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研究と報告
分裂病者の絵画の描画形式と臨床像との相関について—その1.分裂病者の絵画の描画形式と形式分析における多次元尺度解析法の応用
著者: 須賀良一1
所属機関: 1新潟大学医学部精神科
ページ範囲:P.1057 - P.1065
文献購入ページに移動数量化分析の結果,正常者の絵は狭い範囲に分布したが,分裂病者の絵は一部正常者の分布と重なるものの,多くは離れた広い範囲に分布した。そこで正常者の絵を正常群として一括し,分裂病者の絵を,正常者の密集中心からの距離によって近い順に,A群・B群・C群と群別化して,対象絵画を正常群・A群・B群・C群という4描画パターン群に分類した。
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