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短報
Restless legs syndromeを呈したパーキンソン病患者のクロナゼパムによる治療
著者: 堀口淳1 稲見康司1 柿本泰男1
所属機関: 1愛媛大学医学部神経精神科学教室
ページ範囲:P.356 - P.358
文献購入ページに移動Restless legs syndromeは主に下肢に出現する異常感覚で,夜間入眠期に出現し,しばしば下肢筋群のミオクローヌスを伴い,両下肢の独特のむずがゆさのために睡眠障害を来すことが多い。Ekbom5)が命名したこのrestless legs syndromeの原因は今日なお不明である。われわれは特発性パーキンソン病患者の薬物療法中,restless legs syndromeが出現し,アマンタジンの服薬中止で一時的寛解を認めたが再燃し,クロナゼパムの投与が有効であった症例を経験したので報告する。
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