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雑誌目次

雑誌文献

精神医学27巻10号

1985年10月発行

雑誌目次

巻頭言

自然科学としての精神医学

著者: 宮川太平

ページ範囲:P.1102 - P.1103

 精神医学は自然科学かとの問に人はさまざまに答えるであろう。それは精神医学が二面性をもっていることによるものと思われる。すなわち,精神医学は時代の変遷に伴って変化する社会環境とそこに住む人間の考え方や常識といったものに常に支配されており,当然,時代とともに変っていく運命を持っているからである。その点ではいわゆる生物学的と一般に考えられているものとは大きく異なっている。しかし,一方において人間の精神がすべて脳の機能によって支配されていることを考えると,すべての精神現象は生物学的基盤に支えられているものと考えざるを得ない。その点では精紳医学は自然科学であると私は考えている。
 そこで,生物学的側而からみた精神医学について私なりの意見を述べてみたい。

展望

中脳皮質ドーパミン系と精神分裂病—第1回

著者: 福田正人 ,   斎藤治

ページ範囲:P.1104 - P.1112

I.はじめに
 精神分裂病,慢性覚醒剤中毒,抗精神病薬の3つの事実から精神分裂病ドーパミン仮説が提唱されて以来この説に関する数多くの研究が行なわれてきており,その成果には目を見張るものがある。しかし,現在まだ精神分裂病の本態解明への道は遠いと言わざるをえない。近年までの研究においては"ドーパミン系"と言えば黒質線条体路および中脳辺縁路を指すことが多く,分裂病ドーパミン仮説もこの2つの経路を念頭において成立し,研究されてきた。ところが,近年"中脳皮質ドーパミン系"と呼ばれる前頭皮質へ投射する新しいドーパミソ系の存在が注目を浴びるようになり(Glowinski et a1. 1984,Thierry et al. 1984,Bunney et al. 1984b),研究が進むに従いこのドーパミン系がこれまで研究の対象としてきたドーパミン系とは異なった特徴を有することが明らかになりつつある。一方,近年CT,ポジトロンCT,局所脳血流量,脳波パワースペクトル,神経心理学的検査,死後脳の生化学的分析などから得られた所見にもとづいて精神分裂病における前頭葉機能異常が注目されてきている。さらに精神生理学的には精神分裂病においては"選択的注意"に障害が認められるとされ,それを客観的に捉える手段が開発されつつあるが,この選択的注意は中枢モノアミン系と関連すると考えられている。このような各分野で得られている最近の知見を考慮すると,"精神分裂病,中脳皮質ドーパミン系,前頭葉機能"の3者を統合し,前頭葉においてドーパミンが果たす役割を考察することは精神分裂病の病因病態を理解するうえで欠くことのできないことであると考えられる。以上のような現状認識を踏まえて,この総説では中脳皮質ドーパミン系について現在までに得られている知見を総合し,この系と精神分裂病との関連を展望して行きたいと思う。

研究と報告

青年期強迫神経症の臨床

著者: 松本雅彦 ,   石坂好樹 ,   田村芳記 ,   南陽子

ページ範囲:P.1113 - P.1122

 抄録 10歳から20歳の間に発症した強迫神経症22例の臨床所見を報告した。
 1)13歳以前に発症する一群と14歳以降に発症する一群と,統計グラフ上2峰性に分布する傾向が認められた。
 2)前者は年少型,後者を年長型と仮称した。年少型は「退却-孤立化」という状況で発症し,強迫行為,途絶様状態など行動障害が前景に立つのに対して,年長型は「挑戦-挫折」という状況で発症し,強迫観念が症状の主要を占める傾向がある。
 3)治療経験から,年少型には症状治癒にいたる例も認められ,年長型の難治性とはかなりの対照を示すことが明らかとなった。この両型の治療に対する反応の相違について,症状,病前性格,発達,家族状況などの関連から若干の考察を行なった。

ターナー症候群の脳波学的研究

著者: 岡田滋子 ,   坪井孝幸

ページ範囲:P.1123 - P.1133

 抄録 デンマークのターナー症候群64名と,年齢をマッチさせた対照群62名について脳波学的研究を行なった。ターナー症候群の脳波基礎律動の特徴は,①α波は周期が速く(10.5Hz以上),低振幅(20μV以下),少量(30%以下)で汎性に出現,②β波は周期が遅く(14〜18Hz),比較的高振幅(20〜50μV以上),多量(50%以上)で汎性に出現,③θ波は多量(30%以上)に出現する,④優勢律動はより速く,加齢による変化がより顕著である。以上の諸特徴は,45, X核型群で他の核型群に比べより定型的である。著明な左右差がターナー症候群15名,対照群3名に認められた(P<0.01)。左右差は後頭部(P<0.01)と頭頂部(P<0.02)で特に顕著であった。脳波の判定結果には両群間に大きな差は認められなかった。
 これら脳波所見と神経心理学的検査結果との関連について考察し,ターナー症候群は脳のとくに右半球後頭部および頭頂部に機能的障害を有すると結論した。

夫の自殺を契機に発症した精神障害

著者: 内藤明彦 ,   滝沢謙二 ,   本田建一 ,   川村哲彦 ,   原誠衛

ページ範囲:P.1135 - P.1142

 抄録 配偶者の自殺を契機に発症した精神障害について調べた。症例は8例で全例が40歳以上の女性であった。1)心的外傷褒ストレス障害,2)大うつ病,3)妄想病,4)短期反応精神病,5)せん妄の5型に分類された。精神障害発生の危険因子として①夫に自殺された40歳以上の女性,②経済的貧困,③不幸な生活史,④稀薄な家族関係が指摘できた。夫に自殺された妻の心理過程について論じた。夫への攻撃性と自殺衝動—後追い自殺—,子供殺しの関係について考察した。治療および"電自殺の後治療"について述べた。中高年の自殺率の急増しつつある現在,自殺後の遺族,とくに妻の精神障害に対する予防的治療の重要性を強調した。

マリファナ精神病の1臨床例

著者: 津村哲彦 ,   谷矢雄二 ,   工藤行夫 ,   花田照久 ,   押尾雅友

ページ範囲:P.1143 - P.1152

 抄録 約2年5カ月間,ほぼ連日,マリファナを使用し,仕事に対する葛藤・会社の倒産・法的問題への恐怖・大学受験・逮捕・拘留などの状況を背景に,意識変容を伴う幻覚妄想状態に至ったマリファナ精神病の1臨床例を報告し,本症例を通して,マリファナ酩酊・マリファナ精神病・arnotivational syndrome。マリファナの精神作用やそれによる精神病状態の原因や起源・spontaneous recurrence・マリファナ使用の動機と予後,及び,臨床心理学的諸検査について検討した。
 本症例の示したマリファナによる精神病状態は意識変容状態と考えられ,その症状は心理的・状況的背景から考え,かなり了解しうるものと考えられる。
 わが国でも,マリファナ常用者がかなり存在しており,とくに,不安恐慌状態やマリファナ精神病は,精神医学的領域においても注意しなくてはならない病態と思われる。

Sheehan症候群の1例—精神症状と睡眠ポリグラフ所見を中心に

著者: 高橋敏治 ,   大滝紀宏 ,   笠原洋勇 ,   佐々木三男 ,   森温理 ,   五味秀穂 ,   宮島真之

ページ範囲:P.1153 - P.1157

 抄録 気分易変性,子供への無関心,被害関係念慮,不眠,せん妄などの多彩な精神症状のために精神科入院となった34歳のSheehan症候群の1例について報告した。1)入院後の精神症状は,意識障害,情動過敏状態,意欲低下状態の3つの時期を経て軽快したが,内科治療と必ずしも平行しなかった。このうち意欲低下状態が退院後1年以上みられたが,人格変化として残遺することなく可逆的に軽快した。2)睡眠ポリグラ所見の特徴として,ホルモン補充療法前には%stage REMの減少,%stage 3+4の減少,睡眠内周期の乱れが認められた。補充療法5カ月後には,睡眠内周期は正常化し%stage REMも回復したが,%stage 3+4は減少したままであった。以上より,Sheehan症候群の精神症状の特微および視床下部—下垂体系ホルモンと睡眠障害の関連性について文献的に考察した。

無酸素脳症後,周期性同期性異常波(PSD)からα昏睡に移行した1例

著者: 岩淵潔 ,   宮内利郎 ,   横井晋 ,   保坂紘一

ページ範囲:P.1159 - P.1164

 抄録 急激な無酸素脳症後,脳波で周期性同期性異常波(PSD)からα昏睡に移行した脳幹障害を伴わない症例を経験した。症例は59歳男性。窒息のため蘇生を施し,約40分後に自発呼吸が回復したが昏睡状態であった。約1時間後から3日間,眼球を含む全身のmyoclonusが出現し,その際脳波上で3〜5秒続く鋭波,棘波,高振幅徐波を含む突発波が,1.5〜2秒間隔で周期的に繰り返し,その間挿波は電気活動に乏しい平坦波を示すPSDを呈した。diazepamの静注ではPSDを抑制できなかった。PSDの消失と共に,前頭部優勢の10Hz,30μVのα昏睡を示し,両波型とも刺激にも反応しなかった。α昏睡を3日間呈した後,低振幅脳波に至った。脳幹障害は認められなかった。その1カ月後から約2ヵ月間,時にpcriodic spikingを前頭部に示すことがあったが,それも消失し平坦脳波となった。両波型が急激な無酸素脳症後に同一症例の過程でみられた詳細な報告はなく,その発生機序につき示唆を与えると思われる。

精神分裂病における大脳半球の左右差について

著者: 島悟 ,   神庭重信 ,   九十九大造 ,   増田豊 ,   浅井昌弘

ページ範囲:P.1165 - P.1169

 抄録 精神分裂病患者43例と正常対照者45例の大脳半球の左右差をコンピュータ断層撮影により検討した。従来の直線法は信頼性に問題があると思われたため,新たに面積法を考案し,施行した。その結果,左右差の出現頻度において両群に有意な差を認めなかった。

Pick病における錐体路病変について

著者: 小阪憲司 ,   池田研二 ,   小林一成 ,   浜元純一 ,   松下正明

ページ範囲:P.1171 - P.1178

 抄録 pick病では錐体外路病変をみることは少なくないが,錐体路病変の報告はきわめて少ない。その錐体路病変については,文献的に1)筋萎縮性側索硬化症の合併とする報告と2)二次変性とする報告の二通りの報告がある。今回,筆者らは,錐体路病変に注目して15例のPick病の自験例を検索し,特異な錐体路病変を有する3症例を見出したのでその3症例を報告した。いずれもPick病の経過中に錐体路徴候が出現したが,臨床的には筋萎縮性側索硬化症の合併とは診断されなかった。神経病理学的には,内包から中脳に移行するあたりから始まり,橋・延髄・脊髄に至る錐体路に左右対称性の変性がみられたが,前中心回の変性は軽く,内包・舌下神経核・脊髄前角・前根などには病変はみられず,従来報告のない特異な錐体路病変であった。この錐体路病変の発生機序については不明であるが,Pick病変との関係が示唆された。

Alzheimer病とPick病におけるattenuation study

著者: 一宮洋介 ,   小林一成 ,   新井平伊 ,   小阪憲司

ページ範囲:P.1179 - P.1183

 抄録 CT値による脳実質のdensityの変化の検討(attenuation study)をAlzheimer病とPick病において行った。
 対象は,臨床的にAlzheimer病と診断された16名,Pick病と診断された11名,対照健常者13名である。両疾患群は臨床病期分類によって それぞれ1〜Ⅲ期群に分類された。これらの各群にCT scanを施行し,前頭葉皮質,前頭葉白質,半卵円中心の平均CT値(attenuation value)を算出した。
 その結果,両疾患群ともに,対照群に比して,皿期群ではattenuation valueの有意な低下を認めたが,1期群では差が認められず,両疾患群において,ことにその病初期には,attenuation studyがsensitiveでないことが示された。

Lacunar Stateによる脳血管性痴呆の臨床病理学的検討—20剖検例の病巣分布と症状の対比

著者: 石井惟友 ,   西原康雄 ,   今村司

ページ範囲:P.1185 - P.1193

 抄録 Lacunar stateによる脳血管性痴呆20剖検例について,その病巣分布と臨床症状との関連について検討した。臨床的には高血圧,意識障害を伴わない卒中発作,回復傾向のつよい不全片麻痺ないし単麻痺,錐体路徴候,小刻み歩行,構音障害,尿失禁,意欲障害,感情障害,情動失禁,病識・人格の保持,夜間せん妄,末期の屈曲性対麻痺,akinetic mutismなどであった。脳病理所見は大脳白質,基底核,内包,視床,脳梁,橋などに多発するlacuneと大脳白質の広汎な不全軟化巣であった。Lacuneは側脳室前角周囲白質,脳梁前部,尾状核頭部,被殻,内包前脚など大脳の前半分に好発しており,不全軟化巣も前頭葉白質により著しい傾向があった。Lacunar stateの患者にみられる臨床症状の多くは前頭葉病巣によるものであると理解でき,病巣分布とよく一致した。症状の発現にはlacuneのみでなく不全軟化巣の有無が大きく影響する可能性を述べた。

脳の覚醒機構に及ぼすベンゾジアゼピン系睡眠薬の影響—450191-Sとアンタゴニスト(Ro 15-1788)を用いた覚醒反応の解析

著者: 苗村育郎 ,   伊藤高司

ページ範囲:P.1195 - P.1207

 抄録 ベソゾジアゼピンアンタゴニスト(Ro 15-1788)を用いて,ベンゾジアゼピン系睡眠薬(450191-Sおよびflunitrazepam)の誘発する睡眠と,そこからの覚醒過程を担う脳の反応様式を,11名の正常成年男子を被検者とした一連の終夜ポリグラフィーによって解析した。
 その結果,睡眠薬の投与時から約6時間後にピークを持つ強い覚醒機序が生じていることが示され,さらにこの作用は,睡眠の日内リズムとの関係および断眠負荷により鋭く変化することが明らかになった。
 またこれらの現象は睡眠薬による睡眠誘発力や"睡眠圧"のみでは説明できず,新たに複合的な概念として"覚醒圧"を考え,両者のバランスモデルを想定することで整合的に理解されることを示した。
 さらに本実験結果の持つ意義を臨床における睡眠薬の使用に敷衍して考察し,反跳性不眠や逆説睡眠および徐波睡眠の抑制機序に関して意見を述べた。なお睡眠薬に関連して生じる脳の覚醒機構の作動を実体的なものとして証明したのは本研究が初めてと思われる。

短報

先天性聾者における幻聴体験

著者: 野本文幸 ,   町山幸輝

ページ範囲:P.1209 - P.1212

I.はじめに
 言語を聴覚的に体験したことのない先天性聾者が健聴者と同様に幻聴を訴えることは,幻聴の成因を考える上で重要である。しかし,これまで先天性聾(born deafness,congenital deafuess,early total deafness,prelingually profound deafness)の幻聴に関する報告は極めて稀である。筆者らの集めえた文献の中で具体的な幻聴の症例報告は,Altshulerら1)(2例),Basilier4)(1例),Remvig8)(4例),Rainerら7)(5例),Critchleyら5)(6例)、浅野3)(2例)らの報告だけである。これらはBasilier4)の1例が昏迷性抑うつ反応の診断がある以外,全て精神分裂病の症例である。聾の精神分裂病患者の中で幻聴を示した症例の頻度に関しては,Raincrら7)が57例中16例に,Altshulerら2)が57例中17例に(この2つの報告は同一患者を対象としたものと考えられるが2報告で1例だけ異っている),Critchleyら5)が12例中10例に,Evansら6)が13例中3例に認められたことを報告している。
 最近筆者らは,精神分裂病に特徴的な命令する声の幻聴や第三者間での会話性幻聴のほか,非言話性幻聴,思考吹入,身体的被影響体験,幻視,独語,〈独り手話〉,心気症状など多彩な症状を示した先天性聾者を経験した。その報告を行うとともに,先天性聾者の幻聴の成因について思考障害の重要性,ならびに従来の報告では記載されていない僅かの残存聴力が重要であることを論ずる。

てんかん重積発作後ミオグロビン血症と急性腎不全をきたして死亡した脳性麻痺の1例

著者: 川口茂 ,   若生年久 ,   石倉紀男 ,   松本常男 ,   松尾幹雄

ページ範囲:P.1213 - P.1215

I.はじめに
 ミオグロビン尿症(以下Mb尿症と略す)を伴う急性腎不全は,第二次大戦中における外傷性急性腎不全の研究以来広く知られるようになった。その後,骨格筋の直接侵襲によらない種々の原因による,いわゆるnontraumatic myoglobinuriaの存在が知られ,急性腎不全を伴う症例の報告も多くみられる。痙攣性障害によるMb尿症の報告は散見されるが,このうち痙攣重積状態によるものも数例報告1,6,8,9)されている。
 今回我々は,脳性麻痺でてんかん発作の既往をもつ20歳の男性が,てんかん重積発作後Mb血症及びMb尿症を示し,急性腎不全をきたし死亡した症例を経験したので報告する。

動き

第10回日本睡眠学会印象記

著者: 阿住一雄

ページ範囲:P.1216 - P.1216

 第10回日本睡眠学会定期学術集会が高橋康郎研究員と筆者を世話人として,さる5月31日と6月1日の2日間,野口英世記念会館(東京)で開催された。この学会は昭和52年5月に発足し満8年を経過したが,現在の正会員数は321名に達し,米国の睡眠研究協会の356名,欧州睡眠研究協会の約370名に略々匹敵する組織となった。参加者は246名であった。
 第1日の午前中は12題が発表された。最近,研究がさかんとなった睡眠物質に関するもの3題,脳波分析に関して4題,その他5題である。酵素免疫測定法によってDelta Sleep-Inducing Peptide(DSIP)様物質のラット脳内分布を調べたところ,側坐核,辺縁系,視床下部に高濃度に存在した。また,24時間睡眠によるDSIP様物質の変化はみとめられなかった(永木ら)。抗DSIP血清をラット側脳室に注入し,DSIPを不活性化することによって徐波睡眠(Slow Wave Sleep)が抑制されるかどうかを検討したが,抑制するという結果はえられなかった(中垣ら)。睡眠促進物質の有効成分の一つであるウリジンをラットの腹腔内投与をしたところ逆説睡眠が増加した(本多ら)。睡眠から覚醒への転換が交感神経緊張の増大によって引きおこされるという仮説を証明するために,ネコの電気刺激による覚醒閾値の水準を検討した。交感帯の主要核である視床下部腹内側核は中脳網様体や視床前腹側核よりも,その覚醒への転換機構に対しより重要な役割を果していると示唆された(松本ら)。

基本情報

精神医学

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-126X

印刷版ISSN 0488-1281

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