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短報
Respiratory Dyskinesiaの1症例
著者: 阪本淳1 早坂啓1
所属機関: 1宮城県立名取病院
ページ範囲:P.433 - P.435
文献購入ページに移動I.はじめに
抗精神病薬の長期服薬に関連して出現するtardive dyskinesiaの症状の一つで,横隔膜などの呼吸筋の不随意運動により呼吸困難,不規則な呼吸促迫,胸内苦悶感などをきたすrespiratory dyskinesiaに関する報告1〜6,8,10)は,これまでのところ数少ない。筆者らは最近,躯幹筋群の粗大なmyoclonusに伴ってrespiratory dyskinesiaを呈した1症例を経験したので報告する。
抗精神病薬の長期服薬に関連して出現するtardive dyskinesiaの症状の一つで,横隔膜などの呼吸筋の不随意運動により呼吸困難,不規則な呼吸促迫,胸内苦悶感などをきたすrespiratory dyskinesiaに関する報告1〜6,8,10)は,これまでのところ数少ない。筆者らは最近,躯幹筋群の粗大なmyoclonusに伴ってrespiratory dyskinesiaを呈した1症例を経験したので報告する。
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