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文献詳細

雑誌文献

精神医学30巻11号

1988年11月発行

短報

バルプロ酸ナトリウム徐放剤KW-6066 Nの臨床治験

著者: 川原隆造1 竹下久由1 挾間秀文1 竹下研三2 林永祥3 西川清方3 北川達也4 西田政弘5 釜瀬春隆5 笠木重人6 高倉廣喜7

所属機関: 1鳥取大学医学部神経精神科教室 2鳥取大学医学部小児神経科教室 3鳥取大学医学部神経内科教室 4国立療養所西鳥取病院 5松江赤十字病院精神科 6国立療養所松江病院小児科 7島根整肢学園

ページ範囲:P.1237 - P.1240

文献概要

I.はじめに
 バルプロ酸ナトリウム(D剤とする)は最も有用な抗てんかん剤のひとつである。他の抗てんかん剤に比し半減期が短く速効性である反面,血中濃度が不安定で一定の治療効果を保つことが困難な場合がある。D剤のこのような欠点を克服するために,バルプロ酸ナトリウムの徐放剤KW-6066N(K剤とする)が開発されることになった。D剤とK剤の比較試験を行いK剤の治療効果,安全性,有用性について検討したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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