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文献詳細

雑誌文献

精神医学28巻6号

1986年06月発行

文献概要

短報

バルプロ酸療法中の血中アンモニア濃度

著者: 久郷敏明1 細川清2

所属機関: 1国立療養所山陽荘病院神経科 2香川医科大学精神神経科

ページ範囲:P.709 - P.711

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I.はじめに
 Valproic acid(VPA)の副作用の1種として,最近肝障害を伴わない高アンモニア血症の存在が指摘されている2,11)。アンモニアは有害物質であり,この現象が広範に見出されるとすれば,臨床上重大な問題であろう。このたび,外来受診中のてんかん患者を対象に,血中アンモニア濃度を測定したので,結果を簡単に報告しておきたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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