文献詳細
文献概要
研究と報告
アルコール依存症の予防と治療的介入—教育的,集団療法的アプローチ
著者: 宮里勝政12 山城厚生1 杉本好行1 野田和男1 荒田真理子1 久田志津代1
所属機関: 1静岡県精神衛生センター 2浜松医科大学精神神経科
ページ範囲:P.537 - P.545
文献購入ページに移動集団の特性:1)集団の凝集性はまず助言者側と自助団体指導者とその家族との間に形成され,新規参加者へと拡大した。2)適正飲酒からアルコール依存症まで広範囲の対象を含む。3)専門性の異なる多職種の関与が内容を豊かにする。4)教育セッションは知識の賦与,自由討論への導入,助言者側の積極的姿勢強化をもたらす。5)自由討論セッションでは集団療法的展開がみられる。
掲載誌情報