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雑誌目次

論文

精神医学26巻12号

1984年12月発行

雑誌目次

巻頭言

精神神経内分泌学をめぐって

著者: 野村純一

ページ範囲:P.1248 - P.1249

 1985年4月14日から18日まで,鳩谷龍三重大学名誉教授を会長,高橋三郎滋賀医科大学教授を事務局長として,京都で第16回国際精神神経内分泌学会(International Society of Psychoneuroendocrinology,ISPNE)が開催されるのを機に,いささか宣伝めいたり,懐古的になったりするきらいがあるかもしれないが,この学会についての紹介や,この領域についての感想などを述べてみたい。基礎と臨床を含めた多面的で包括的な研究の場をもつことは,精神医学だけでなく現代医学において強く要請されるところであるが,本学会もそのような場の一つとして,国際神経化学会や国際神経精神薬理学会と相前後して,1969年にミラノで設立され,1970年6月にニューヨークで第1回の学会がもたれた。その記録は“Influence of hormones on the nervous system(Karger,1971)”として出版されている。その後,薬理関係の学会ほど華やかではないとしても,基礎,臨床を問わず多くの方面の研究者を集めて着実に発展してきたといえよう。総会以外の活動も多く,例えば日本では,1973年に三重県賢島でワークショップがもたれ,その記録は“Psychoneuroendocrinology(Karger,1974)”として刊行されている。従来,総会はアメリカとヨーロッパで交互に開催されており,1985年度はアメリカのはずであったが,多くの会員の要望によって日本で行われることになったのは,まことに喜ばしいことである。
 psychoneuroendocrinologyという言葉を用いる時,Max Reissの名を忘れることは出来ず,実際,1975年に創刊された学会の機関誌“Psychoneuroendocrinology”の第1頁には,彼の写真が飾られている。彼は,精神医学の発展のためには,単なるneuroendocrinologyだけではなく,どうしてもpsychoneuroendocrinologyが必要であると考え,この学会の創設を呼び掛けるとともに,第1回学会の会長をつとめた。しかしその折,開会の辞と“Clinical and basic neuroendocrine investigation in some states of mental retardation”という発表を残して,わずか1カ月後に70歳で逝去された。ReissのおられたニューヨークStaten島のWillowbrook State Schoolには,若生年久,山下格,由良了三,服部尚史,高橋三郎といった先生方が留学しておられたので,面識を得る機会のなかった小生がReissのことについて触れるのはやや場違いの感がある。しかしReissが編集した“Psychoendocrinology(Grune & Stratton,1958)”という本に新鮮な感銘を受け,精神内分泌学に関心を抱くようになった者は少なくないであろう。この本は200頁あまりの小冊子で,今日ではもはや古めかしく感じられる部分も多いが,Reiss自身が書いた冒頭の章の中には,現在この領域が注目を集め,めざましく発展しているだけに,もう一度振り返って傾聴すべき点があるように思われるので,二,三の点について紹介してみたい。

展望

音楽と神経心理学—第1回

著者: 渡辺俊三 ,   北條敬 ,   田崎博一 ,   佐藤時治郎

ページ範囲:P.1250 - P.1258

I.まえがき
 言語と脳の問題は神経心理学の最も大きな潮流の一つであり,その研究量は膨大である。その中にあって音楽と脳の関係をみると,その歴史は失語症との関連の中で研究されたにすぎず,研究者の関心の度合はそれほど大きいものであったとはいえない。
 音楽も言語も聴覚的,視覚的に受容され,運動系を介して表出されるが,その交流する内容,聞き手にとっての正確度,解釈の幅は異なる。このように音楽と言語は,ある種の類似点とある種の相違点を有しており,神経心理学の興味ある課題といえよう。ここでは音楽と神経心理学について述べてみたい。

研究と報告

老人の妄想の二,三の特徴について—原田論文(精神医学,1979年)の検討を中心にして

著者: 木戸又三

ページ範囲:P.1261 - P.1267

 抄録 老年患者の診療では,妄想は日常的にその対処を迫られる重要な課題であるが,精神病理学的な研究は非常に少ない。著者は原田論文2)を拠り所にして,老人の妄想とくに器質性妄想の臨床精神病理学的な特徴について検討した。対象は最近約10年間に著者が受け持った65歳以上の入院患者200名のうち,妄想の認められた96名である。まず原田のいう作話的傾向は,痴呆の妄想例の2/3で認められ,老人の器質性妄想の特徴として確認された。次に「共同体被害妄想」については,そのうちの盗害妄想は非痴呆例の17%に対して痴呆例の71%で認められ,これも老人の器質性妄想の特徴として確認された。これに対して家族迫害妄想は,対象全体の5%で認められたにすぎず,これを盗害妄想と一緒にして老人妄想の特徴とすることには疑問がある。その代りに著者はせん妄からの発展というかたちを,老人の妄想の特徴として付け加えることを提唱した。

精神分裂病の入院治療とアフタケアの時代的変遷—精神科初回入院治療例の再入院の防止に焦点を当てて

著者: 小林隆児 ,   梅田征夫 ,   佐々木勇之進 ,   吉永一彦 ,   西園昌久

ページ範囲:P.1269 - P.1279

 抄録 福間病院開設(昭和30年)以来,25年間に当院に入院した分裂病患者2,092例の中から,精神科初回入院治療例1,261例のみを対象に,初回入院治療とその後の退院,アフタケア(外来通院)及び再入院の実態をカルテから調査し,当時の治療構造から3つの時代(①昭和30年代前半:ショック療法から薬物療法への移行期,②昭和40年代前半:薬物療法中心の時期,③昭和50年代前半:デイケア・リハビリテーション重視の時期)に区分し,その時代的変遷を主として精神科初回入院治療後の再入院の防止に焦点を当てて検討し,以下の結果を得た。①入院期間は各時代とも変わらず,6カ月以内に約60%,1年以内に約80%の患者が退院していた。そして,各時代とも初回入院患者の約3%の患者は初回入院後退院出来ず,院内に沈澱していた。②薬物療法の発展により退院時改善度で軽快群が飛躍的に増加し,外来通院も定着していったが,再入院を減少させるまでには至らなかった。③軽快群の退院後の家庭生活(社会生活)の期間も薬物療法の普及によっては延びておらず,昭和50年代のリハビリテーション重視により初めて延びており,そこで初めて再入院の防止の可能性が生まれてきていることが明らかになった。

質問紙法によるてんかん患者の性格評価—側頭葉てんかんとその他のてんかんとの比較

著者: 土井永史 ,   丹羽真一 ,   安西信雄 ,   亀山知道 ,   斎藤治 ,   増井寛治

ページ範囲:P.1281 - P.1290

 抄録 側頭葉てんかん患者群とその他のてんかん患者群を対象に,BearとFedioの質問紙法を用いて,両群の性格特徴を比較検討した。また,各性格特徴と発作持続期間の相関を調べ,次の結果を得た。
 (1)側頭葉てんかん患者はその他のてんかん患者に比べて,外界に対する過剰な反応性を示したが,精神内界への批判が弱くそのことを自覚しない傾向が認められた。
 (2)その他のてんかん患者は,精神内界に敏感で,意志・決断力の弱さを強く自覚していた。
 (3)側頭葉てんかんに関連する性格特徴の中にも,「外界に対する過剰な反応性」のように,側頭葉内に発作波焦点が存在することにより顕在化するものと,「多書」,「粘着傾向」のように発作の年余にわたる持続で徐々に目立ってくるものの2つがあり,これらにはそれぞれ異なる発現機序が関与することが示唆された。

非定型精神病に対するacetazolamideの治療効果

著者: 井上寛 ,   小椋力 ,   浜副薫 ,   竹下久由 ,   挾間秀文 ,   乾正 ,   東均 ,   村上光道 ,   西村健 ,   福間悦夫 ,   井上絹夫

ページ範囲:P.1291 - P.1298

 抄録 二施設で非定型精神病(47例)に対するacetazolamide(Diamox)の治療効果を同一評価に基づいて行った。acetazolamideの非定型精神病に対する治療有効性は43.7%に認めた。特に思春期周期性精神病(I型),いわゆる非定型精神病(II型)に対するacetazolamideの有効性は58%と高かった。acetazolamideの有効投与量は750mg/日が最も多く,500〜1,000mg/日の範囲で有効性と安全性が認められた。また,acetazolamideは,非定型精神病のうちでも脳波異常で徐波成分を有する群に効果が認められた。なお,炭酸リチウム,carbamazepineで効果のない群にacetazolamideで有効性が認められた。
 動物実験の結果からacetazolamideはなんらかの抗dopamine作用を有しているとも考えられた。

抗てんかん薬とasterixis(姿勢保持不能症)—自験16症例についての臨床的検討

著者: 竹下久由 ,   川原隆造 ,   浜副薫 ,   長渕忠文 ,   挾間秀文 ,   当山貞夫 ,   石井雄二

ページ範囲:P.1299 - P.1308

 抄録 抗てんかん薬服用中にasterixisを生じた16例のてんかん患者について,その出現に関係のある臨床的諸事項を検討した。その結果,asterixisは知能障害や片麻痺など諸種の合併症をもつ難治性例で,多種類の抗てんかん薬を併用しているものに多く認められ,その発生率は7.1%であった。他に随伴している副作用としては睡気が全例に認められたほか失調,筋緊張性低下,構音障害などが高率に認められた。起因薬剤としてはPBのほかPRM,PHT,CBZ,TMO,CZPなどが推定された。これらの抗てんかん薬のasterixis出現時の血中濃度はPBが全例で中毒域に達していたが,PHT,CBZはいずれも低値であった。
 以上の結果asterixisは抗てんかん薬に共通した薬理作用に基づいて比較的しばしば出現する副作用の一つで,抗てんかん薬の過量投与防止の一つの簡便な臨床的指標になりうるものと思われた。

短報

精神神経症状が前景であったNeuro-Behçet症候群の1例

著者: 鈴木節夫 ,   川口浩司 ,   松下恵美子 ,   星野良一 ,   鈴木康夫 ,   大原健士郎

ページ範囲:P.1309 - P.1312

I.はじめに
 Behçet病は再発性口腔内アフタ,陰部潰瘍,眼症状,皮膚症状を4主症状とし,このほかにも関節炎症状,消化器症状,副睾丸炎,血管系症状,精神神経症状を副症状とする慢性の全身性炎症性疾患とされている2)。なかでも,精神神経症状を呈するものは,Neuro-Behçet症候群とよばれ,予後不良な群とされている10)
 Neuro-Behçet症候群の精神症状に関しては多くの報告3,7,8,11,12)がなされている。山崎ら11)や松下3)はこの精神症状を分類している点で意義深い。4主症状と精神神経症状の出現順位については堀川ら1)やMotomuraら4)によれば,主症状発現後に精神神経症状が現われる例が多く,精神神経症状で初発するものは少ないとされている。しかし,今回われわれは,精神神経症状が先行した後にNeuro-Behçet症候群と診断された1例を経験した。本症例を報告し,若干の文献的考察を行いたい。

Haloperidol投与中にみられた2症例の“おじぎ現象”について

著者: 杉本浩太郎 ,   大野史郎 ,   桑原寛 ,   横井晋

ページ範囲:P.1313 - P.1315

I.はじめに
 Haloperidol(以下HPDと略記する)の副作用については,すでに十分に記載・検討されている。著者らはHPDの副作用として,腰部の強度の前屈を2症例について観察した。これらはジストニアの一症状と思われるが,副作用として報告例がみられないため,症例をあげ,若干の考察を加えて報告する。

一過性全健忘の短期記憶の障害について

著者: 鶴紀子

ページ範囲:P.1317 - P.1320

I.はじめに
 Amnesiaをともなった一過性の困惑状態についてBender1,2)が最初に記載している。その後,Fisher & Adams5)が17例の詳細な報告を行い症状群としてのtransient global amnesia(TGA)の概念を確立した。
 本論文では,著者が経験した3症例の臨床症状の内,発作の持続中や,逆行性健忘の間にみられる記憶障害の中で,時系列に関連した記憶と,それ以外の既に概念化された記憶との間に解離が生ずるという興味ある結果を得たので報告する。

資料

通院分裂病者の施設差—大学病院,総合病院,精神病院,診療所の外来における比較調査

著者: 八木剛平 ,   大津晃子 ,   篠崎利江子 ,   権守仁寿 ,   高木洲一郎 ,   鹿島晴雄 ,   中野嘉一

ページ範囲:P.1321 - P.1328

 抄録 精神科外来治療の活発化に伴い,様々な診療形態と地域的特性をもつ治療施設に分裂病者が通院するようになった。著者らは,大学病院,総合病院,診療所(以上無床ないし寡床)と精神病院の通院者を調査し,その精神病理学的および社会経済的側面を比較した。その結果,大学病院には若年層と高学歴者が多く,患者の居住地は著しく広域にわたること,公立総合病院と診療所では,居住地が強い局地性を示すが,精神病理学的および社会経済的にやや異なる患者が通院していること,精神病院には緊張型分裂病者・入院経験者が多い反面,寛解者や社会生活・治療関係の安定した者が多いこと,などが判明した。また無床.寡床の精神科外来には,入院歴のない分裂病者が多い(1/3〜1/2)にもかかわらず,精神病理学的。社会経済的に不安定な者は精神病院の外来より多い傾向が見出されたことから,外来だけの分裂病治療の意義と現在の問題について考察した。

動き

韓国精神医学の歴史と現状

著者: 作田勉 ,   韓善浩

ページ範囲:P.1329 - P.1333

1.はじめに
 日本と韓国は,文字どおり一衣帯水の関連にある。民族的には同一人種といえるし,言語的にも同じウラル・アルタイ言語圏に属していて,文法やことばのはしはしまで共通していることが多い。日本人の起源すらも,朝鮮半島から渡来した部族が最多を占めているのではないかと考えられている。このような同朋的な密接な関連を歴史的に有している日韓関係であるが,明治維新以来,日本支配層の侵略と日韓併合が歴史の流れの中で起き,日韓両国民に一つの大きな汚点が生じたことは否めない。しかしそれを克服し,第二次世界大戦後,日韓両国の急速な発展により両国が世界の中で占める立場が急速度に高まっている。更に近年は,日本以上に韓国の発展速度はめざましく,日韓両国はいろいろな面でパートナーとして手を携えながら世界に貢献できるところ迄来つつあるといえよう。精神医学においては,経済的発展と同じ歩調にはいかないが,着実に基礎固めができつつある。一般に文化の発展には時間がかかるものであり,その意味で,日韓の産業が世界に及ぼしている影響ほど,両国の精神医学が世界に末だ影響を及ぼしていないとしても,やむをえないといえるであろう。いわばこれからの発展と向上が期待される領域であるといえるのである。例えば日本の精神医学の流れをふりかえってみると,諸外国の精神医学の輸入から始まったのであった。そして,諸外国の精神医学を吸収して日本に紹介する人々が大学者と呼ばれていたのである。むろん,内村のアンモン角硬化とけいれん発作の関連のように,大きな業績も数多くあったが,総体としては圧倒的に輸入文化にたよっていたわけである。そして,そのような風潮に染まった学者達は,諸外国を追い越そうとはなかなか考えられなかったのも無理ないことであったといえるであろう。しかし,近年に至ると,国際学会で活躍する日本人も年々多数となり論文の輸出も多くなってきた。これは,日本の国力の発展からみて自然な流れといえるが,いわば,現在は,吸収から貢献への過渡期にあたるといえるかもしれない。そのためにも今後は,諸外国の業績は吸収するとしても,オリジナリティに富んだ研究にもより一層携わって,世界の精神医学の発展への貢献をめざしていかなければならないし,少くともそれだけの気宇をもつことが求められているといえよう。
 そのような時代的背景をもった時期に韓が日本を訪れ,慶応義塾大学精神神経科学教室にて長期の共同研究を行った。そこで,この機会に日韓両国精神医学の現状比較や,韓国精神医学の歴史を比較的詳細にまとめることの意義は大であると考え,本論文をまとめたものである。なお作田は,韓国精神医学会とたびたび関連をもち,その様子を日本に報告したことがある。

紹介

「偸通辨話」考—元緑時代における分裂病の記載

著者: 石井厚

ページ範囲:P.1334 - P.1340

I.はじめに
 偸通辨話6)は,元禄17年(1704年)に沙門明存によって書かれた本文10丁,約5,200字の小冊子である。この本の首題である偸通(偸はうすい,軽々しい,盗むなどの意,明存によると精神が互いに通い合うから偸通と名づけるという)の内容が現代の分裂病性症状とよく似ているので,本書の梗概を紹介し,あわせて二,三の考察をつけ加える。
 この本は東北大学狩野文庫(図1a,b)に2冊,九州大学図書館に1冊(図1c)あり,いずれも写本で本文は同一であるが前書きと後書きに異同がある。
 恐らく印刷されて刊行されたことはないと思われる。文体は比較的読みやすい漢文書き下し文であるが,一,二方言とも思われる語句がある。

古典紹介

—E. Esquirol—Des maladies mentales considérées sous les rapports médical, hygiénique et médico-légal [J.-B. Bailliére, Paris, 1838]

著者: 浜中淑彦

ページ範囲:P.1341 - P.1352

第13章 痴呆 démenceについて(1814)
 痴呆 démenceとは大脳疾患であり,通常慢性で発熱を伴わず,感受性 sensibilité,知性 intelligence,意志 volontéの弱化を特徴とする。観念の支離滅裂 incohérence,知性的および精神的 moral自発性の欠如がこの疾患の徴候である。痴呆の状態にある人は,客体を適切に知覚し,客体相互の関係を把握し,比較し,その完全な記憶を保存する能力を喪失しており,そのために正しく推理する raisonnerことが不可能である。
 痴呆においては印象 impressionsの力が薄弱すぎるのだが,それは感覚器官の感受性が弱化しているためか,伝達器官 organes de transmissonがその活動性を失ったためか,最後に大脳自体がもはやそこに伝達された印象を知覚し保持する力を十分にもっていないためである。その結果,必然的に感覚 sensationsは脆弱,曖昧,不完全だということになる。痴呆の人は十分強力な注意力を行使することが出来ない。彼らは客体についての明確な真の観念を形成することが出来ないので,観念を比較することも連合 associerすることも抽象することも出来ない。思考器官 organe de la penséeに十分なエネルギーがなく,その様々な機能を統合するに必要な緊張力 force toniqueを奪われている。そこでこの上なくちぐはぐな観念が相互に何の関係もなく次々に継起し,何の結びつきも動因もないままに相次いで生起することになる。話題は支離滅裂で,患者は正確な意味を与えずに語や文をそっくりそのまま反復する。一見物事を順序だてて考えているかのように話をするが,自分が何を話しているかの意識 conscienceがなく,頭の中で説明がついているように見えながら,実は昔ながらの習慣に従うか,偶然の合致に応じて同じことを反復するにすぎない。

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精神医学 第26巻 総目次

ページ範囲:P. - P.

基本情報

精神医学

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-126X

印刷版ISSN 0488-1281

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