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文献詳細

雑誌文献

精神医学26巻7号

1984年07月発行

文献概要

短報

うつ病における自律神経機能の定量的分析の試み

著者: 今岡健次13 井上寛1 井上雄一13 原田豊14 挾間秀文1 白石義光2

所属機関: 1鳥取大学医学部神経精神医学教室 2鳥取大学医学部第二生理学教室 3現:島根県立中央病院精神神経科 4現:国立療養所鳥取病院

ページ範囲:P.772 - P.775

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I.はじめに
 うつ病において自律神経症状を中心とした身体症状はしばしば出現するものであるが,その程度判定は必ずしも容易でなく,主観的要素が大きく客観的評価が困難である。最近糖尿病患者において自律神経機能を心電図R-R間隔を測定するこで求めようとする試みが報告2,4,6)されている。われわれはこの方法を用いてうつ病患者の自律神経機能障害の定量的分析を試みたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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