気づきと病識
66巻5号(2024年5月発行)
増大号特集 精神科診療における臨床評価尺度・検査を極める—エキスパートによる実践的活用法
66巻4号(2024年4月発行)
特集 精神疾患・精神症状にはどこまで脳器質的背景があるのか—現代の視点から見直す
66巻3号(2024年3月発行)
特集 精神疾患への栄養学的アプローチ
66巻2号(2024年2月発行)
特集 うつ病のバイオマーカー開発の試み
66巻1号(2024年1月発行)
特集 性差と精神医学—なぜ頻度や重症度に差があるのか
65巻12号(2023年12月発行)
特集 精神科領域の専門資格—どうやって取得し,どのように臨床へ活かすか
65巻11号(2023年11月発行)
特集 精神疾患回復の時間経過を見通す
65巻10号(2023年10月発行)
特集 DSM-5からDSM-5-TRへ—何が変わったのか
65巻9号(2023年9月発行)
特集 拡がり続ける摂食障害(摂食症)—一般化とともに拡散・難治化する精神病理にどう対処するか
65巻8号(2023年8月発行)
特集 複雑性PTSDの臨床
65巻7号(2023年7月発行)
特集 子どものうつ病に気づく
65巻6号(2023年6月発行)
特集 精神科医療の必須検査—精神科医が知っておきたい臨床検査の最前線
65巻5号(2023年5月発行)
増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
65巻4号(2023年4月発行)
特集 わが国の若手による統合失調症研究最前線
65巻3号(2023年3月発行)
特集 災害精神医学—自然災害,人為災害,感染症パンデミックとこころのケア
65巻2号(2023年2月発行)
特集 精神医療・精神医学の組織文化のパラダイムシフト
65巻1号(2023年1月発行)
特集 精神医学における臨床研究のすゝめ—わが国で行われたさまざまな精神医学臨床研究を参考にして
64巻12号(2022年12月発行)
特集 死別にまつわる心理的苦痛—背景理論からケアおよびマネジメントまで
64巻11号(2022年11月発行)
特集 ひきこもりの理解と支援
64巻10号(2022年10月発行)
特集 精神・神経疾患に併存する過眠の背景病態と治療マネジメント
64巻9号(2022年9月発行)
特集 学校で精神疾患を「自分のこと」として教育する
64巻8号(2022年8月発行)
特集 ジェンダーをめぐる諸課題を理解する
64巻7号(2022年7月発行)
特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論