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研究と報告
いわゆる非定型精神病の一群の診断と分類に関する調査
著者: 高橋三郎1 飯田英晴1 藤縄昭2
所属機関: 1滋賀医科大学精神医学講座 2国立精神・神経センター精神保健研究所
ページ範囲:P.1107 - P.1113
文献購入ページに移動結局,いわゆる非定型精神病の概念について,ICD-10案に準じる現代的な考え方と,Kleist-Leonhard派からの伝統的な考え方があることがわかったが,この2つの方向性は,回答者をはっきり2群に分けるほどではなく,かなりの者が,この2つの方向を適宜取り込んでいることが示された。数量化3類による分析でも,病型分類における各カテゴリーの組み合わせ方に,この2つの方向を混合した考えのあることが推測された。
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