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文献詳細

雑誌文献

精神医学27巻2号

1985年02月発行

文献概要

特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床

薬物と睡眠時呼吸障害

著者: 大熊輝雄1

所属機関: 1東北大学医学部精神神経科

ページ範囲:P.191 - P.199

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I.はじめに
 睡眠時呼吸障害と薬物との関係は,呼吸障害を増悪させる薬物と,軽減させる薬物に分けて考えることができる(表1)。睡眠時呼吸障害を軽減させる薬物は,睡眠時呼吸障害の薬物療法につながるものである。そのほか,精神科領域では,精神分裂病にたいする抗精神病薬療法のさいにときに生じる過度の肥満が,睡眠時呼吸障害を起こす可能性も考えておく必要がある。以下の論述では,睡眠時呼吸障害という用語のかわりに,睡眠時無呼吸(症状群)sleep apnea(syndrome)(SAあるいはSAS)を用いることにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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