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研究と報告
感情病および精神分裂病用面接基準(SADS)と研究用診断基準(RDC)の評定者間信頼度
著者: 北村俊則1 島悟2
所属機関: 1国立精神衛生研究所 2慶応義塾大学医学部精神神経科
ページ範囲:P.41 - P.45
文献購入ページに移動RDCの各診断類型の現在挿話診断および生涯診断の信頼度は大変高いものであった。SADSの各項目もおおむね良好な一致度であったが,信頼度の低い項目も散見された。RDC診断に重大でない症状,陰性症状,面接場面からのみでは判断の困難な症状の信頼度は比較的低く出ることが明らかとなった。従って診断の信頼度が高くても症状判断の信頼度は独立して検討されなければならない。
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