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文献詳細

雑誌文献

精神医学3巻10号

1961年10月発行

研究と報告

小児分裂病の急性症状と身体意識

著者: 阪本正男12 松岡和子12

所属機関: 1大阪市大神経科教室 2阪本病院

ページ範囲:P.853 - P.858

文献概要

 1)小児分裂病徴候論を展望して,対人関係・自閉傾向を論じたものと,身体意識の変容を主として扱つたものがあることをのべた。
 2)急性分裂病の症例をあげ,その身体意識の変容が急激に一過性におこることをBender Gestalt Testその他の投影技術を用いて示した。
 3)異つた学問的,社会的立場にある先進者たちが,記述した種々の徴候群が同一の患者に一過性につぎつぎとあらわれることもありうることを明らかにした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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