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混沌のなかの曙光—第2回日本精神衛生学会
著者: 吉川武彦1
所属機関: 1東京都立中部総合精神衛生センター
ページ範囲:P.340 - P.340
文献購入ページに移動 「……多局面の『心の健康』が今日ほど求められる時代はないといえよう。……したがって『心の健康』あるいは『健康な生き方』という精神衛生の基本的な課題を探求する場が必要と考える。……こうした時代の要請に応えるべく,それぞれの専門家(心理・社会・医学のみならず,保健,看護,社会福祉,教育など,相談に携わる人々)が対等な立場で共通なテーマを討論し,研究する学会(日本精神衛生学会設立趣意書)」として,昭和60年11月に発足した本学会の第2回大会が,昭和61年11月14,15日の両日,千葉県市川市で開催された。
この学会は設立趣意書にもあるように,多領域に亘る実践者を主体としたものであるだけに,その動向は極めて興味深くみられている。第1回大会の企画の段階から,「学会は一部の研究者だけのものに止めず,『開かれた』ものにしたい」という論議があり,第2回大会もこの線に沿うかたちでプログラムが組まれていた。
この学会は設立趣意書にもあるように,多領域に亘る実践者を主体としたものであるだけに,その動向は極めて興味深くみられている。第1回大会の企画の段階から,「学会は一部の研究者だけのものに止めず,『開かれた』ものにしたい」という論議があり,第2回大会もこの線に沿うかたちでプログラムが組まれていた。
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