文献詳細
展望
文献概要
I.はじめに
視床と視床枕の出血によって,Hyperasthesieと強烈な疼痛furchtbarer Schmerzがおこることが,Edinger(1891)23)によってはじめて記述され,かかる症候はその後,DejerineとRoussy(1906)19)によって視床症候群le syndrome thalamiqueとしてまとめられた。
その後,視床症候群は中枢性疼痛(自発痛)の中枢として,Wilson(1927)100)やDavisonとShick(1935)18)によってくわしく論述されている。島田(1972)87)も,偏側性自発痛を中心とした視床障害と思われる5症例につき,その身体図式障害について主に考察している。
視床と視床枕の出血によって,Hyperasthesieと強烈な疼痛furchtbarer Schmerzがおこることが,Edinger(1891)23)によってはじめて記述され,かかる症候はその後,DejerineとRoussy(1906)19)によって視床症候群le syndrome thalamiqueとしてまとめられた。
その後,視床症候群は中枢性疼痛(自発痛)の中枢として,Wilson(1927)100)やDavisonとShick(1935)18)によってくわしく論述されている。島田(1972)87)も,偏側性自発痛を中心とした視床障害と思われる5症例につき,その身体図式障害について主に考察している。
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