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短報
Bipolar disorderの躁病相発現時期について
著者: 長野浩志1 藤井薫1
所属機関: 1大分医科大学精神神経科
ページ範囲:P.1377 - P.1379
文献購入ページに移動I.はじめに
Affective disorderは躁病相の有無により,bipolar disorderとnon-bipolar depressionとに大別される。両者の間には遺伝的,臨床的,生化学的な差異が指摘されており,多くの研究でこの2分法が採用されている。
今回,我々はbipolar disorderにおいて以下の2点を検討したので,ここに報告する。
1)Bipolar disorderの診断確定,すなわちmania発現の時期は何回目の病相まで待てばよいか。
2)躁病相で初発する群(以下,M初発群と略す)とうつ病相で初発する群(以下,D初発群と略す)との間に性,発症時年齢,および家族歴の点で差異があるかどうか。
Affective disorderは躁病相の有無により,bipolar disorderとnon-bipolar depressionとに大別される。両者の間には遺伝的,臨床的,生化学的な差異が指摘されており,多くの研究でこの2分法が採用されている。
今回,我々はbipolar disorderにおいて以下の2点を検討したので,ここに報告する。
1)Bipolar disorderの診断確定,すなわちmania発現の時期は何回目の病相まで待てばよいか。
2)躁病相で初発する群(以下,M初発群と略す)とうつ病相で初発する群(以下,D初発群と略す)との間に性,発症時年齢,および家族歴の点で差異があるかどうか。
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