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短報
L-Dopaが著効を示した強迫笑いの1例—TRHならびにL-Dopa負荷試験による検討
著者: 元村直靖1 藤田素樹1 豊田勝弘1 堺俊明1
所属機関: 1大阪医科大学神経精神医学教室
ページ範囲:P.97 - P.100
文献購入ページに移動強迫笑いとは,周囲の状況や刺激の大きさに不釣合で,本人にとっても感情にそぐわないような自動症的,絞切り型の笑いと定義され,種々の脳器質性疾患に出現するとされている。
最近,われわれは,多発性脳梗塞により強迫笑いを呈し,L-Dopaが著効を示した症例を経験し,その際TRH負荷テスト,L-Dopa負荷テストを施行し,興味ある結果を得たので報告する。
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