I.はじめに
アメリカ精神医学会が初めて「精神障害の診断・統計の手引きDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders」の第1版,いわゆるDSM-Iを決めたのは1952年のことであった。その4年前にWHOの第6回国際疾病分類ICD-6が出されていたが,このICD-6とDSM-Iとは全く無関係であった。アメリカの厚生省が国際的な分類体系が必要だと思ったのはそのあとのことで,ICD-8がつくられたのが1966年,施行されたのが1968年で,このICD-8の作製には積極的にアメリカの代表をWHOのICD改訂委員会に送りこんでいる。
従ってDSM-IIが同年の1968年7月1日に正式に採用されたのは,ICD-8を基盤にするという考えに基づいており,その作製にあたってアメリカの意見がかなり充分に述べられているといってよい。
だがこのICD-8に対してイギリスからすでに1965年以前に批判が起こり,WHOは12カ国から委員を任命してICD-9に向けて毎年検討することになった。筆者もその1人に選ばれたが,1973年まで毎年各国で順に各疾患の診断・分類会議が開かれ,日本では薬物依存と人格障害の診断会議を1971年に行った。この委員会にはアメリカも積極的で,E. M. Gruenbergを委員長とする「命名と統計委員会」から代表として,J. EwaltやM. Kramerを送って討議した.
DSM-1はICDと無関係であったが,DSM-IIはICD-8と,DSM-IIIはICD-9と近密な関係をもっているのはそのためである。
雑誌目次
精神医学26巻2号
1984年02月発行
雑誌目次
特集 DSM-III—その有用性と問題点
DSM-I〜IIIの変遷の歴史
著者: 加藤正明
ページ範囲:P.114 - P.119
精神分裂病—ICD-9とDSM-III
著者: 中根允文 , 太田保之 , 荒木憲一
ページ範囲:P.121 - P.128
I.はじめに
精神分裂病(以下,分裂病と略記する)に限らず,精神科領域のほとんどの疾患に関する診断は,面接時に確認された症状のみに基づいてなされているのではなく,それらの症状の発現起点からの推移を生活史のなかに読みとり,また,病前性格,病前の社会適応度,家族内遺伝負因,発病前情況,発病誘発因子の関与の有無など,全体的な時間的経過軸のなかで考慮し,多元的に行なわれているのが一般的である。普遍的な診断がなされるには,科学的に立証された操作的診断基準の確立が必要であるが,決定的な生物学的診断根拠を欠く分裂病の場合,同一あるいは類似した経過をたどる一群の患者群から抽出された臨床症状のみに基づかざるを得ないという制約の上に成り立った診断基準に準拠しているという現実が,さらに臨床診断の混乱をまねいているといえよう。分裂病の診断基準,そしてそれらに含まれる症状の評価法あるいは分類方法,および症状把握手技の確立をめざし,これまで多くの試案が開発され,追試検討されてきているが,それらの診断基準に関しては,既に詳細に報告してきたので16),ここでは省略する。
本論文では,国際疾病分類第9版(ICD-9)26)の診断分類によって分裂病と診断された症例に対し,Diagnostic and Statistic Manual of Mental Disorders, Third Edition(DSM-III)1)の診断基準に従って再分類をした際,起こりうる実際的な問題点に焦点をあてて検討を加えたい。本来,このような作業は,具体的症例を呈示して行なうべきであると考えるが,それは別の機会に報告するとし,今回は統計的検討を述べるにとどめたい。
躁うつ病(感情病)
著者: 藤縄昭
ページ範囲:P.129 - P.135
I.まえがき
私に与えられた課題の躁うつ病ないし感情病の概念は,周知のごとく精神分裂病とともに機能性(内因性)精神病を二分する,一つの疾患単位と考えられてきた疾病概念である。ところが,この度テーマとなったDSM-III3)には躁うつ病のカテゴリーがない。DSM-IIIについては既に多くの紹介7,22〜24),翻訳4)もあり,御存知の方も多いと思うが,躁うつ病に対応する病態は「感情障害Affective Disorders」という大きなカテゴリーの一部分であり,「大感情障害Major Affective Disorders」と呼ばれるカテゴリーに殆ど一致する。しかし,完全に対応するわけでもない。
DSM-IIIの分類のなかで,上述の「感情障害」のところは特に苦労されているところで,それだけにユニークなのだが,また実際的には問題も多い。他の分類,例えば伝統的な分類とかICD-95)とかでは精神病性(内因性),神経症性(心因性)および人格障害などに分けられる感情(あるいは気分mood)の障害を包含している。与えられた課題は躁うつ病であるが,本特集の狙いに沿って,DSM-IIIの「感情障害」全体を問題にしようと思う。
アルコール性精神障害
著者: 加藤伸勝
ページ範囲:P.137 - P.143
I.はじめに
DSM-IIIがわれわれに示されてから,既に2年近くが経過する。"ミニD"といわれる小さい抜萃本を手にしたときに,あまりにも大胆な疾患分類の変更と診断基準の操作化に戸惑うとともに従来診断と対比してみる作業を通さないと簡単にこれを受入れるわけにはゆかないと思った。約1年かけて,筆者の前任の教室でも新患について,入院時診断を決める際に,DSM-IIIに準拠する作業を行ってみた。若い諸君ほど順応は早かったが,精神分裂病や躁うつ病の診断基準の問題もさることながら,物質常用障害と器質性精神障害に分類されたアルコール精神疾患の診断は,そうした2分法になれるまでかなりの時間を要した。アルコール精神疾患は,伝統的な精神医学では中毒による外因性精神病の概念の下に分類されてきた。また,疾患単位論に基づく伝統的な診断分類では,アルコール精神疾患に複数の診断名をつけることは,診断を曖昧にするとして排除され,単一の診断名をつけることが習慣化されてきた。そうした教育を受けて育った医師達にとって,確かにDSM-IIIの診断技法は型破りであるし,また,物質常用障害と器質精神障害を分ける分類にも割り切れないものが残る。
しかし,何故このような分類法に至ったかについて,DSM-IIIテキスト本文1)を読んでみると,成程とうなづける点もある。そこで,筆者は,ここでは,与えられたテーマである「アルコール精神障害」について,DSM-IIIの分類と診断基準を実際の疾患例に照らして検討し,その有用性について検討を加えてみることとした。この作業の概略はすでにその一部を発表したので,参考にされたい2)。
小児の精神障害
著者: 栗田広
ページ範囲:P.145 - P.152
I.はじめに
DSM-III1,注)は“通常,幼児期,小児期あるいは思春期に初発する精神障害(mental disorder)”を,新設されたカテゴリーを含め,その他の多くの精神障害のカテゴリーに先だって取り上げ,これらの障害の分類については大きな比重をおいている。DSM-IIIはこの他にも,主として成人に認められる精神障害であっても,その診断基準に合致する状態が小児に存在すれば,その診断を適用するということを明確にしている。この2つの原則によって,DSM-IIIにおける小児,児童の精神障害の分類は,従来の成人で成立してきた診断分類,疾患分類を準用してきたといわざるを得ない,児童精神医学における診断分類の不十分さを,ある程度克服したものとなった。
しかしこれが最終的なものではなく,また日本と米国の社会文化的な背景の違いなどもあって,わが国で実際に使用してみると,いくつかの問題点を認めることができる。それらは,ほぼ以下の2つの次元に分けて考えることができる。すなわち,第1にはDSM-IIIのとっている多軸診断,操作的診断基準の設定などに関する問題で,いわばDSM-IIIの構造に関わるものであり,第2にはDSM-IIIで設定されたAxis IおよびAxis IIの各障害(disorder)のカテゴリーそのものに関わる問題である。
以下にそれらを著者の経験をとおして述べてみたい。
Personality Disorders(パーソナリティ障害)
著者: 笠原嘉
ページ範囲:P.153 - P.158
I.まえおき
DSM-IIIの特色の一つにpersonality disordersの項の充実を挙げることに,おそらく何人も反対はないであろう。その充実には二つの側面がある。一つは内容面に関してであって,ドイツ流のSchneiderの精神病質類型はもとより,ICD-9とも大ぎく違った新しいタイプが記述されていること,もう一つは,内容面に対して形式面といってよいと思うが,従来のようにpersonality disorderがpsychosesやneurosesと並ぶ並列的小項目とされるのではなく,すべての精神疾患に際して考慮されるべき大項目としていわば「格上げ」されていること,つまり五軸評価申の第二軸という大きなウェイトを与えられていることである。ちなみに五軸とは「症状」(第一軸),「パーソナリティ障害」(第二軸),「身体所見」(第三軸),「発病に先立つストレス」(第四軸),「発病に先立つ社会適応度」(第五軸)である。ICD-9中ではこれに対し「神経症,パーソナリティ障害およびその他の非精神病性精神障害(300-316)」の中の一項(301)がその位置であって,これがまずは穏当な従来の考え方であった。以下「第二軸」の問題から先に入り,各論的内容的な問題を後にしたい。
「ICD-10」をめぐる動き—Personality Disorders(人格障害)
著者: 土居健郎
ページ範囲:P.159 - P.162
以下に記すことは,1980年3月以降,WHOの主催する精神障害の診断と分類についての諮問委員会の末席に連なることにより私が知り得た情報に基づいている。但しこの問題を討議する会議で発表された意見は,WHOの承諾なしに発表者の名を冠してこれを紹介しまたは論評することが許されていないので,ここでは大体の傾向を伝えるに留め,それに若干私の感想を付け加えることにしたい。
人格障害を論ずる上でまず問題となるのは,人格障害と神経症と精神病,以上三者の相互関係である。この三者はふつうそれぞれ相互に区別され得るものと理解されているが,厳密に三者を区別して定義しようとすると決して容易ではない。これは一つに,神経症や精神病の場合でも,人格の点で必ず何か問題があるという事情と関係があるように思われる。ともかくこの点をさしおいて,ただ狭義の人格障害だけを論ずることにあまり意味はないというのが大方の研究者に共通する暗黙の了解であるといってよい。ところで狭義の人格障害以外の精神障害における人格の問題には,次に述べるごとく幾通りかの場合がある。まず第一に,ある種の人格特性は障害の発生に導きやすいというvulnerabilityの問題がある。次にこれとは反対にふつうならば病原的に作用するはずの環境因子に遭遇しても,ある種の人格特性があれば発病阻止的に働くと信じられるimmunity(免疫)の問題がある。またこれとは別に,人格上の変化が発病の最初の兆しとなる場合があり,あるいは病を経過した後に人格変化が残る場合もある。これを要するに人格と病的過程は複雑に絡み合い,発病の素因としてにせよ病的過程の兆しであるにせよ,人格特性から明白な精神障害に至るまで連続したスペクトラムの存在が想定される場合がある。そしてまたこれとは違って,人格特性が病的過程と直接係わることなく,単に病像形成的(pathoplastic)に働くに過ぎないとみられる場合も存するのである。
「ICD-10」をめぐる動き—アルコール関連障害または問題
著者: 加藤正明
ページ範囲:P.163 - P.166
I.はじめに
アルコール症Alcoholismの概念は,1965年のWHO ICD-8では用いられてきたが,1973年ICD-9でアルコール依存症となり,アルコール乱用と区別された。アルコール精神病についても,ICD-9で「精神病的特異体質反応」が加えられるなどの変化があった。その後1975年の会議で「アルコール関連障害」Alcohol related disabilityという概念が提案され,さらに広い概念が取り上げられるようになった。将来予測されるICD-10では当然これらの問題を整理統合しなければならないことになろう。
以下主としてWHOのICDその他の委員会で規定された「アルコール精神病」,「アルコール依存症」,「アルコール濫用」,「アルコール関連障害」,「アルコール関連問題」等の概念の変遷について述べてみたい。
「ICD-10」をめぐる動き—老年期精神障害
著者: 加藤正明
ページ範囲:P.167 - P.170
I.ICD-8からICD-9へ
周知のように老年期精神障害とくに「老年期および初老期の「器質精神病状態」に関して,ICD-8からICD-9へと変化があったのは「動脈硬化性痴呆Arteriosclerotic dementia」か,それまでは「老年性」に入れられず,動脈硬化症に伴うもの(293.0)に入れられていたことである。またICD-8で老年痴呆,その他の老年性精神病とのみあったのが,ICD-9では,老年痴呆,単純型,(290.0),抑うつおよび妄想型(290.2),急性錯乱状態を伴う老年痴呆(290.3),その他(290.8)とこまかく分類されるようになった。
これを表示すれば表1のごとくである。
「ICD-10」をめぐる動き—Functional Psychosis
著者: 高橋良
ページ範囲:P.171 - P.174
I.はじめに
1975年にICD-9が発効されるまでには1965年から1972年まで毎年WHOの診断セミナーが行われ,その国際的な共同研究の結果が60カ国以上の国々からの精神衛生専門家の批判を経るという過程があった。1970年代には精神衛生の理論と応用,精神医学の実践が進歩し,なかでも疫学的研究,臨床的研究と神経科学・生物学的研究が進むとともに,第3世界における精神衛生ケアと精神医学研究のモデルが重視されてきた。このような状況で精神障害に対して多様なレベルからの適切な分類が必要となってきた。ICDは世界80カ国以上で公式に採用されている一方で,フランスなど各国でもその国自身の精神障害の診断分類が開発され,第三世界でもその実状に合うICDを要求する声も大きくなってきた。ICDに対しては1980年に米国精神医学会で採用されたDSM-IIIの影響も大きなものとなった。以上の理由によって,1980年代は精神障害の分類と診断にとって重要な時代であり,今日までの前提を根本的に考え直す必要があるとして,WHOは新しいICDを近き将来作成するための活動を開始した。その現れが1980年より始められた「精神障害とアルコール,薬物関連問題の診断と分類の国際プログラム」というプロジェクトであり,WHOと米国のADAMHA(Alcohol, Drug Abuse and MentalHealth Administration)の協力によって3段階に亘って遂行されつある。その第1段階は1980年から1981年にかけての準備作業であり,第2段階が1982年4月開催された国際会議である。その結果をとり入れた共同地域研究が第3段階であり,進行中のものである。このプログラムの目的は精神衛生の分野の診断と分類の現状を再調査し,現在の分類体系にみられる欠陥を確認するとともに,国際的又は国内の共同研究によって解決をはかること,そのために優先的な目標と研究方法および協同研究のあり方をきめることなどである。ここでは1982年4月の国際会議までの「機能性精神病」の診断と分類にかわるWHO活動のうち筆者が興味をもった点を粗描することにする。これはWHOの世界各国の専門家からなるadvisory groupの2回に亘る報告とscientificworking groupの報告及び1982年4月の上記の国際会議の報告によるものである。
DSM-IIIの問題点
著者: 竹友安彦
ページ範囲:P.175 - P.188
I.
Diagnostic & Statistical Manual of Mental Disorders, Third Edition(以下DSM-IIIと略す)1)が米国精神医学会から出版されたのが1980年。出版前にもかなりの議論があり,殊に「自我親和的(ego-syntonic)な同性愛は精神医学領域の疾患ではない」というDSM-III委員会の意見をめぐり専門家の間の論議2)は新聞紙上にも華やかに展開されたものであった。刊行2年後の現在,米国精神医学会は既に公式のnosologyと決定されたDSM-IIIをどう受けとめているか。適当な資料を見つけて,この間に対する答えを試みることは,米国精神医学の体質を示すトモグラフィーの一例を示し,DSM-IIIに関心を持つ読者の参考になることかも知れないと考えた。偶々1982年の米国精神医学会年会で「DSM-IIIの長所は短所を補って余りあるものか?」(“Do the advantagesof DSM-III outweigh the disadvantages?”)と題する討論会があったことに気がついた。この討論会では司会者の許に議題に関して賛成論者と反対論者が夫々二人賛否両陣から相互に立って,ユーモアにつつまれた鋭鋒で討論する。その後,聴衆の有志が自由にどちらかの側に立った発言をする一時があり,最後にパネリストが夫々短い発言をする。筆者にはなかなかアメリカ的だと思える雰囲気であったが,壇上のメンバーは次の通りであった。
巻頭言
特集にあたって
著者: 高橋良
ページ範囲:P.112 - P.113
1980年に米国精神医学会から発表されたDSM-IIIに対して我国でも精神科医の関心が予想以上に集まり,日本精神神経学会を始め,WPA京都シンポジウムや精神科雑誌にもとりあげられ,ミニDやトレイニングガイド,ケースブックの日本訳も出版された。DSM-IIIの診断基準には賛否はともかく多くの長所があることが認められるからである。このように今日までDSM-IIIの紹介は主としてそのユニークさと我国での適用可能性などに視点がおかれてきたが,2年を経た今日,有用性とともにその問題点をとりあげてみようというのが本特集を組んだ理由である。似たような趣旨で最近は「精神医学における診断の意味」と題するワークショップの報告も出版された。
DSM-IIIは我国のみならず世界各国の精神医学会に多かれ少かれ影響を与え,WHOの精神障害の国際疾病分類ICDの将来計画にも無視できない刺激を与えている。この辺の事情は本特集号の「ICD-10をめぐる動き」の欄や座談会の部分で論じられている。DSM-IIIはそのままを我国に適用することは勿論,国際的分類に応用することは問題があることは事実であるが,その基本的特徴は従来の精神障害の分類の前提を根本的に考え直す契機を与えていることも事実であろう。国際的な精神障害の分類を考えるにあたっては,種々の基本的問題が検討されなければならないであろう。WHOの会議では例えば必要な分類は個人の分類なのか病気の分類なのか,両方が必要であるとしても実際にどのように処理するのか根本的に考える必要があろうと報告された。また多軸分類がよいのか範疇的分類がよいのかも問題である。多軸分類を押し進めると個々の症例の診断的記述になってしまう上,精神衛生対策立案者や行政責任者にとっては統計上複雑すぎて厄介になる。しかし範疇的分類ではその疾病原理に理論的前提が多すぎて,研究上の障害となってしまう。DSM-IIIのように診断基準に操作的基準を用いるとすればどの程度までそれは許されるべきなのかの問題もある。操作的基準の限界がどこまでかは現在の知識のレベルでは未解決である。操作的基準は実体を究明できる部分を彫り出す手段であるのに,実体自身と誤解されるおそれがある。そしてそもそも世界共通の分類が可能なのかという問題がある。WHOは文化的に普遍的な分類が可能であるとして,ICDを発展してきたのであるが,文化特異的な現象を捨てさらないように配慮しなければならない。このような現象には病像形成的な色づけとしてのみしりぞけられない病因的な意義をもつ重要なものがあるからである。
座談会
DSM-III—その有用性と問題点
著者: 加藤正明 , 笠原嘉 , 大熊輝雄 , 土居健郎 , 藤縄昭 , 高橋良
ページ範囲:P.190 - P.201
まえおき
高橋(司会) ご存じのようにDSM-IIIが精神医学界にいろんなインパクトを与えており,日本でもこの問題をめぐってシンポジウムが行われたりあるいは特集が組まれております。このへんで,もう一度DSM-IIIの発生してきた経緯を振り返り,現時点での日本におけるDSM-IIIの応用性,あるいは意義を考えてみたいと思います。
私なりにいろいろ考えてみますと,一つは精神疾患の定義診断が各学派,各国の間で必ずしも一致していなかったという現状があります。国際疾病分類も統一診断の動きがありましたし,そういう背景のもとでアメリカはアメリカで独自に委員会を作って,精神医学会としてDSM-IIIができたわけです。
研究と報告
内因性うつ病者における睡眠の縦断的観察—予後判定の一因子として
著者: 斎藤英二
ページ範囲:P.205 - P.218
抄録 Primary,Endogenous Major Depressive Disorders(RDC)と確診された単極性うつ病の入院患者10名に対し,定式化された抗うつ剤amitriptylineを投与して,病盛期,軽快期および退院後の寛解期の3期にわたり睡眠ポリグラフィを行い,得られた資料に因子分析法の適用を試みた。
10名は平均3年6ヵ月追跡され,順調に寛解した予後良好群と遷延化や再発・再燃を示した予後不良群の2群に分けられた。この2群間における睡眠の変動に差異が見出された。予後不良群は良好群と比較して,①病盛期に睡眠率と全睡眠時間が減少し,REM密度の増加を示す,②軽映期にREM密度が減少し,睡眠率と全睡眠時間が増加する(信頼性係数:97.6%)。これらについて主として抗うつ剤の睡眠に対する影響の点から考察を加え,2群間の差異は生物学的異種性に基づく薬剤反応性の相違と考えた。そして治療初期と軽快期に睡眠ポリグラフィを観察することで予後を予測できる可能性を指摘した。
短報
精神分裂病と“正常圧”水頭症が合併した15歳女性例
著者: 野本文幸 , 山岡正規 , 町山幸輝
ページ範囲:P.219 - P.221
I.はじめに
精神分裂病と脳萎縮との関連は,近年,Johnstoneら4),Weinbergerら10,11),Takahashiら9)をはじめとして相次いで報告され,改めて注目を集めている。しかし,これらの報告での脳室拡大は脳室・脳比が0.2以下であり,水頭症と診断されるほどの拡大はReveleyら7)の中脳水道狭窄に分裂病の合併した3例のみである。
交通性水頭症の中でも特異な“正常圧”水頭症(以下,NPHと略す)は1965年にAdamsとHakimら1)が報告して以来治療可能な疾患として知られ,また,精神症状が主体の症例がある点からも関心がもたれている。本症の精神症状はうつ状態が多く5,6,8),未だ分裂病を伴う例は報告されていない。
今回著者らは,臨床症状は分裂病(緊張病)を示し,RI脳槽造影等の諸検査でNPHと診断された15歳女性例を経験した。
Sulpiride,Metoclopramide服用中に行ったAmoxapine治療に関連して生じた遅発性ジスキネジアの1例
著者: 島悟 , 鹿野達男 , 伊藤斎
ページ範囲:P.222 - P.224
I.はじめに
Dibenzoxazepine誘導体の三環系抗うつ薬であるamoxapineは,loxapineのdesmethyl体であり,imipramine類似の抗うつ作用を有しているといわれている。またamoxapine,およびその代謝産物である7-OH amoxapineは,in vitroでneurolepticaとしての作用を示すと報告されており1,2),臨床的にも,高prolactin血症3),乳汁分泌3),急性ジストニア4),パーキンソニズム4),悪性症状群4),アカシジア4,5)など,neurolepticaにしばしば随伴する副作用をきたすと言われている。しかし,現在までにamoxapineによる遅発性ジスキネジアの報告はない。
量近,われわれは,amoxapine治療中惹起された遅発性ジスキネジアの1例を経験したので報告する。
精神症状で発症し伝染性単核症による脳炎と考えられた1例
著者: 松石竹志 , 宮内利郎 , 矢花辰夫 , 横井晋
ページ範囲:P.225 - P.230
I.はじめに
精神症状が先行したり,前景に立つ脳炎については,近年多くの報告2,3,8,13)をみる。しかし,意識障害をはじめとする脳炎の徴候に欠ける症例では,病初期からの臨床診断が困難な場合も少なくない7,10,12)。今回,我々は明確な意識障害,巣症状などの神経症状が目立たず,幻覚妄想状態の精神症状が前景にたち,当初内因性精神病が疑われたが,その経過中に髄液,脳波所見等からウイルス脳炎と診断された症例を経験した。なお本症例は経過中に,発熱,発疹,リンパ節腫脹,特有の血液豫などの典型的な伝染性単核症の臨床症状を呈し,またその原因ウイルスとされているEBウイルスの抗体価の上昇をみており,本脳炎の起因ウイルスと考えられたので,若干の考察を加えて報告する。
基本情報
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62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論