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文献詳細

雑誌文献

精神医学29巻9号

1987年09月発行

短報

Familial Restless Legs Syndromeの1家系

著者: 柳澤延憲12 加藤隆1

所属機関: 1北海道立向陽ケ丘病院 2岩見沢市立総合病院精神科

ページ範囲:P.1009 - P.1011

文献概要

I.はじめに
 Restless Legs Syndrome(以下RLS)は,就床時主に下腿に不快な異常感覚が出現し,睡眠障害を来すことで知られている。Ekbomによる命名5)以来広く注目され,遺伝負因に関する研究もされているが,本邦での家族発症に関する報告はほとんどされてきていない。
 今回当科において4世代にわたる家系中9名がRLSを呈する家族発症例を経験したため,症候論を中心に報告するとともに,RLSが高頻度にnocturnal myoclonus(以下NM)を合併するという見地から若干の考察を加える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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