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研究と報告
遅発性ジスキネジア可逆例の10年経過と抗精神病薬の投与量および加齢との関連について
著者: 八木剛平1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部精神神経科教室
ページ範囲:P.481 - P.486
文献購入ページに移動初回発症後にNLPが減量された12名中3名は無症状で経過し,7名には軽微な症状が再発してもそれ以上悪化することはなかったが,中高年に達した残り2名では,NLPの減量後および小量・短期再投与後に,TDが再発して非可逆性になった。一方NLPが増量された4名中3名が死亡し,生存者1名のTDは再発して非可逆性になった。
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