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文献詳細

雑誌文献

精神医学27巻2号

1985年02月発行

特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床

小児の睡眠時無呼吸—突然死との関連を中心に

著者: 河野親彦1 伊予田邦昭1 真田敏1 大田原俊輔1

所属機関: 1岡山大学医学部脳研・発達神経科学部門

ページ範囲:P.183 - P.189

文献概要

I.はじめに
 小児期の睡眠時無呼吸sleep apneaは,未熟児,新生児における呼吸障害,あるいはOndine's curse等と関連して関心を持たれているが,最近,乳幼児突然死症候群sudden infant death syndrome(SIDS)との関連から大きな注目を惹いている。
 一方,重症心身障害児(以下重障児と略す)の死因においても突然死が重要な位置を占めており,しかもこれは睡眠中にみられることが多い。
 本稿では,小児の睡眠時無呼吸を特に突然死との関連において展望し,われわれの成績についても述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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