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文献詳細

雑誌文献

精神医学29巻8号

1987年08月発行

研究と報告

精神分裂病における精神病症状消退後の虚脱状態(第2報)—虚脱状態長期持続者と短期回復者の比較検討

著者: 三野善央1 牛島定信2

所属機関: 1高知医科大学公衆衛生学教室 2福岡大学医学部精神医学教室

ページ範囲:P.807 - P.815

文献概要

 抄録 精神分裂病における精神病症状消退後の虚脱状態(postpsychotic collase,PPC)長期化の要因を明らかにするために,PPC長期持続群8名と短期回復群8名を比較検討し,以下の結果を得た。
 1)PPC長期持続群は,短期回復群に比較して神経症症状で発病するものが多く,またPPCに神経症症状を随伴する者が多かった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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