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文献詳細

雑誌文献

精神医学29巻9号

1987年09月発行

展望

精神科領域におけるデキサメサゾン抑制試験の臨床的意義—第3回

著者: 星野仁彦1

所属機関: 1福島県立医科大学神経精神科

ページ範囲:P.918 - P.932

文献概要

Ⅵ.デキサメサゾン抑制試験の病態生理学的意義
 前述の如く,デキサメサゾン抑制試験(DST)は,視床下部-下垂体-副腎皮質系(HPA-axis)の機能を調べる検査として開発されたものであるが,種々の精神疾患でDSTの異常が見い出された場合,疾患の病態生理とどのように関連づけるかについてはまだ不明な点が少なくない。本章では,主に感情障害を中心として,下垂体ホルモンや脳内monoamineなどとの関連性からDSTの病態生理学的意義について触れてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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