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文献詳細

雑誌文献

精神医学28巻1号

1986年01月発行

文献概要

短報

精神分裂性障害と抗核抗体について

著者: 宮永和夫1 川原伸夫1 森弘文1 高橋滋1 高木正勝2

所属機関: 1群馬大学医学部神経精神医学教室 2岸病院

ページ範囲:P.109 - P.113

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I.はじめに
 SLEは膠原病の代表的疾患であるが,その発症のメカニズムについてはまだ明確になっていない7,13)。薬剤誘因性SLEはその原因が薬剤と分かっているため,SLEのモデルとして一つの研究テーマとなっている。薬剤誘因性SLEの代表的薬剤はhydralazineであるが,向精神薬でも発症するとの報告がみられる3,5,10)
 今回われわれは精神科入院中の患者を調査し,薬剤誘因性SLEと診断できた対象をもとにSLEとの差異について検討したので,若干の考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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