icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学28巻12号

1986年12月発行

文献概要

短報

一単科精神病院における高脂血症—その特徴,頻度および入院期間との相関

著者: 更井正和1 松永秀典2 漆葉成彦1 宮崎浄1

所属機関: 1大阪逓信病院精神科 2大阪府立病院精神神経科

ページ範囲:P.1381 - P.1383

文献購入ページに移動
I.はじめに
 血中脂質の値は,食事内容や食事量によって影響をうけ,例えば在米日系二世は国内居住者に比べて,著明な高値を示すことは周知の事実である。同様に,単科精神病院の入院患者は,長期間にわたって食事内容を管理されるという意味で特異な環境におかれており,血中脂質の値が一般人口と異なることが予想される。今回,著者らは一単科精神病院の入院患者の血中脂質の値を調べ,その特微を検討したので簡単に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?