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研究と報告
精神分裂病の陰性症状と社会適応経過
著者: 染矢俊幸12 安西信雄1 池淵恵美1 小沢道雄1 原田誠一1 上田哲1 金生由紀子1 中込和幸1 岩波明1 熊谷直樹1 宮内勝1
所属機関: 1東京大学医学部精神医学教室 2現所属,滋賀医科大学精神医学教室
ページ範囲:P.1229 - P.1236
文献購入ページに移動その結果,陰性症状は,集団療法を中心とするDHでの治療により改善し,その効果はDH終了後5年間持続することが示された。またDH終了時の症状と社会適応経過との関連では,SANSの情動の平板化・情動純麻,意欲・発動性欠如,SCLの中核症状群,残余の症状群,幻聴,関係妄想が認められたものほど,経過が不良であった。
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